ストーブ馬車に乗って白銀の世界を遊覧!薪ストーブで温まりながら公園巡り(青森県三沢)

公開日 : 2017年11月26日
最終更新 :

深々と積もる雪で辺り一面が白銀の世界へと化す青森県三沢。白の濃淡だけで描かれる不思議な世界は、絶景の名にふさわしい珠玉の一幕です。「星野リゾート 青森屋」は、この絶景を活かした雪のまちならではの公園巡りを実施しています。ほかではなかなか体験できない雪の公園巡りができる「ストーブ馬車」をご紹介します。

公園巡りができるストーブ馬車

公園巡りができるストーブ馬車
ストーブ馬車で巡る白銀の世界

公園巡りができる「ストーブ馬車」とは、「星野リゾート 青森屋」が実施しているアクティビティです。三沢を中心とする青森県南部地方はかつて名馬の産地として知られ、馬文化が発展してきたエリアです。そこで、この地に根づく馬文化を体験してもらおうと、「星野リゾート 青森屋」は公園を巡る馬車を毎朝運行しています。冬季になると「ストーブ馬車」が運行され、車内にある薪ストーブでじんわり温まりながら、白銀の世界を遊覧できます。


「星野リゾート 青森屋」ストーブ馬車
住所:青森県三沢市字古間木山56(MAP)
期間:2017年12月2日~2018年4月2日
時間:9:00~、9:30~、10:00~、10:30~、11:00~
所要時間:1周 約20分
対象:宿泊者限定
料金:大人1200円、小学生1000円、未就学児700円、3歳未満無料(税・サ込)
公式サイト

冬季限定で運行する「ストーブ馬車」の車内には、この度、青森の伝統工芸品「八幡馬(やわたうま)」の形をした薪ストーブが新登場し、乗客を楽しませています。八幡馬の形をしたどことなくかわいらしいフォルムは、馬車内の温度だけでなく見る人の心までじんわりと温めてくれるようです。八幡馬のお腹の部分に薪をくべ、背中ではスルメを炙ることができるんですよ。

青森の伝統工芸品「八幡馬(やわたうま)」

青森の伝統工芸品「八幡馬(やわたうま)」
赤い馬と黒い馬で二体一対の八幡馬

「八幡馬(やわたうま)」は、宮城県仙台地方の「木下駒(きのしたこま)」、福島県三春地方の「三春駒(みはるごま)」と並ぶ、日本三駒のひとつです。名馬の産地として知られていた青森県南部地方に昔から伝わる伝統工芸品です。いずれも馬の形をした木製の郷土玩具です。「八幡馬」は、いつ、誰が作り始めたのかは諸説ありますが、はっきりとしたことはわかっていません。胸部や腹部に見られる巧みな曲線が「八幡馬」の特徴です。

じゃわめぐ広場に巨大な八幡馬灯篭

じゃわめぐ広場に巨大な八幡馬灯篭
約3メートルの高さを誇る巨大八幡馬灯篭

八幡馬の薪ストーブと同時に「巨大八幡馬灯篭」も登場します。約22万坪の敷地面積を誇る「星野リゾート 青森屋」の一角「じゃわめぐ広場」に現れたのは、3メートルの高さを誇る「巨大八幡馬灯篭」。赤い馬と黒い馬が二体一対となって並びます。ねぶたのまちらしく、暗闇を悠然と照らす提灯は、一見の価値あり。青森県南部地方にゆかりのある菊の模様と煌びやかな色彩に視線が釘づけです。

青森屋限定!冬の3大鍋が登場

青森屋限定!冬の3大鍋が登場
りんご3個を使った「たんげりんご鍋」

「星野リゾート 青森屋」では、寒い冬にぴったりの青森屋限定鍋をご用意しています。おすすめはインスタ映え必至の「たんげりんご鍋」。なんと、やや薄めにスライスされたりんごが花模様のように鍋一面を彩る新感覚のお鍋です。「たんげ」とは青森地方の方言で、「たくさん」を意味します。りんご3個分、文字どおりりんごをたくさん使った少し辛めのみそ味のお鍋です。ほかにも、トマトソースにホタテ、イカ、エビ、ヒラメ、カラス貝の5種類の魚介を煮込んだ「魚介の旨み鍋」や、タコの心臓や肺など食感の異なる20種類の内臓を煮込んだ「たこの道具鍋」がおすすめです。

5種類の魚介の旨みが溶け込んだ「魚介の旨み鍋」
5種類の魚介の旨みが溶け込んだ「魚介の旨み鍋」
たこの内臓を20種使った「たこの道具鍋」
たこの内臓を20種使った「たこの道具鍋」

いかがでしたか。白銀の公園を巡る「ストーブ馬車」と新感覚の「たんげりんご鍋」。どちらもこの時季、この土地ならではですよね。今年の冬は一路、青森に出かけてみてはいかがですか。

筆者

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