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【2020年】袋田の滝!紅葉の見頃とライトアップ情報、路線バスでのアクセス方法、竜神大吊橋&花貫渓谷

2020年08月25日

茨城県北部、久慈郡大子町にある袋田の滝は日本三名瀑のひとつに数えられ、紅葉の名所として知られています。高さ120m、幅73mの大きさを誇る袋田の滝は、別名「四度(よど)の滝」とも呼ばれています。岩壁を四段に水が流れること、「四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣味わえない」と西行法師が賞賛したことなどによるものなのだとか。巨大な滝と紅葉のコントラストが美しい袋田の滝の紅葉の見頃とライトアップ情報、列車と路線バスを利用した現地へのアクセス方法と周辺観光スポットの竜神大吊橋と花貫渓谷を紹介します。

袋田の滝のビュースポット、第2観瀑台へ

第2観瀑台にはエレベーターで

袋田の滝に到着後、滝に通じるトンネルを数分歩くことになります。

袋田の滝では、第1と第2観瀑台というビュースポットから滝を見学することになります。第2観瀑台が高い位置から滝を見ることができるのですが、第2観瀑台に行くには階段ではなく、18人乗りの2機のエレベーターを利用することになるのです。このため、トンネル内にある第2観瀑台行きのエレベーターに乗るのに、筆者が訪問した際には20分待ち。紅葉時期の休日は、さらなる混雑が予想されます。時間に余裕をもっての訪問をおすすめします。

【注意】2020年の紅葉シーズンは第2観瀑台行きのエレベーターにおいて、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、乗車人数を減らしての運行となる可能性があります。このため、エレベーターの乗車までにかなりの時間がかかる可能性があります。

【絶景】袋田の滝と紅葉のコラボレーション!

エレベーターを降りると目の前には……

エレベーターを降りると目の前には……。紅葉の赤・黄色と滝のコントラストが見事な絶景が広がっています。14時頃が日当たりなどを考慮するとベストなタイミングなのだとか。筆者が訪問したのが、16時頃。日没寸前で、周囲の山に夕陽が遮られて、やや暗い雰囲気になってしまいましたが、それでも美しい光景でした。

トンネル越しの袋田の滝も絶景!

第1観瀑台からの眺めは……

エレベーターで下へ降りて、第1観瀑台へ。トンネルの明かり窓のような第1観瀑台へ進み出ると……。

下から見上げる袋田の滝も迫力満点で、息をのみます。第1観瀑台は滝壺がすぐ手前まで迫っていますので、写真で全景を入れるのが難しいぐらいです。水しぶきも少し飛んできます。

下から見上げる袋田の滝は迫力満点!
入口と第1観瀑台を結ぶトンネルの通路の明かり窓も絶景!

順路に沿って、袋田の滝を別の角度から見てみよう!

順路には川に架かる吊り橋も

第1・第2観瀑台での滝の見学を終えたら、次の見どころポイントへ。入口方向へ戻るように歩き、トンネルの途中で左へ分岐するポイントがあります。左へ曲がり、順路を進むと川に架かる吊り橋が見えてきます。

滝に突き出るように建てられている第1観瀑台

その吊り橋の上からの眺めです。先ほどまでいた第1観瀑台は、滝に突き出るように建てられていることがわかります。この場所で岸壁の頂上から滝壺までを撮影するには、「縦位置」が必須です。

ところで、袋田の滝は真冬に滝が全面凍結して氷の柱になることもあるそうです。全面凍結(完全凍結)した袋田の滝では、その氷の柱を上っていくアイスクライミングをする光景も見られるのだとか。ただし、近年は地球温暖化の影響で完全氷結までには至っていないようです。2012年以来、完全凍結になっていない冬の袋田の滝。この冬はどうなりますか。

袋田の滝の紅葉の見頃時期、ライトアップ、アクセス情報

冬に凍った袋田の滝も絶景 ©iStock

袋田の滝の紅葉は、例年11月中旬頃に見頃を迎えます。また、紅葉時期から冬期にかけての日没後には例年、ライトアップも行われます。ライトアップを見るなら周辺の袋田温泉などに宿を取ったほうがよいでしょう。ライトアップの実施期間・時間などの詳細は、大子町観光協会のホームページなどで確認してください。

