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【インタビュー】シカゴ出身アーティスト、カート・パーシキーが語る!アートを通して伝えたいこと

2019年06月30日

これまで32都市で実現され、六本木アートナイトで日本初上陸となった『レッドボール・プロジェクト』は、アメリカ人アーティストのカート・パーシキーによる周遊型のパブリック・アートです。5日20日から5月26日までの約一週間、直径4.5mの巨大な赤いゴムボールが六本木の街を楽しませてくれました。今回は六本木アートナイトにて、シカゴで生まれ育ったというカートさんに作品や故郷についてお話を伺いました。

カート・パーシキー(Kurt Perschke)とは

写真:Brit Worgan

■カート・パーシキー(Kurt Porsche)
1968年米国シカゴ生まれ、ノースカロライナ州アシュビル在住。
幅広い年齢層の観客に新しい体験をもたらすことに焦点を当て、彫刻、コラージュ、公共空間を使った作品を制作しています。米国での受賞歴もある出展作『レッドボール・プロジェクト』は、18年間に渡り世界中の32都市で行われた周遊型のパブリックアート・プロジェクト。その他、ケイト・ウェア・カンパニーへのモダンダンスの舞台デザインなどを手がけています。
URL:https://www.redballproject.com

■六本木アートナイトとは
六本木の街を舞台に国内外のアートが集まり、街中にとけこむアートをみんなで楽しむことが出来るイベント。当日は各美術館やギャラリー、施設で開催されている展覧会の特別プログラムや、開館延長など連動企画も満載です。
六本木アートナイト公式サイト:http://www.roppongiartnight.com

インタビューその1:作品、六本木や世界の都市についての違い

森美術館コーン前の様子 写真:Brit Worgan

−今回初来日ですか?東京・六本木の印象はいかがですか?

実は今回のプロジェクトのリサーチが今年の2月にあり、その時初来日なので今回は2回目の日本の滞在になります。
六本木は新しく新鮮な印象があります。開発が色々進んでいて、パプリックな国立新美術館や、21_21 DESIGN SIGHTのような近代的なところから、通りをとおると小さな建物があったりして対照的なのが面白いと思いました。

−世界32都市で『レッドボール・プロジェクト』開催し、アジアでは台湾に次いで東京が2都市目となりましたが、アメリカやヨーロッパの都市とアジアの都市でのお客さんの違いはありましたか?

アジアのお客さんで面白いなと思ったのは展示に熱狂的に関わってくれるけど、その上シャイなのでその対局さが面白いと思いました。台北とか東京はシャイな国民性だからこそ、場所選びが重要でした。楽しんでもらえる触ってもらえるような場所を探すところなどをね。一方、アメリカはシカゴのように自分の生まれ育った場所だと、自分が客観的に物事を見ることは難しいです。
しかし、このプロジェクトの核になるものは喜びや驚きなので、各都市でそこに至る道のりこそ違うけれども、最終的には同じ場所に行き着くことがわかりました。

−今回のプロジェクトに秘めた思いは何ですか?赤くて柔らかいボールは強くありながらもしなやかさを感じられますが、なぜ巨大なレッドボールをアートに選んだのでしょう?

ボールを選んだのは直球でわかりやすいものだからです。子供から大人まで遊べるものとしてボールがありますよね。赤というのは愛やエネルギーを象徴する情熱的な色で人々を惹きつけます。パブリックなスペースに赤いボールを置いて、人々の注目を集めたかったのです。お客さんに自ら体験してもらうために人を寄せ付ける要素を作りたかった。

インタビューその2:カート氏の故郷シカゴについてオススメの場所は?

アニッシュ・カプーア作「ザ・ビーン(The Bean)」

−最後に故郷のシカゴを旅行者におすすめするならどこを選びますか?

私にとってシカゴは水とのつながりが深いです。桟橋から眺める湖が特にお気に入り。シカゴの湖はまるで海のようなのです。

ミレミアムパーク内のパブリック・アートはアニッシュ・カプーアの「クラウド・ゲート(Cloud Gate)」や2つの巨大モニターが目を惹く「クラウン・ファウンテン(The Crown Fountain)」があるので是非訪れてみることをおすすめします。

「チェス・パビリオン」は長年チェスの愛好家が集まる場所で、建築と彫刻の両方の芸術作品でもあります。レッドボール・プロジェクトもこの場所で行ったんですよ。

シカゴでソウル・フードといえば、シカゴドッグです。思い出すのはデポール大学近くの「Demon Dogs(デーモン・ドッグ)」。今もあるといいんですけどね。(笑)
と話していましたが、現在は閉店してしまっているようでした。残念!

毎年六本木アートナイトでは、週末に真夜中まで楽しめるイベントやアートが目白押しです。来年の「することリスト」に入れてみるのはいかがでしょうか。

■ミレニアム・パーク(Millennium Park)
住所:201 E Randolph St, Chicago, IL 60602 USA
URL:https://www.chicago.gov/city/en/depts/dca/supp_info/millennium_park.html


■チェス・パビリオン(Chess Pavilion)
住所:Lakefront Trail, Chicago, IL 60610 USA

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