西表島も! 一生に一度は行きたい美しすぎるたけとみの島々のビーチ5選

公開日 : 2021年05月14日
最終更新 :
西表島の南風見田の浜
西表島の南風見田の浜

サンゴ礁に抱かれた八重山諸島に属する「たけとみの島々」は美景ビーチの宝庫!
どこまでも続く水平線と青色のグラデーションが目の前に広がる風景は、もはや異次元の世界。眺めているだけで、日常の煩わしさがどこかへ吹き飛んでしまう・・・・・・。

そんな、たけとみの島々の美しすぎるビーチの中から5スポットを、沖縄在住の島旅ライターが厳選してご紹介いたします♪

これぞ離島のキングオブビーチ! 竹富島「コンドイ浜」

これぞ離島のキングオブビーチ! 竹富島「コンドイ浜」
優しく淡い青の海が穏やかに佇む

竹富島に上陸したら、とにもかくにもまず直行してほしいのがこちら。
コンドイ浜は、たけとみの島々を代表する美景ビーチです。

波がほとんどなく穏やかなので、海水浴をするには最適。沖までずーっと砂地が続いていて、潮の満ち引きによって、その表情も変わります。潮が引いているときは、海の中に砂地が浮かびあがり、歩いて行くこともできますよ。

太陽が大海原に溶けていくような特別な瞬間にも出会える
太陽が大海原に溶けていくような特別な瞬間にも出会える

取材時に島の人が「コンドイ浜は夕景が一番きれい」と教えてくださいました。実際に夕方ビーチに行ってみると、サンセットが幻想的で美しかった~! 竹富島は西桟橋の夕景が有名ですが、こちらもぜひ眺めてみてください。

■コンドイ浜
・住所: 沖縄県八重山郡竹富町竹富
・アクセス: なごみの塔から自転車で約10分
・時間: 遊泳自由

野性的な海の姿に惚れる! 西表島「南風見田(はえみだ)の浜」

野性的な海の姿に惚れる! 西表島「<ruby><rb>南風見田</rb> <rp>(</rp><rt>はえみだ</rt><rp>)</rp></ruby>の浜」
自然のままの美しいビーチは静かでただ波の音だけが聞こえていた

西表島の東部の端っこにある南風見田の浜は、訪れる人も少ない静かなビーチです。

目の前には壮大な水平線。振り向けば背後には、濃い緑の西表島のジャングルという、離島ならではのダイナミックな自然の中にあるのがすばらしい! かなり男性的でワイルドなビーチなのです。
まるで無人島にいるような、こんな野性的な風景にはなかなかお目にかかれない!

ビーチ背後に広がるジャングル。キャンプ場はこの茂みの奥にある
ビーチ背後に広がるジャングル。キャンプ場はこの茂みの奥にある

海自体は波が高いので、海水浴にはあまり適さないと思います。訪れるときはじゅうぶんに注意して遊んでくださいね。浜辺のすぐそばにはキャンプ場もあります。

■南風見田の浜
・住所: 沖縄県八重山郡竹富町南風見田
・アクセス: 大原港から車で約10分
・時間: 遊泳自由

ハテルマブルーの美しさにため息。波照間島「ニシ浜」

ハテルマブルーの美しさにため息。波照間島「ニシ浜」
サンゴ礁が透けて見える波照間島周辺の海

日本最南端の島、波照間島。たけとみの島々の中でもとりわけ海の色が青く、「ハテルマブルー」とも称されています。

青い絵の具を溶かしたかのような鮮やかな色で、実際に目にするとしばし言葉を失います。このビーチに出会えるだけでも、がんばって南の果てまで来る意味がある!

