【ドイツ・ベルリン 旅の最新事情】ドイツ国内やEUからの観光客で賑わうベルリンの今を現地在住者がレポート(前編)

公開日 : 2021年08月20日
最終更新 :
ベルリンの歴史の象徴、ブランデンブルク門
ベルリンの歴史の象徴、ブランデンブルク門

新型コロナウイルス発生当初より、徹底した感染予防措置を行なったドイツ。飲食店は2020年11月から約7ヶ月間、休業するかテイクアウトのみの営業でした。また、ロックダウン時は食料品関係と薬局しか開いてなかった時期もありました。ワクチン接種促進と感染症対策の努力が実ったのか2021年6月から状況は良くなり、飲食店は通常営業しています(店内に座る場合はワクチン接種証明、または新型コロナウイルス陰性証明の提示が必要、テラス席はそれらの証明は不要)。今回はドイツの首都、ベルリンの今を現地在住のコントラバス奏者 高橋徹がレポートします。

飲食店の営業再開やホテルの観光客受け入れが再開

飲食店の営業再開やホテルの観光客受け入れが再開
マスク着用義務のない屋外の様子

ベルリンでは屋内と公共交通機関内は、医療用マスク着用義務があり、罰則があるので注意が必要。しかし屋内と公共交通機関内以外(公園などの屋外)は医療用マスク着用が義務付けられていません。
コロナによる規制が緩和して飲食店が営業再開し、ホテルも観光客を受け入れを可能となり、2ヶ月が経ちましたが、感染拡大はしておらず、コロナによる再規制は行われていません。

テラス席であればワクチン接種証明または陰性証明の提示が不要
テラス席であればワクチン接種証明または陰性証明の提示が不要

現在、医療用マスク着用義務がない公園や街角では、マスクなしの日常を見ることができます。
街にたくさんある公園でも規制緩和前は距離を置くことが義務付けられ、夜間外出禁止、アルコール禁止、たくさんの厳しい規制がありましたが、今のベルリンには穏やかな景色があります。

ベルリンに来たら、ベルリンっ子と同じ目線で過ごしてほしい

ベルリンに来たら、ベルリンっ子と同じ目線で過ごしてほしい
夏はテラス席が人気

ベルリーナはテラスに座ってのんびりするのが大好き。特に今は夏なので、テラス席を求めて美味しい生ビール、ワイン、またはコーヒーを楽しんでいます。ベルリンの中では特にミッテ、シャルロッテンブルク、プレンツラウワーベルクというエリアがおすすめです。

ドイツに来たら絶対食べたいソーセージ
ドイツに来たら絶対食べたいソーセージ
ベルリンに来るならマーケットの日程をチェック
ベルリンに来るならマーケットの日程をチェック

ベルリンでは広場や道に曜日ごとにマーケットが出現します。テイクアウトできる料理を出すお店が軒を連ねるので、ぜひそこでベルリンの庶民の味を楽しんでみては?また、何よりそこに集う人々を眺めたり、広場に面したテラスに座ったりして、ベルリンに来たのならばベルリンっ子と同じように過ごしてみてください。ネットやガイドブックからではわからない、ベルリンの良さを肌で感じられるはずです。

後編ではオススメエリアのカフェを詳しく紹介しています。
・URL: https://news.arukikata.co.jp/column/travel-info/Europe/Germany/BERLIN/146_712609_1629448458.html

※当記事は、2021年8月4日現在のものです

テキスト・撮影:高橋徹
▼プロフィール
1980年からベルリン在住のコントラバス奏者で40年にわたりオーケストラや室内楽で活動、日本でも2011年から毎年公演を行っている。アンペルマン日本大使としてベルリンと日本の橋渡し役も担っている。
◎オフィシャルブログ
・URL: https://toruberlin.exblog.jp/
◎著書:『アンペルマンブック』日本版(郁文堂)
・URL: https://www.ikubundo.com/book/9784261073263

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◎厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について
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筆者

地球の歩き方書籍編集部

1979年創刊の国内外ガイドブック『地球の歩き方』の書籍編集チームです。ガイドブック制作の過程で得た旅の最新情報・お役立ち情報をお届けします。

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