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パリ観光で外せないシャンゼリゼ大通りの魅力

2019年10月24日

「あなたの欲しいものは何でも揃ってる」と謳われるシャンゼリゼ大通り。全長2kmほどの通り沿いにはマロニエとプラタナスの美しい並木が続き、クリスマスの華やかなイルミネーションでもよく知られています。「世界一華やかな並木道」と名高いシャンゼリゼ大通りをゆっくりと散歩してみましょう。

シャンゼリゼ大通りについて

歩行者天国の「シャンゼリゼ大通り」

●シャンゼリゼ大通りとは
シャンゼリゼ大通りは、凱旋門からコンコルド広場にいたる総距離1910mの大通りです。ゆったりと広い歩道の両側に並ぶのは高級ブティックやテラスを張り出したカフェ。革命記念日(7月14日)のパレードやツール・ド・フランスのゴール、クリスマスのきらびやかなイルミネーションでも知られ、1年を通して観光客やパリジャンたちの姿が絶えないパリきっての目抜き通りでもあります。2016年からは、毎月第1日曜に歩行者天国が実施されており、普段は車が走っている通りの真ん中を歩くことができます。

≫≫≫エッフェル塔と並ぶパリのシンボル。凱旋門の観光ポイント

1890年に撮影された「シャンゼリゼ大通り」©iStock

●シャンゼリゼ大通りの歴史
17世紀の中頃、アンリ4世妃マリー・ド・メディシスがチュイルリー宮殿の庭園から延びる道を並木道にしたいと考えたのが、シャンゼリゼ大通り誕生のきっかけです。16世紀まで野原と沼地しかなかったこの場所の整備を担当したのは、ヴェルサイユ宮殿の造園で知られる天才造園家アンドレ・ル・ノートルでした。

≫≫≫一度は行ってみたい! 世界一豪華(!?)なヴェルサイユ宮殿の魅力

並木道がエトワール広場(現在のシャルル・ド・ゴール広場)まで延ばされ、「シャンゼリゼ」と命名されたのは18世紀初頭のこと。「シャンゼリゼ」とは「エリゼの野」という意味。ギリシア神話に登場する楽園から名が取られました。

パリの都市改造を行ったナポレオン3世の時代から、シャンゼリゼはシックでエレガントな通りに生まれ変わってゆきます。その後、ラグジュアリーブランドからカジュアルブランドまでさまざまなブティックやレストランが並ぶ商業地区となり、パリをイメージする場所のひとつとして、世界に知られるようになりました。

シャンゼリゼ大通りへの行き方

凱旋門からコンコルド広場方面へ歩く人々 ©iStock

●シャンゼリゼ大通りの場所
シャンゼリゼ大通りは、パリの町でも比較的西側にある凱旋門を起点として、コンコルド広場までをつないでいます。

シャンゼリゼ大通りは平坦に見えますが、実は緩やかな坂道になっています。凱旋門からコンコルド広場に向かって下り坂になっているので、凱旋門から歩き始めるほうが疲れないかもしれません。

ホームドアが設置されたFranklin D.Roosevelt駅

●最寄り駅・行き方
最寄り駅はメトロ①②⑥号線とRERのⒶ線のシャルル・ド・ゴール・エトワール(Charles de Gaulle Etoile)駅、メトロ①号線のジョルジュ・サンク(George V)駅、メトロ①⑨号線のフランクリン・デ・ローズヴェルト(Franklin D. Roosevelt)駅です。凱旋門から歩き始めるならシャルル・ド・ゴール・エトワール駅が最寄りとなります。



シャンゼリゼ大通りのおすすめスポット

「コンコルド広場」から「凱旋門」を望む ©iStock
街路樹が連なるシャンゼリゼ大通り。「コンコルド広場」の先には「ルーブル宮」が ©iStock

シャンゼリゼ大通り界隈には見逃せない観光スポットがいくつかあります。まずシャンゼリゼ大通りの西側の起点にある凱旋門。ナポレオンの命によって造られたこの門の屋上からは、コンコルド広場まで真っすぐ延びるシャンゼリゼのすばらしい眺めが広がります。

シャンゼリゼ大通りの中間地点にあるロータリー、ロン・ポワン・デ・シャンゼリゼからコンコルド広場までは、街路樹の連なる気持ちの良い散歩道になっています。

1900年のパリ万博のメイン会場だった「グラン・パレ」
印象派の作品の展示も見逃せない「プティ・パレ」

この散策路とセーヌ川に挟まれた緑地帯の一角に、1900年のパリ万国博の会場として建てられたグラン・パレとプティ・パレがあります。現在グラン・パレ内にはグラン・パレ国立ギャラリーがあり、毎年4~5回、質の高い企画展を開催しています。プティ・パレはパリ市立美術館となっており、モネやセザンヌなどの印象派の作品も展示しています。プティ・パレは常設展だけなら入場無料、内装も美しいのでぜひ入ってみてください。