ここでしか出会えないハテルマブルーの海
ここでしか出会えないハテルマブルーの海

ニシ浜は港からも近く、海水浴などもできるので、旅人でも利用しやすいビーチ。気に入りすぎたら、ビーチの近くの宿泊施設に泊まって、一日中ハテルマブルーと島時間を過ごすなんていうのも素敵ですよね。

■ニシ浜
・住所: 沖縄県八重山郡竹富町波照間
・アクセス: 波照間港から車で約5分
・時間: 遊泳自由

自然のままの姿を残す秘密のビーチ。鳩間島「屋良(やら)浜」

自然のままの姿を残す秘密のビーチ。鳩間島「<ruby><rb>屋良</rb> <rp>(</rp><rt>やら</rt><rp>)</rp></ruby>浜」
光と影のコントラストは美景ビーチの魅力のひとつ

西表島を経由してアクセスする鳩間島は、離島らしい手つかずの自然がいたるところに広がる素朴な島。たけとみの島々を愛するリピーターが、最終的にここに落ち着くともいわれる、魅力的な島でもあります。

そんな素朴な島内には、自然のままの姿を残すビーチがいくつかあるのですが、私のおすすめは屋良浜。濃い緑の南国の木々が生い茂る先に、キラリと光る海の青。これぞ、離島の海の美景!

ビーチをひとり占め! 木陰でのんびりする時間は最高のひととき
ビーチをひとり占め! 木陰でのんびりする時間は最高のひととき

集落から徒歩でアクセスできるのですが、その道中も離島感があふれていて素敵。野生のヤギに出くわすこともあるのだとか。

施設もなく人もほとんど訪れない自然のままのビーチですので、泳ぐときはじゅうぶんに気をつけてくださいね。

■屋良浜
・住所: 沖縄県八重山郡竹富町鳩間
・アクセス: 鳩間港から徒歩約10分
・時間: 遊泳自由

島の暮らしに寄りそうビーチ。小浜島「トゥマール浜」

島の暮らしに寄りそうビーチ。小浜島「トゥマール浜」
たけとみの島々随一の優しい色の海に癒やされる

小浜港から徒歩でもアクセスできるトゥマール浜。沖縄ではいちゃんだビーチとも呼ばれる、自然のままの何もないビーチなのですが、それが良い! 波が穏やかな浜辺には、いつも変わらずのんびりした時間が流れています。

海水浴をしたり、散歩をしたり、友達同士でおしゃべりをしにきたり。島の人は、暮らしの中でなにげなくこのビーチを利用しています。その飾り気のなさやビーチの優しい表情は、小浜島を体現しているなぁ、と個人的には思っています。

圧倒的な透明感。監視員が常駐してないので泳ぐときは気をつけて
圧倒的な透明感。監視員が常駐してないので泳ぐときは気をつけて

NHKの連続テレビ小説『ちゅらさん』でも、印象的なシーンで登場する島を代表するビーチ。小浜島を訪れたら、まずはここで思い切り深呼吸してほしい、そんな特別な場所なのです。

■トゥマール浜
・住所: 沖縄県八重山郡小浜
・アクセス: 小浜港から徒歩約10分
・時間: 遊泳自由

たけとみの島々への旅の相棒はこの一冊!

たけとみの島々を旅するなら、ぜひ参考にしてほしいのが『地球の歩き方JAPAN 島旅 たけとみの島々』。
日本中の島を紹介する『地球の歩き方JAPAN 島旅』シリーズの一冊です。たけとみの島々の基本情報はもちろん、遊び方や見どころから島の文化までわかりやすくまとめられているほか、旅の計画の参考になるモデルプランも充実。ビーチの情報も満載ですよ♪ 島旅ビギナーもリピーターも大満足の内容となっています。この本を片手に、たけとみの島々へ出かけませんか。

島旅たけとみの島々 編集担当:稲嶺 恭子

・・・・・・・・・・・・・・
★最新情報を確認してください
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、上記記事内で紹介した店舗において、プラン内容の変更や短縮営業、休業の可能性があります。最新情報は、公式ウェブサイトなどで確認してください。
・・・・・・・・・・・・・・

筆者

地球の歩き方書籍編集部

1979年創刊の国内外ガイドブック『地球の歩き方』の書籍編集チームです。ガイドブック制作の過程で得た旅の最新情報・お役立ち情報をお届けします。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。