【オーストラリア 旅の最新事情】新クルーズでゴールドコーストの運河沿いの見どころめぐり

公開日 : 2022年06月22日
最終更新 :
運河沿いをクルーズするのもゴールドコーストの楽しみのひとつ
運河沿いをクルーズするのもゴールドコーストの楽しみのひとつ

2022年8月初旬、いよいよ成田からジェットスターのゴールドコースト便が再開されます。これを記念してジェットスターでは「飛べ飛べオーストラリア」特別運賃を提供中。新しいホテルや新しい見どころ、新しいアトラクションも増えたゴールドコーストで、今注目のクルーズを紹介します。

運河を行ったり来たり……乗り降り自由のHOPOフェリー

運河を行ったり来たり……乗り降り自由のHOPOフェリー
1時間に1本ほどのスケジュールで運航するHOPO

これまでもホエールウオッチングクルーズなどを行っていたシーワールドクルーズが、さまざまなクルーズを運航するようになりました。中でも注目はサーファーズパラダイス~シーワールド間のブロードウオーター、ネラング川運河を定期的に行ったり来たりするHOPOフェリー(ホップオン・ホップオフ・フェリー)。

解説はもちろんおしゃべりも好きな船長さん
解説はもちろんおしゃべりも好きな船長さん

途中乗り降りできるのは、新しい美術館スポットのHOTA(ホーム・オブ・ジ・アートHome of the Art)、マリーナミラージュ、ブロードウーター・パークランド、シーワールド。運航中は運が良ければ船の近くにイルカが現れることもあるそうです(筆者乗船時にもイルカが現れましたが、ちょっと遠くて写真が撮れませんでした)。また運河沿いはゴールドコーストを代表する超高級住宅地。自宅に船着き場を持ちヨットやジェットスキーなどを係留していることもあるほど。クルーズ中に船長さんが
「あそこはジャッキー・チェンがゴールドコーストへやってくると滞在する家だ」
みたいな解説もしてくれます。普段あまり見ることのない運河から眺めるゴールドコースト。ぜひ楽しんでみてください。

このカラフルな建物がギャラリー/右:ルーフトップバーでランチを食べながら景色を楽しむ
このカラフルな建物がギャラリー/右:ルーフトップバーでランチを食べながら景色を楽しむ

HOPOフェリーでぜひ訪れたいのが美術館のHOTA。カラフルな建物のギャラリー、シアターなどをもつ本館、そして屋外シアターからなる施設。ギャラリーにはゴールドコーストにちなんださまざまなアートが展示してあり、無料で見学できるのでおすすめ。また最上階にはルーフトップバーがあり、日中はランチを、夜はカクテルなどを楽しむ地元の人で賑わっています。ルーフトップバーからの、サーファーズパラダイスの高層ホテル&コンドミニアムを眺めはなかなかの絶景です。

マーケットに出店しているたこ焼き屋さん
マーケットに出店しているたこ焼き屋さん

また日曜午前中はHOTAの建物の周りにマーケットがたちます。野菜や果物などを売るファーマーズマーケットから、ベーカリー、カフェ、食べ物屋台までギャラリー見学ついでに立ち寄るのもおすすめ。クイーンズランド州南部ではこのマーケットだけというたこ焼き屋さんなども出ています。

●HOPOフェリー
・URL: https://hopo.com.au/

●HOTA
・URL: https://hota.com.au/

サイトシーング・ディナークルーズも地元で大人気

サイトシーング・ディナークルーズも地元で大人気
ディナークルーズはゆったり気分で食事と夜景観光ができる

シーワールド発着で、HOPOフェリー同様にブロードウオーター、ネラング川運河を夜間にクルーズ。ディナーはブッフェ形式でシーフードやお肉、野菜など種類も豊富で味もなかなか。しかもクルーズ中はライブミュージックも入って雰囲気もいい……そうしたポイントが受けて、地元の人たちが記念日によく乗船するといいます。クルーズは約2時間30分で、途中デッキから眺めるサーファーズパラダイスの夜景は見事。ゴールドコースト滞在中のディナーの新しい楽しみ方としておすすめです。

●シーワールドクルーズ
・URL: https://vrcb.experienceoz.com.au/en

旅のバイブル「地球の歩き方」ガイドブック

オペラハウスのあるシドニー、歴史ある美しい街メルボルン、世界遺産の海と森ケアンズ、珠玉のビーチが続くゴールドコースト、世界遺産ウルル(エアーズロック)。これらオーストラリアの魅力的な街や大自然を自由自在に楽しむノウハウが満載。本書を片手に、さあ、感動あふれる大陸へ出かけよう。

※当記事は、2022年6月22日現在のものです

TEXT: 『地球の歩き方ガイドブック オーストラリア』編集担当 伊藤伸平   
PHOTO: 伊藤伸平 

〈地球の歩き方編集室よりお願い〉
渡航についての最新情報は下記などを参考に必ず各自でご確認ください。
◎外務省海外安全ホームページ
・URL:https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html
◎厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について
・URL:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

筆者

地球の歩き方書籍編集部

1979年創刊の国内外ガイドブック『地球の歩き方』の書籍編集チームです。ガイドブック制作の過程で得た旅の最新情報・お役立ち情報をお届けします。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。