エリゼ宮のシャンゼリゼ側の門にあるフランスのシンボル「雄鶏」

シャンゼリゼ大通りを挟み、グラン・パレとプティ・パレの反対側、高級ブティックが軒を連ねるフォーブール・サントノレ通りには、1874年以来フランスの大統領官邸となっているエリゼ宮があります。一般には公開されていませんが(9月の第3土・日曜のヨーロッパ文化遺産の日のみ公開)、入口には護衛兵が控え、ほかとは違う雰囲気が感じられます。

夜は一層華やかになるシャンゼリゼ大通り

夜の「凱旋門」と「シャンゼリゼ大通り」 ©iStock

昼間のシャンゼリゼも美しいけれど、せっかくパリに来たのだったら、シャンゼリゼ大通りの夜景もぜひ見ておきたいもの。夕暮れから明かりが少しずつともり始め、昼とは違った幻想的な日没後の雰囲気の通りを歩けます。

おすすめの時間は夕方から夜にかけて。日没少し前からシャンゼリゼ大通りを歩けば、夕暮れに染まるパリの町と光のともるシャンゼリゼ大通りを楽しめます。日没時刻は季節によってかなり変わるので注意が必要です。夏の日没は21:00を過ぎてからで、夜景が見られるのは22:00以降。冬は17:30頃には日が暮れ、夜の時間が長くなります。

凱旋門もライトアップされ、その屋上からは光り輝くパリの町が望めます。シャンゼリゼ大通りには車のライトが連なり、まるで光の帯のよう。ライトアップされたシックでエレガントなシャンゼリゼを楽しんでください。

シャンゼリゼ大通りを撮影するには、中央に数ヵ所ある横断歩道の真ん中、信号の所で撮るのがいいけれど、場所によっては次の信号の光が写り込んでしまいます。光の具合を確かめながら撮りましょう。ただし、交通量が多いので、車と接触しないよう十分に注意してください。

シャンゼリゼ大通りはWi-Fiが無料ですし、撮った写真をSNSにアップしたくなるかもしれませんが、スマートフォンの盗難が相次いでいるので、周囲には十分注意を払ってください。

イルミネーションでより華やぐクリスマス

クリスマスの華やかなイルミネーション(2018年)

クリスマスシーズン(11月下旬~1月10日頃)には、パリの広場や大通りはイルミネーションに照らされ、ブティックのショーウインドーにはクリスマスの飾りが施されます。フランス語で「ノエル」と呼ばれるクリスマスにはパリの町全体がクリスマス仕様となり、光輝きます。なかでも最も華やかなのがシャンゼリゼ大通り。歩道の並木に照明が取り付けられ、きらめく光のプロムナードとなります。

パリの冬の日没は早く、夜は寒さが厳しいので、防寒対策の準備を。シャンゼリゼ大通りなどの繁華街は夜遅くまで人通りが多く、治安面はそれほど心配しなくても大丈夫。ただ人が多い分、スリなども紛れているので、注意が必要です。

チュイルリー公園のクリスマスマーケット

普段は企画展示場として使われるグラン・パレにスケートリンクが設置されたり、コンコルド広場とルーヴル美術館に挟まれたチュイルリー公園ではクリスマスマーケットが開かれたりと、クリスマスにはさまざまなイベントが行われます。ぜひプログラムをチェックして、この季節ならではのパリを楽しんでください。

■クリスマスマーケット、イルミネーションの日程(2019)
・URL: https://en.convention.parisinfo.com/travel-trade/christmas-markets/

シャンゼリゼ大通りでショッピング

世界中からファンが押し寄せる「ルイ・ヴィトン本店」

凱旋門からロン・ポワン・デ・シャンゼリゼまではショッピングゾーンとなっており、ラグジュアリーブランドやカジュアルブランドのさまざまなブティックが連なっています。

なかでも大人気なのは「ルイ・ヴィトン」の本店で、世界中からファンが押し寄せています。2019年3月にはデパート「ギャラリー・ラファイエット・シャンゼリゼ」がオープン。商品のセレクトはもちろん、写真映えするおしゃれな内観も話題となっています。

シャンゼリゼの新名所「ギャラリー・ラファイエット・シャンゼリゼ」
吹き抜けになった贅沢な空間が特徴の「ギャラリー・ラファイエット・シャンゼリゼ」

ブランドショッピングを楽しみたいなら、シャンゼリゼ大通りからセーヌ川に向かって延びるモンテーニュ大通りがおすすめです。フレンチブランドからヨーロピアンブランドまで高級ブランド店がズラリと並びます。

