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オーロラ観賞はいつ行くべき?現地ガイドが教える、決めてしまう前にチェックするべきこと

2018年02月13日

オーロラ観賞は、多くの人にとっての「死ぬまでにしたい10の事」や「必ず見たい絶景」などにリストアップされているのではないでしょうか。ただし、いざ旅行計画を立てようと思った時にいつ行けば見ることができるの?という疑問にぶつかる方も多いのではないかと思います。そして、自然現象ゆえ、100パーセント見られるということが保証されていない状況で旅行計画を立てなくてはならない葛藤もあるでしょう。しかし、すべてが神頼みというわけでもなく、オーロラが見られる確率を上げる方法はいくつもあるのです。オーロラ観賞を計画する時のチェックポイントを紹介します。

オーロラがよく見えるオーロラゾーン

オーロラ観賞ができる場所として有名なのはイエローナイフやアラスカ、フィンランドなどの北欧が挙げられますが、これらのエリアは全て北緯60度から70度に位置するオーロラベルトと呼ばれる範囲にあります。

私が現在住んでいるホワイトホースもこの位置に属しますが、このように

北に位置する=寒い場所でしか見ることができない

というイメージから、オーロラは冬に見るという固定概念が日本では定着しているのではないかと思います。しかし実際は、オーロラは1年中発生しています。では、オーロラは1年中発生しているにも関わらず、なぜツアーが催行されていない時期が存在するのかを次に説明します。

●ここがポイント!
オーロラ観賞のメジャースポットは、イエローナイフ、アラスカ、北欧、ホワイトホースなど、北緯60度から70度に位置するオーロラベルトと呼ばれる所です。

オーロラ観賞に大切な暗さ

オーロラ観賞に重要な要素として、真っ先に天気が挙げられます。そのほかには、オーロラを観測するのに周りが充分暗いか、オーロラが発生するのに充分な太陽の活動が行われているかという2点が挙げられます。オーロラの活動は1年中行われているのにも関わらず、ツアーが催行されていない時期が存在する理由は、ここにあります。

先述した高い北緯に位置するエリアは、6月の夏至をピークに日照時間が20時間を超えるような白夜の期間に入ります。そのためオーロラ観賞に充分な暗さを得ることができず、ツアーを催行することができません。そのため、オーロラ観賞を検討している方は、まずオーロラを見ることができる「時期」を把握することが重要です。

●ここがポイント!
オーロラ観賞ができる時期は、観賞時に充分な暗さを得ることができる8月上旬から4月中旬までです。

写真うつりを左右する月明かり

まずはオーロラ観賞に大切な暗さについて少し話をしましたが、この暗さを得るためにもうひとつ重要な要素として、月の活動が挙げられます。普段あまり気にすることのない月明かりですが、暗い場所へ行くと思ったよりもその明かりは強く感じるものです。

ただ、満月だからと言ってオーロラが見られないわけではありません。月によって周囲が明るくなると、周りの景色がはっきりと見えるなど写真うつりが変わってきます。下記の写真を参考にしてみてください。

一方、月が出ていない新月などの時は、同じカメラの設定でも周りの風景などは暗く、オーロラが強調されるような写真の仕上がりになることが多いです。

●ここがポイント!
月の明るさによってオーロラ写真の仕上がりが変わります。

オーロラの発生に影響する太陽活動

天気、暗さと合わせて重要な要素として太陽活動が挙げられます。2017年9月上旬、日本でも太陽フレアの活動が数十年に一度の大きさだとニュースになっていましたが、いわゆるこのことです。オーロラは、太陽フレアが地球大気圏にある微粒子とぶつかることによって発生すると言われています。

太陽活動は28日周期です。たとえば2017-2018シーズンですと、9月上旬あたりから28日周期を計算すると、だいたい月に1回くらい太陽活動が活発になる時期を割り出すことができます。こういった太陽周期や新月満月などの月齢、さらにオーロラ観賞に行ってみたいエリアの平均降水日数などを調べてみるとよいでしょう。この3点を踏まえ旅行計画を立てると、よりオーロラに出合う確率が高くなるかもしれません。

●ここがポイント!
オーロラ観賞に重要な3要素は、天気、暗さ、太陽活動です。

いつ、どこに観に行くのがおすすめ?

私自身がホワイトホース在住ということもあり、ここからは、ホワイトホースでのオーロラ観賞におすすめの時期を紹介します。

まず、オーロラ観賞に適した時期は、8月中旬から9月上旬までの約4週間です。ズバリこの時期がベストシーズンと言ってもよいでしょう。ホワイトホースの年間訪問者数の約9割は、夏シーズンの6~9月ごろにアウトドアなどを楽しみにやってきますが、上記の期間であればオーロラ観賞も合わせて楽しむことができます。

日中はキャンプグラウンドで釣りやカヌーを楽しみ、夜は焚き火を囲みキャンプをしながらオーロラを待つ、そんな体験をしてみたくはありませんか?

また、その期間の中でも8月下旬ごろであれば紅葉なども楽しむことができ、ホワイトホースのいいところをすべて体験できます。

何より、寒さを気にせずオーロラ観賞ができるというのがおすすめの最大の理由でもあります。過去5年のこの期間の平均最低気温は6.8度で、服装も手持ちのもので充分対応が可能です。また冬は湖が凍っていて見ることができない逆さオーロラを見ることができるのも夏シーズンならではです。

私自身、このホワイトホースの1番にぎわっている時期を一人でも多くの日本人に見てもらいたいという理由から、ツアー企画販売を始めました。オーロラの下でキャンプをするというツアーは日本ではまだ誰も販売しておらず、今後ひとりでも多くの方にこの圧倒的なホワイトホースの魅力を体感して欲しいと思います。


■ アウトドア・ベース・ホワイトホース(Outdoor Base Whitehorse)
・URL: https://www.outdoorbase.ca/

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