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まるでアラジンの世界!必ず訪れたいシェイク・ザイード・グランド・モスク

2018年04月16日

シェイク・ザイード・グランド・モスク(Sheikh Zayed Grand Mosque)は、アラブ首長国連邦でもっとも大きいモスクです。アラブ首長国連邦の首都アブダビにあり、大きさ、美しさ、建設に関わった人の数と何をとっても世界レベルを誇ります。今回は、アラブ首長国連邦に来たらぜひとも立ち寄ってほしいシェイク・ザイード・グランド・モスクを紹介します。

シェイク・ザイード・グランド・モスクとは!?

2007年に竣工されたシェイク・ザイード・グランド・モスク

シェイク・ザイード・グランド・モスクは、アラブ首長国連邦の首都アブダビにあるモスクで、伝統的なイスラム様式と近代的な建築技術を用いて造られました。2007年に竣工され、世界最大のペルシア絨毯が敷かれたことでも有名です。

そもそも、「モスク」とはイスラム教徒の礼拝堂を意味しますが、シェイク・ザイード・グランド・モスクは異教徒であっても入ることができるため、旅行者にとっても外せない人気スポットになっています。実は、世界有数の観光地であるドバイからもスムーズにアクセスできます。アクセス方法は、記事の最後で紹介します。

シェイク・ザイード・グランド・モスクの由来は?

青空とのコントラストがすばらしい

シェイク・ザイード・グランド・モスクは、アラブ首長国連邦の初代大統領で、このモスクの建設を指示したシェイク・ザイード・ビン・スルタン・アル・ナヒヤーン(Shaikh Zayed Bin Sultan Al Nahyan)氏にちなんで名付けられました。

アブダビやドバイなど7つの首長国からなるアラブ首長国連邦は、今や「世界最大の◯◯」を多く保有し、一大観光国として知られていますが、その歴史は浅く、1971年12月2日に建国された比較的若い国なのです。

シェイク・ザイード・グランド・モスクは、1996年に着工し、2007年に完成しました。残念ながら、モスクの名前の由来ともなったシェイク・ザイード・ビン・スルタン・アル・ナヒヤーン氏は、2004年に他界したためモスクの完成を見ることはありませんでした。ただ、このモスクで最初に執り行われた儀式が、シェイク・ザイード・ビン・スルタン・アル・ナヒヤーン氏の葬儀であったというのも有名な話です。

シェイク・ザイード・グランド・モスクの見どころ

手彫りであしらわれた花柄の大理石

こちらは礼拝堂に続く廊下です。1,000を越える廊下の柱には、花柄の大理石が手彫りであしらわれ、赤とも青とも決められない調和のとれた色彩が、真っ白のモスクを彩ります。この手彫りの手法は16世紀のイタリアのもので、柱そのものはアラブ首長国連邦に多く生息するパーム(ヤシの木)をイメージしたそうです。

初代大統領として強い意志と未来を見据える鋭い洞察力をもつシェイク・ザイード・ビン・スルタン・アル・ナヒヤーン氏は、モスク建設にあたり「unites the world(世界をひとつに)」をスローガンに掲げ、世界中から人、モノ、技術を集め、このモスクの建設を目指しました。

イタリア、ドイツ、モロッコ、トルコ、中国、イギリス、ニュージーランド、ギリシャ、そしてアラブ首長国連邦の3,000人以上の技術者、38の建設会社が携わり、長持ちする美しい素材という点にもこだわったそうです。

モスク内部に敷かれたペルシャ絨毯
世界最大のペルシャ絨毯

次の見どころは、モスク内部にあるシャンデリアとペルシャ絨毯です。ペルシャ絨毯は世界最大の手縫いペルシャ絨毯といわれ、モスク内部の約5,700平方メートルに敷き詰められています。

イスラムの円形模様が描かれたデザインの作成に8ヵ月、縫製には1,200人が参加して、およそ1年かかりました。70%がウール、30%がコットンでできており、裸足でモスクに入るとひんやりととても気持ちがよいです。

また、モスクの入口には世界的にも大きい12トンのシャンデリアが待ち構えています。所どころにスワロフスキーが施され、とにかくキラキラと眩しいことこのうえありません。

