初心者必見！ ヘルシンキ・ヴァンター国際空港完璧ガイド（フィンランド）

ヘルシンキ・ヴァンター国際空港は、フィンランドの首都、ヘルシンキの北に位置するヴァンターにある空港です。1と2のふたつのターミナルを擁し、日々、世界各国の航空会社の便が乗り入れしています。

ターミナル1に発着する航空会社は、ルフトハンザ ドイツ航空、スカンジナビア航空などです。ターミナル2に発着する航空会社は、フィンエアー、日本航空などです。フィンエアーや日本航空は、日本とフィンランドを直行便で結んでいますので、日本人旅行客の利用頻度が高いのはターミナル2の方でしょうか。

到着ロビーエリアには、24時間オープンのスーパーマーケット「アレパ（alepa）」、さらには、両替所やATMの「オットー（Otto）」（オレンジ色の機械が目印）などが揃います。トイレは、到着ロビーを出てすぐの左手奥にあります。観光案内所は、ターミナル1と2の間の通路にあります。

続いて、ターミナル2、2階出発ロビーを案内しましょう。

チェックインは、エコノミークラスとそれ以外のクラスでは手続きが異なります。

エコノミークラスは、自動チェックイン機を利用し、自分でチェックインします。荷物タグを機械からとり、スーツケースに荷物タグを貼り、荷物を預ける一連の作業も各自で行います。ビジネスクラスとファーストクラスは、プライオリティー・カウンターでの有人対応になります。

セキュリティチェック（手荷物検査場）には、液体類は持ち込めません。ペットボトルなどの水は、事前に捨ててから検査を受けましょう。なお、小さなお子さま連れは、ファミリーゲートを利用することができます。

セキュリティーチェック（手荷物検査場）の前に、ここ（上の画像の場所）で免税手続き（タックス・リファンド）をすることができます。ターミナル2の2階出発ロビーエリアに、青色の「グローバルブルー」とオレンジ色の「プラネット」の2社があります。買い物をしたお店で渡された書類を見て、どちらの会社かを確認したら、それぞれで免税手続きを行いましょう。

なお、ヘルシンキ・ヴァンター国際空港で免税手続きができる場所は、2ヵ所です。この場所のほかに、パスポートコントロール（出国手続き）を終えた後にもう1ヵ所あります。

パスポートコントロール（出国手続き）を終え、免税店が並ぶエリアに入ると、免税手続き（タックス・リファンド）ができる場所があります（「グローバルブルー」と「プラネット」）。パスポートコントロールを終えてすぐ近く、通路にサインが出ていますので参考にしてください。

フライト前や乗り継ぎの合間に新たな癒しのスポットなっているのがこちら。壁にはフィンランドの都市の情報や現時刻＆天候が映し出され、大型スクリーンにはフィンランドの四季折々の大自然が映像で流れてリラックスできます。ぜひチェックしてみてください。

＜注意事項＞
●タックスフリーになる免税手続きは、2ヵ所でできます。
a：セキュリティーチェックに入る前（7:00～18:00 ）
b：パスポートコントロールを越えた後（13:00～23:00)
※手続きのできる会社は2社あり、青色が「グローバルブルー」、オレンジ色が「プラネット」です。

●新しくターミナルがオープンしたことにより、日本への直行便が運航される出発ゲートは40～50番台とターミナルのだいぶ奥になります。搭乗ゲートまで結構歩くため、フライト乗り遅れないように、時間に余裕を持って出発ゲートまで行くようにしましょう。

●空港内工事にともない、施設など随時アップデートされています。詳細は公式サイトを参考にしてください。
※記事情報は、2019年6月現在のものです。

いかがでしたか。フィンランドの空の玄関口、ヘルシンキ・ヴァンター国際空港を紹介しました。賢く利用して、フィンランドでのたくさんの思い出を作ってください。