次に、袋田の滝へのアクセス方法です。袋田の滝の最寄り駅は、JR水郡線の袋田駅です。袋田駅からは「滝本」行きの路線バスを利用し、終点の「滝本」で下車、徒歩数分のところに袋田の滝があります。紅葉の時期は袋田の滝周辺は渋滞でバスの運行に遅延が発生するかもしれませんので、余裕を持ったプランニングをおすすめします。なお、通常期は袋田駅から「滝本」バス停まで7分です。

東京方面からJR水郡線の袋田駅へのアクセスの場合、JR常磐線の特急「ひたち」あるいは「ときわ」号で水戸駅へ。水戸駅で、JR水郡線に乗り換えます。日帰りでも袋田の滝へ行くことは可能です。なお、JR水郡線と袋田駅からの路線バスの本数が少ないので、事前に時刻表を確認して、綿密なプランニングをするようにしましょう。

■袋田の滝(大子町観光協会)
・URL: http://www.daigo-kanko.jp/

また、袋田の滝の周辺では秋に「リンゴ狩り」ができるところもあります。さらに、ダム湖面からの高さが100mあり、歩行者専用として国内最大級(橋の長さ375m)を誇る竜神大吊橋や花貫渓谷といった紅葉の名所が袋田の滝の周辺にあります。

周辺観光スポット【1】竜神大吊橋の見どころ

長さ375m、ダム湖面からの高さが100mの竜神大吊橋

袋田の滝の周辺観光スポットとして有名なのが、竜神大吊橋です。

歩行者専用の竜神大吊橋は、奥久慈県立自然公園内の竜神峡に架かります。V字形の渓谷を流れる竜神川をせき止めてつくられた竜神ダムの上に架けられ、ダム湖面からの高さが100mもあり、歩行者専用の吊り橋として国内最大級(橋の長さ375m)を誇ります。

吊り橋を渡ると周囲が紅葉で色づく渓谷美に魅了されることでしょう。ただし、眼下をのぞくと足がすくんでしまうかも。また、吊橋には3ヵ所の「のぞき窓」があります。高さ100mからの眺めとスリルを味わってみてください。

橋の中央付近からバンジージャンプも可能!

さらに、竜神大吊橋ではバンジージャンプを楽しむこともできます。高さが100mの竜神大吊橋の上から湖面に向かってのジャンプはスリル満点。チャレンジしてみてはいかがでしょうか。なお、バンジージャンプ体験は事前予約がおすすめです。

■バンジージャパン(バンジージャンプの予約)
・URL: http://www.bungyjapan.com/

竜神大吊橋へのアクセス情報

橋の上からダム湖を見下ろすスリルを味わって

歩行者用の吊り橋としては日本でも有数の長さを誇る竜神大吊橋へのアクセス方法です。竜神大吊橋の最寄り駅は、JR水郡線の常陸太田駅となります。常陸太田駅(1番乗り場)から茨城交通の「入合」あるいは、「馬次入口」、「竜神大吊橋」行きの路線バスを利用し、「竜神大吊橋」で下車します。常陸太田駅から「竜神大吊橋」バス停までは約40分です。常陸太田駅から竜神大吊橋への路線バスの本数が少ないので、事前に路線バスの時刻表を確認して、綿密なプランニングをするようにしましょう。

JR水郡線の常陸太田駅へは東京方面からのアクセスの場合、JR常磐線の特急「ひたち」あるいは「ときわ」号で水戸駅へ。水戸駅でJR水郡線に乗り換えます。水郡線は茨城県の水戸駅と福島県の郡山駅を結ぶ路線ですが、途中の上菅谷駅で袋田駅(常陸大子駅、郡山駅)方面と常陸太田駅方面に線路が分かれます。水戸駅から常陸太田駅へ直通する列車がありますが、上菅谷駅で常陸太田駅行き列車に乗り換えが必要な場合があります。

さらに、東京駅あるいは、新宿駅から常陸太田駅入口バス停までの茨城交通の高速バスが運行されています。ただし、常陸太田駅入口バス停に夕方から夜にかけて到着する便(上りは朝から昼前後の出発)しかないので、日帰り観光には利用しにくいでしょう。