■ルイ・ヴィトン Louis Vuitton
・住所: 101, av. des Champs-Elysées 8e
・URL: https://fr.louisvuitton.com/fra-fr/homepage/

■ギャラリー・ラファイエット・シャンゼリゼ Galeries Lafayette Champs-Elysées
・住所: 60, av. des Champs-Elysées 8e
・URL: https://www.galerieslafayettechampselysees.com/

夜遅くまで開いているのがうれしい「セフォラ」

コスメなら、フランス全土に支店をもつ大型チェーン店「セフォラ」へ。有名ブランドからお手頃価格のオリジナル商品まで幅広く揃っています。シャンゼリゼ大通り店は、日曜も夜遅くまで営業しているので、お土産探しにも便利です。

パリの主要地区なら必ず見つかる「モノプリ」(2018年12月撮影)

スーパーの大手チェーン「モノプリ」もあります。食料品から雑貨まで、ひととおり何でも揃い、ロゴの入ったオリジナル商品などを手頃な値段で買えます。シャンゼリゼ店は2018年にリニューアルし、お土産にぴったりなパリグッズやお菓子が充実しています。

■セフォラ Sephora
・住所: 70-72, av. des Champs-Elysées 8e
・URL: https://www.sephora.fr/

■モノプリ Monoprix
・住所: 52, av. des Champs- Elysées 8e
・URL: http://www.monoprix.fr/

シャンゼリゼ大通りのカフェ

周囲のイルミネーションもきれいな「フーケッツ」(2018年12月撮影)

シャンゼリゼ大通りの歩道は幅が広く、カフェのテラス席が張り出され、華やかな雰囲気を醸し出しています。

なかでも有名なのは、シャンゼリゼ大通りとジョルジュ・サンク大通りの角という一等地にある「フーケッツ」。1899年創業の老舗カフェで、フランスの権威ある映画賞、セザール賞の受賞パーティが開かれることでも有名です。シャンゼリゼの華やかさの象徴ともいえる存在で、世界のセレブリティたちからも愛されています。2019年3月、「黄色いベスト運動」と呼ばれるデモの参加者の一部が暴徒化し、放火されて炎上、しばらく閉店していましたが、7月に再開。以前と変わらないにぎわいを取り戻しています(写真は、2018年12月に撮影。2019年の黄色いベスト運動のデモ開催時に損害を受けてしばらく休業、改修後7月に再開したため、外観が少し変わっている可能性があります)。

■フーケッツ Fouquet’s
・住所: 99, av. des Champs-Elysées 8e
・URL: https://www.hotelsbarriere.com/fr/paris/le-fouquets.html

目移りして選べない……「ラデュレ」のスイーツ 

マカロンで知られる1862年創業の老舗パティスリー「ラデュレ」も、シャンゼリゼを代表する店のひとつです。大通りに面したこの店は、サロン・ド・テとレストランも備えており、朝早くから夜遅くまでオープンしているので、観光の合間、ランチやティータイムに利用できます。奥にはカウタースタイルの「ル・バー」があり、限定スイーツやカクテルも楽しめます。

■ラデュレ・シャンゼリゼ Ladurée Champs- Elysées
・住所: 75, av. des Champs-Elysées 8e
・URL: https://www.laduree.fr/

「ピエール・エルメ」と「ロクシタン」がコラボ! ©86 Champs – Matthieu Salvaing

シャンゼリゼ大通りの「ラデュレ」の反対側には「ピエール・エルメ」と「ロクシタン」がコラボした「キャトルヴァン・シス・シャン」があります。ここでしか買えない限定商品のあるブティックでおみやげを買ったり、サロン・ド・テでスイーツとドリンクを楽しめます。

■キャトルヴァン・シス・シャン86 Champs
・住所: 86, av. des Champs-Elysées 8e
・URL: https://www.86champs.com/

まとめ

パリの第一歩は「シャンゼリゼ大通り」からがおすすめです ©iStock

「世界一美しい通り」と称されるシャンゼリゼ大通り。凱旋門、エッフェル塔、ルーヴル美術館も近く、観光プランにうまく組み込んで、優雅な並木道の散歩を楽しんでください。

≫≫≫フランス・パリのエッフェル塔を100%楽しむ完璧ガイド

TEXT:オフィス・ギア
PHOTO:オフィス・ギア、加藤亨延、iStock

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地球の歩き方 ガイドブック A07 パリ&近郊の町 2019年~2020年版

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地球の歩き方編集室
定価:本体1,700円+税
発行年月: 2019年05月
判型/造本:A5変並製
頁数:500
ISBN:978-4-478-82343-9

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