ライダーの投票で決まる「2018年全国絶景道ランキング」を『BikeJIN』が発表

公開日 : 2018年03月05日
最終更新 :
「2018年全国絶景道ランキング」
「2018年全国絶景道ランキング」

日本には数多くの観光道路がありますが、今、人気を集めている観光道路はドコなのでしょうか。ドライブやツーリングに最適な春がもうすぐやってきます。そこで、今回は、バイク雑誌『BikeJIN』が発表した「2018年全国絶景道ランキング」を紹介します。読者ライダーの投票16,272票をもとに集計されたランキング結果です。ドライブやツーリングに役立つ「2018年全国絶景道ランキング」をご覧ください。

1位 阿蘇パノラマライン(熊本県)

1位 阿蘇パノラマライン(熊本県)
阿蘇の雄大な自然 ©iStock

阿蘇パノラマラインは、熊本県阿蘇市と阿蘇郡南阿蘇村を結ぶ道路です。阿蘇五岳を中心に北側と南側からアクセスできる熊本県道111号阿蘇吉田線と坊中線、そして西側からアクセスできる県道298号阿蘇公園下野線の、3ルートで構成されています。

阿蘇パノラマラインには、その名の通り、内輪山から見えるカルデラ内のパノラマが一面に広がります。3ルートそれぞれが異なる趣きを持ち、阿蘇の雄大な自然を体感できる絶景道として人気を集めています。

カルデラ内のパノラマ ©iStock
カルデラ内のパノラマ ©iStock

2位 やまなみハイウェイ(大分・熊本県)

2位 やまなみハイウェイ(大分・熊本県)
九州随一のワインディング・ロード ©iStock

やまなみハイウェイは、大分県由布市と熊本県阿蘇市を結ぶ道路です。九州随一、日本でも指折りのワインディング・ロード(曲がりくねった道)として知られ、多くのツーリング愛好家から絶大なる支持を得る絶景道です。

やまなみハイウェイは、全長約59キロメートルにもおよぶ長いルートで、道中の至る所に絶景ポイントが点在します。くじゅう連山を望むロングストレートや、緑の絨毯が広がる牧草地帯、そして雄大な阿蘇山と走る者を飽きさせません。

緑の絨毯が広がる牧草地帯 ©iStock
緑の絨毯が広がる牧草地帯 ©iStock

3位 ビーナスライン(長野県)

3位 ビーナスライン(長野県)
美ヶ原高原へ続く道路 ©iStock

ビーナスラインは、長野県茅野市と美ヶ原高原を結ぶ道路です。山肌を縫うようにレイアウトされたビーナスラインからは、茶臼山や三峰山、霧ヶ峰など日本アルプスの名峰をはじめ、天気がよければ富士山を望むことができます。

ビーナスラインは、全長約76キロメートルにもおよび、本州のほぼ中央にある八ヶ岳中信高原国定公園の高原地帯をゆったりと巡るように設計されています。ビーナスラインの沿道には、ファミリー層が楽しめる観光施設も充実しています。

天気がよければ富士山も ©iStock
天気がよければ富士山も ©iStock

4位 知床横断道路(北海道)

4位 知床横断道路(北海道)
エゾシカに出合うことも ©iStock

知床横断道路は、北海道羅臼町と斜里町結ぶ道路です。特に、知床連山の尾根筋にあたる知床峠付近は、ドライブ、ツーリングコースとして人気が高く、7月下旬でも山々に残る白雪が知床の絶景を引き立てます。

知床横断道路は、全長約24キロメートルにおよび、11月上旬から4月下旬あたりまでの冬期間は降雪などにより閉鎖されています。初夏を迎えると、知床横断道路沿いでは、知床の大自然に暮らすエゾシカに出合うこともあります。

5位 瀬戸内しまなみ海道(広島・愛媛県)

5位 瀬戸内しまなみ海道(広島・愛媛県)
芸予諸島の島々を7つの橋で結ぶ ©iStock

瀬戸内しまなみ海道は、広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ道路です。全国でも珍しい架橋ルートとして知られ、西瀬戸自動車道、生口島道路、大島道路の3つの道路からなります。ドライブ、ツーリングをしながら、幾重にも浮かぶ瀬戸内海の多島美を楽しむことができます。

瀬戸内しまなみ海道は、全長約60キロメートルにおよび、瀬戸内海に浮かぶ芸予諸島の島々を7つの橋で結びます。「サイクリストの聖地」としても知られ、瀬戸内しまなみ海道を舞台に国際的なサイクリング大会も開催されています。

いかがでしたか。「2018年全国絶景道ランキング」のトップ5は、阿蘇パノラマライン、やまなみハイウェイ、ビーナスライン、知床横断道路、瀬戸内しまなみ海道でした。6位以下のランキングは、『BikeJIN』2018年4月号でご確認ください。

筆者

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