また、竜神大吊橋から周辺の紅葉スポットの花貫渓谷へ直通する公共交通機関はありませんが、袋田の滝へは茨城交通の路線バスを乗り継いで訪問することが可能です(月~土曜日のみ。日・祝日は不可)。「竜神大吊橋」バス停から「馬次入口」あるいは「入合」行きに乗車し、「馬次入口」で下車。常陸大子駅方面の路線バス「大子営業所」行きに乗車(約25分)し、途中の「袋田」バス停で下車。「袋田」バス停で「滝本(袋田の滝)」行きに乗り換え、終点の「滝本」バス停で下車します(約2分の乗車)。なお、「袋田」と「滝本」バス停間は約1.5㎞なので、乗り継ぎが悪い場合には両バス停間を徒歩で移動することも視野に入れてください。詳しくは、本記事の【図1】を参照のこと。

■茨城交通
・URL: http://www.ibako.co.jp/

なお、自家用車で竜神大吊橋へアクセスする場合には、以下の2通りの方法があります。ひとつ目は常磐自動車道の「那珂IC」から国道349号線を経由し、里美大橋を左折、県道36号線を進むルート。ふたつ目は常磐自動車道の「日立南太田IC」から国道293号線、国道349号を経由し、里美大橋を左折、県道36号線を進むルートです。どちらも最寄りのICから竜神大吊橋まで約40分です。

絶景とスリル満点の竜神大吊橋。周辺の観光スポットやアクセス方法などは、公式ウェブサイトで。

■竜神大吊橋
・URL: https://ohtsuribashi.ryujinkyo.jp/

袋田の滝と竜神大吊橋をセットで巡る日帰りモデルコース

紅葉時期の袋田の滝は、絶景 ©iStock

東京方面から袋田の滝と竜神大吊橋をセットで巡る場合の日帰りモデルコースを紹介します。自家用車であれば両スポットを巡るのは難しくありませんが、公共交通機関を利用すると難易度が上がります。以下では公共交通機関だけで両スポットを巡るモデルコースを紹介します。

なお、後述する花貫渓谷も含めた3ヵ所を同日に、公共交通機関だけで巡るのは難しいようです。

【図1】袋田の滝と竜神大吊橋をセットで巡る「月~土曜限定」日帰りモデルコース(2020年8月11日現在)

[ 注1 ]袋田バス停(Google MAPで場所を確認)での乗り継ぎ時間が3分となっており、交通渋滞でバスの遅延が発生すると、乗り換えができない可能性も。滝本と袋田バス停間は、徒歩(約1.5km、20分)での移動を推奨

★: 土曜限定の時刻(そのほかの時刻は、月~土曜共通)
__

上記【図1】は、公共交通機関だけで袋田の滝と竜神大吊橋をセットで巡る日帰りモデルコースとなります。ただし、この日帰りモデルコースの利用には、茨城交通の路線バスの乗り継ぎの成否がカギを握り、以下の点に注意してください。

【注意】
「月~土曜限定」利用で、「日・祝日は、利用不可」
※日・祝日は「袋田」と「馬次入口」バス停間の茨城交通の路線バスの運行がない

■茨城交通
・URL: http://www.ibako.co.jp/

なお、JR水戸駅やJR土浦駅、「つくばエクスプレス(東京の秋葉原駅発)」のつくば駅から袋田の滝や竜神大吊橋、花貫渓谷などの茨城県北部の紅葉の名所を巡る「秋の県北周遊バス」が2019年11月9日~11月23日まで運行されました。このようなツアーバスを利用する方法もおすすめです。2020年の運行の有無などについては、茨城県観光物産協会の「観光いばらき」ホームページなどで確認してください。

■秋の県北周遊バス(「観光いばらき」ホームページ)
・URL: https://www.ibarakiguide.jp/

__________

[ 注2 ]

★2019年10月12日の「台風19号」の影響について
2019年10月12日の「台風19号」豪雨によって、袋田の滝へのアクセス路線・JR水郡線(水戸駅~郡山駅)の運行に支障が出ています。袋田駅と常陸大子駅間の第6久慈川橋などが流出してしまうなど大きな被害が発生したためです。

