遺跡や史跡フォトスポットも満載!グアムの主都・アガニア散歩のすすめ

公開日 : 2018年07月07日
最終更新 :
筆者 : りひゃん
7色の虹が架かるアガニア湾
7色の虹が架かるアガニア湾

ハッファデイ~!(チャモロ語でこんにちは)。グアム観光で外せないスポットと言えば主都・アガニア。グアム政府機関や弁護士事務所など、多くのオフィスビルが立ち並び、きれいに整備された街です。アガニアには、ビル群に紛れてさまざまな観光スポットがあります。徒歩で移動できる距離にあり、しかも興味深い史跡なども多いのです。グアム・アガニア散歩におすすめの観光スポットを紹介します。

グアム島民にカトリック教徒が多い理由が「スペイン広場」

グアム島民にカトリック教徒が多い理由が「スペイン広場」
白亜で直線的な建物が美しい教会はアガニア地区のシンボル

グアム・アガニアの代表的な観光地として、「スペイン広場(Plaza de Espana)」があります。かつての戦争で、グアムはスペインに333年間占領されます。この時代を「スペイン統治時代」と呼んでいます。1958年にグアムに初めて建てられたカトリック教会「聖母マリア大聖堂(Dulce Nombre de Maria Cathedral-Basilica)」は、スペイン文化の名残です。

グアムの歴史を勉強できる「グアムミュージアム」が完成

グアムの歴史を勉強できる「グアムミュージアム」が完成
本を広げたようなユニークな形をした建物

完成してまだ日が浅い「グアムミュージアム(Guam Museum)」は、「スペイン広場」の向かいにあります。グアムの歴史や遺跡などが、多数展示されています。展示エリア以外にも、館内には、ミーティングなどに使える多目的ルームや最先端のオーディオ・ビジュアル技術を搭載したシアターなどがあります。また、ギフトショップもありますので、グアムらしいおみやげ選びにも最適です!

スペイン総督夫人が来客をおもてなしした「チョコレートハウス」

スペイン総督夫人が来客をおもてなしした「チョコレートハウス」
スペイン人の造る建物は、かわいいデザインが多いのも特徴

「スペイン広場」の一角にある「チョコレートハウス(Chocolate House)」は、スペイン総督夫人が来客をチョコレートドリンクでもてなしたことで、その名が付いたのだそう。「まぁ、なんてかわいい名前!」と多くの人が思いますが、戦時中のエピソードということを忘れてはいけません。

多くの謎が残る神秘的な巨大遺跡「ラッテストーン」

多くの謎が残る神秘的な巨大遺跡「ラッテストーン」
キノコのような形をした「ラッテストーン」

古代遺跡がある「ラッテストーン公園(Latte Stone Park)」は、「スペイン広場」から歩いて3分ほどの場所にあります。グアム島内のアメリカ空軍基地で発見され、同公園に移設されたそうです。不思議な形をしたこの遺跡は、かさの部分を「タサ」、石柱部分を「ハリギ」と呼ぶのだそうです。「高床式住居の土台部分」という説がもっとも有力ですが、未だに真相は解明されていない、多くの謎に包まれた神秘的な巨大遺跡です。

シレナ像がなんとも美しい「サン・アントニオ橋」

シレナ像がなんとも美しい「サン・アントニオ橋」
年に一度、赤い花をつける木「ファイヤーツリー」が色どりを添えます

スペイン提督マニュエル・ムロによって建設された「サン・アントニオ橋(San Antonio Bridge)」は、かつてアガニア川にかかっていた古い橋です。サンゴ岩でできたアーチが特徴的な橋は、そのふもとにシレナ像が建っています。シレナとはチャモロ語で人魚という意味を持ち、昔話や伝説などによく登場します。

アガニアをジャックする「アーティスティックな巨大壁画」

アガニアをジャックする「アーティスティックな巨大壁画」
グラデーションの背景が美しい、グアムの鳥ココバードの巨大壁画

ここ数年、アガニアの街の景色が少しずつ変化しています。グアムを象徴する「アーティスティックな巨大壁画」が、突如として街のあちらこちらに現れたからです。こちらの巨大壁画は、グアムのココス島に生息するココバードという鳥を、ダイナミックに描いたアート。レストラン「マーメイド・タバーン&グリル」の奥にあるビルに描かれています。近年、この巨大壁画を目当てに観光するツーリストの方がぐんと増えました。写真映えしますので、フォトスポットとしてもおすすめです!

いかがでしたか。グアムの主都・アガニアは、徒歩で観光できる、見どころ満載なエリアです。グアムを訪れたら、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。

筆者

グアム特派員

りひゃん

グアム在住7年目のフリーランスライターです。5歳になる娘の子育てをしながら、グアム生活満喫中!

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