モスクを彩るシャンデリア
イスラム教を感じるコーラン

大理石の柱や大きなシャンデリアに圧倒されますが、このほかにも見どころはたくさんあります。モスクの内部には、礼拝時に使用する説教台、経典、そして、壁には、イスラム教の神アッラーの99の美名も描かれています。

これらを見ると、自分がイスラム教の礼拝堂にいることに気づかされます。ここへ来る観光客の宗教はそれぞれでしょうが、観光客がイスラム教の何かを撮影したり、眺めたりしている光景に違和感を覚えません。このモスクは、他宗教をすうっと受け入れているようにも見え、そのような光景が美しく思えます。

モスクを訪れる際は服装に注意

モスクを訪れる際には服装の規定にご注意ください。女性は、髪の毛を見せることや手足が隠れない服装は禁止されています。自前の服が規程とは違う場合、モスク入場前にアバヤ(イスラム教徒の女性が身につけている衣装)の無料貸し出しをしてもらいましょう。

あらかじめ手足の隠れる服装なのであれば、手持ちのスカーフを頭に巻いて入場することも可能です。風でスカーフが外れ髪の毛が見えてしまうと、すかさずセキュリティの職員から注意を受けるほど、モスク内での服装遵守は最低限のエチケットです。男性も、半ズボンの場合は、カンドゥーラ(イスラム教徒の男性の衣装)を貸してくれます。

シェイク・ザイード・グランド・モスクおすすめの訪問時間

夕刻のシェイク・ザイード・グランド・モスク

シェイク・ザイード・グランド・モスクを訪れるおすすめの時間は夕刻です。太陽が沈む頃のオレンジ色の光が差し込むモスクと、太陽が沈み、写真のように紫の色合いに変わるモスクの姿は、まさに息を呑むような美しさです。まるでディズニー映画『アラジン』に出てくるワンシーンのようです。

また、19:00前後(季節により異なります)に行われる、Maghribという祈りの時間は特におすすめです。祈りのアナウンスを聞きながら、この絶景を眺めることができますので、ますます神秘的な体験になるでしょう。

シェイク・ザイード・グランド・モスクへのアクセス方法

伝統的なイスラム様式と近代的な建築技術が合わさったモスク

●アブダビ内からモスクまで
タクシーを利用するのがよいでしょう。たとえば、もう1つの人気観光地でもあるエミレーツパレス(EmiratesPalace)から20分ほどで到着します。エミレーツパレスは、黄金のカプチーノが飲めることでも有名な高級ホテルです。

●ドバイからモスクまで
ドバイから、高速バスでアブダビ中央バスステーション(Abudhabi Central Bus Station)まで行き、そこからタクシーでモスクへ向かいます。ドバイには、アブダビ行きの高速バス乗り場がふたつあります。

ひとつは、ドバイの旧市街近くにあるアルグバイバ駅(Al Ghubaiba Bus Station)、もうひとつは、世界一美しいスターバックスがあるといわれるイブンバトゥータモール駅(Ibn Battuta Mall Station)です。

アブダビ中央バスステーション(Abudhabi Central Bus Station)までは1時間30分から2時間15分ほどで到着します。そこから20分ほどかけてタクシーでシェイク・ザイード・グランド・モスクに向かいます。

高速バスは大型で、車内はとても清潔です。片道25AED(約750円)です。タクシーは片道65AED(約2,000円)ほどです。木曜の夕刻は、特に渋滞しやすいため、時間には余裕をもつことをおすすめします。

■ シェイク・ザイード・グランド・モスク(Sheikh Zayed Grand Mosque)
・住所: Sheikh Rashid Bin Saeed Street, 5th St. Abu Dhabi U.A.E.
・URL: https://www.szgmc.gov.ae/en/Home

いかがでしたでしょうか。シェイク・ザイード・グランド・モスクは、アブダビにあるというだけでドバイ旅行者には遠く感じ、一日フリータイムのある日でさえ後回しにされるとも聞きます。実際は、半日あれば往復が可能です。ここでしか体験できない壮大なイスラム教の空間を、ぜひ自身の目で見て、肌で感じてみてください。

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