JR水郡線は水戸駅~袋田駅間、常陸大子駅~郡山駅間での運行は再開されましたが、袋田駅~常陸大子駅間の運行再開には、相当の期間を要する見込みです。なお、上小川(袋田駅の水戸駅寄り、ひと駅前)駅~常陸大子駅間でバスによる代替輸送が行われています(2020年7月4日現在)。

水戸駅方面から袋田駅へは、水郡線の列車で直接アクセスできますが、郡山駅(常陸大子駅)方面からは袋田駅へ列車でのアクセスはできません。このため、郡山駅方面から袋田の滝(袋田駅)へ行く場合には、常陸大子駅から上小川駅行きの代替バスを利用することになります。この代替バスは袋田駅前には乗り入れませんが、袋田駅から約850m離れたところに臨時の「袋田駅入口」バス停が設けられています。

JR水郡線の運行状況や代替バスのダイヤなどは、以下でご確認ください。

■JR水郡線運行状況:
・URL: https://traininfo.jreast.co.jp/train_info/

■大子町観光協会
・URL: https://www.daigo-kanko.jp/

周辺観光スポット【2】花貫渓谷の見どころ

紅葉時の汐見滝吊り橋 (画像提供:茨城県)

もうひとつ、袋田の滝周辺の紅葉スポットを紹介します。ツアーバスなどでは、袋田の滝と竜神大吊橋に加えて、この花貫渓谷の3ヵ所を巡るツアーが多いようです。

花貫渓谷は花貫川に沿って、花貫ダムから名馬里ヶ淵(なめりがふち)、小滝沢キャンプ場に続く、美しい景観スポットです。

ツアーバスや自家用車の駐車場から徒歩約20分。花貫渓谷の紅葉のメインスポット「汐見滝吊り橋」に到着です。筆者が訪問した際は、約60mの長さの吊り橋の上は、たいへんな混雑。吊り橋と紅葉のコラボレーション、写真内に人を入れずにそれらを撮ることが難しいぐらい……。

汐見滝吊り橋の上からは、眼下に汐見滝や花貫川の清流を見ることができます。それほど川面から高い位置にある吊り橋ではないので、恐怖感はありませんでした。

花貫渓谷へのアクセス情報

混雑時(左)と下から見上げた汐見滝吊り橋(右)

花貫渓谷の最寄り駅は、JR常磐線の高萩駅です。「花貫渓谷紅葉まつり」期間中は、JR高萩駅から花貫渓谷駐車場行きの茨城交通のシャトルバスが運行されます。2019年は11月9日(土)、10日(日)、16日(土)、17日(日)の4日間限定の運行で、片道約25分。2020年の運行の有無(2020年度は運行しない見込み)などについては、茨城交通のホームページで確認してください。

■茨城交通
・URL: http://www.ibako.co.jp/

ところで、花貫渓谷から竜神大吊橋や袋田の滝へ直接アクセスできる公共交通機関はありません。花貫渓谷と竜神大吊橋や袋田の滝をセットで、1日で巡るには自家用車かツアーバスの利用となるでしょう。なお、花貫渓谷から常磐自動車道「高萩IC」までは自動車で通常時は約20分、竜神大吊橋へは約35分、袋田の滝へは約50分です(袋田の滝と竜神大吊橋間は約30分)。

■花貫渓谷(高萩市観光協会)
・URL: http://www.takahagi-kanko.jp/

≪ 花貫渓谷紅葉まつり中止 ≫
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2020年度の「花貫渓谷紅葉まつり」は中止になりました(2020年8月13日現在)。詳しくは、高萩市観光協会の公式ウェブサイトで。

北茨城の紅葉の名所、袋田の滝と竜神大吊橋、花貫渓谷。袋田の滝の紅葉の絶景を見ずして帰れません。時間があれば竜神大吊橋へ訪問、さらに自家用車で自由が利く場合には花貫渓谷を巡ればよいでしょう(筆者の個人的な見解)。北茨城の紅葉狩りプランの参考にしてみてください。

紅葉で美しさを増す袋田の滝。秋の北茨城へ、出かけてみませんか。

※初回掲載: 2018年11月02日

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★最新情報を確認してください
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、上記記事内で紹介した施設において、短縮営業や休業の可能性があります。最新情報は、各公式ウェブサイト(URL)などで確認してください。
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※当記事は、2020年8月13日現在のものです。

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