サンフランシスコ国際空港から市内へのアクセス方法~サムトランズ(SamTrans:路線バス)編
アメリカ・サンフランシスコ国際空港からサムトランズ(SamTrans:郡営の路線バス)を使えば50~60分ほどで、サンフランシスコのダウンタウンに到着します。スーツケース1個程度なら比較的移動も楽で、何よりも運賃が安いのが魅力です。今回は、サンフランシスコ国際空港からサンフランシスコ市内中心部までもっとも安く行ける路線バスの利用方法を紹介します。
サムトランズ(SamTrans)とは!?
サムトランズ(SamTrans)は、サンフランシスコのダウンタウンとサンマテオ(San Mateo)など南部の各都市を結ぶ路線バスです。路線の途中にあるサンフランシスコ国際空港に立ち寄るため、世界各国の旅行客が利用します。
サンフランシスコは、物価が高くて、住んでる筆者たちも少しでも節約できるところは安く抑えたいと考えてます。当然、旅には予算があるでしょうから、どこにお金を使うかも重要なポイントでしょう。交通費をセーブするには、サムトランズ(SamTrans)のような路線バスの利用が有効です。
「時間がかかるのでは?」との声も聞こえてきそうですが、サンフランシスコ国際空港から市内中心部までは、サムトランズ(SamTrans)を使えば小一時間。路線バスだとローカルな気分も味わえて、それもまた楽しいです。
到着ロビーからサムトランズの乗り場へ
みなさんが国際便でサンフランシスコ国際空港に到着したことを想定して、国際線到着ロビーから案内をスタートしましょう。まずは、サムトランズ(SamTrans)の情報収集のため、インフォメーションブースを目指します。
インフォメーションブースでは、サムトランズ(SamTrans)の時刻表をもらいましょう。#292と#398の2路線の終点は、サンフランシスコのダウンタウンにあるセールスフォース・トランジット・センターになります。どちらかの時刻表を手に入れましょう。
次に乗り場に向かいます。とても小さな表示で見逃してしまいそうです。もし見つけられない場合は、「コートヤードA(Courtyard A)」はどこにあるのか、聞いてみてください。コートヤードAが、サムトランズ(SamTrans)の乗り場(停留所)になります。
サムトランズの乗り場(停留所)
どこに行くのか不安になってしまう、広告や宣伝のポスターがまったくないエスカレーターを降りて、地上階(レベル1)のコートヤードAに着きます。このエリアは、チャーターバスで移動する際に通ることはありますが、時折、空港職員が通りかかるだけでほとんど人はいません。
サムトランズの路線と乗り方
サムトランズ(SamTrans)のサンフランシスコ市内行き(Mission/1st ST行き=セールスフォース・トランジット・センター)のバスは、#292と#398の2路線です。
コートヤードAの停留所にバスが停車すると、バスドライバーは休憩を取りますが、ほどなくして戻ってきます。念のため、バスドライバーににサンフランシスコ市内に行くかを確認をしましょう。
サムトランズの運賃の払い方
前方の運転席横から乗車し、料金箱に運賃2.25ドルを入れます。プリペイドカードのクリッパー(Clipper®)を使うと2.05ドルです。なんと、サンフランシスコのミュニ(MUNI:地下鉄)より安いです。ここでは、両替やお釣りはありませんので小銭を用意しておいてください。
バス車内は、市中で運行されているバスと同じシートで、リムジンバスのようなラグジュアリーシートではありません。持ち込める荷物は、スーツケース1個程度なら問題ありません。自分で持ち運びできない大きさの物は乗車拒否となりますので、気を付けてください。
バスは、サンフランシスコ国際空港内のターミナル・コートヤードの停留所を周り、一般道に出ます。#292と#398のいずれのバスも、サンフランシスコ市内のミッション通りからは、各バス停留所に停まります。どちらのバスを使っても、サンフランシスコ国際空港を出発して約1時間でダウンタウンに到着します。
滞在ホテルがシビックセンター周辺の方は、9th ST、8th STでの下車が便利です。滞在ホテルがユニオンスクエア・パウエル駅周辺の方は、5th ST、4th STでの下車が便利です。
サンフランシスコ国際空港へ行く場合(帰路)
サンフランシスコ国際空港からサンフランシスコ市内に行く場合は、2.25ドル(クリッパー:Clipper®なら2.05ドル)ですが、サンフランシスコ市内から空港へ行く場合は、4.00ドル(クリッパー:Clipper®なら3.60)となります。
いかがでしたか。アメリカ・サンフランシスコ国際空港から市内まで、サムトランズ(SamTrans)を使った移動方法を紹介しました。スムーズに移動して、サンフランシスコの旅をたっぷり楽しんでください。
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
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