ココロとカラダにパワーチャージ!「むかつく半島ウェルネスリゾート」
日々の生活でココロもカラダもすり減ってる・・・。職場や住まいではない「日常ではないどこか」としての「第3の場所」が必要な時にオススメの場所を紹介します。山口県西部の日本海側にある長門市油谷地域です。「全国絶賛の温泉」「絶品料理」「深い文化」「絶景」「豊かな自然」・・・。「本当の田舎」「本当の豊かさ」を五感で感じ、「日々の疲れを癒す」「精神的に安定させる」「パワーチャージする」という段階を踏むことができるのだとか。なお、この記事のタイトルの「むかつく半島」とは、長門市油谷地域にある「むかつく=向津具」という地域のこと。絶景スポットの紹介も。
美容のような温泉と「何もしない贅沢」空間で、体の疲れを癒そう
癒しの宿を紹介します。長門温泉郷五名湯「油谷湾温泉」唯一の宿泊施設、ホテル楊貴館です。
油谷湾温泉は、トロトロとした湯が特徴的で、美肌効果をすぐに実感することができます。「2017年温泉総選挙」で、美肌部門で全国第1位に輝いており、美容効果の高い湯として、高い評価を得ました。
浴場からは、時間によって表情を変える油谷湾が展望できます。夕方日の入りには、露天風呂から綺麗な夕日を望むことができ、最高の景色が楽しめます。こちらも「2017年温泉総選挙」で、絶景部門の全国2位となりました。
温泉で疲れを癒して、キレイになって、日常に戻る・・・。ホテル楊貴館では、岩盤浴やエステサロンなどを楽しんで「何もしない贅沢」を叶えるとっておきの施設もあります。女性にオススメの宿なのです。
客室は、ゆったりと寛げる設計になっていて、リラックスして過ごせる工夫がなされています。贅沢な時間をすごすことができるでしょう。
料理は、油谷湾をはじめ地場で採れた素材を生かしたもの。品数、バリエーション豊かです。とりわけイカが素晴らしく、ここだけでしか食べられない食材とのこと。
「何もしない贅沢」。何もかも忘れて、ゆっくり休みましょう。
■油谷湾温泉 ホテル楊貴館
・住所: 〒759-4505 山口県長門市油谷伊上10130
・最寄駅: JR山陰本線伊上駅
※無料送迎あり
・TEL: 0837-32-1234
・料金: 1泊2食、17,280円〜
・カード: JCB・VISA・マスター・AMEX・UD・DC・NICOS・ダイナーズ・セゾンデビットカード
・URL: http://www.hotelyokikan.jp/
ここだけの絶景は、精神的に疲れたあなたを忘れさせる!
山口県の地理的な特性として、山が低いことがあげられます。このため、空が広く感じられるのかもしれません。
油谷湾に夕日が沈む頃、あたり一面がピンク色に染まります。その空色を名づけて「油谷ピンク」。一度として、同じ光景は見られません。毎日、違う色にあたりを染めて、さまざまな表情を見せてくれます。
都会でも夕日を見ることはできますが、ここでは夕日の表情が鮮明なのです。非日常を味わい、愛でることができるでしょう。さあ、何も考えずに、「油谷ピンク」を。
向津具半島の外海に位置する大浜海水浴場。上の写真の通り、水平線がハッキリと見え、海の透明度も抜群の「隠れ家的」な絶景ビーチです。さらに、外海ということで、波が高く、サーフィンにも最適なのだとか。サーファーも訪れ、波乗りを楽しむ光景が見られます。もちろん、家族連れなどでも十分楽しめる懐の深い海水浴場でもあります。
サーファーの方、家族連れの方はもちろん、海をぼーっと眺めるだけでもオススメの場所です。
■大浜海水浴場
・住所: 〒759-4622 山口県長門市油谷向津具上1068-1
・URL: https://nanavi.jp/activities/oohama/
「日本の棚田100選」にも認定されている「東後田の棚田」は、向津具半島に位置しています。6月限定ではありますが、夕日とイカ釣り漁船の「漁火」とのコントラストは感動的で特別な風景をみることができます。この時期になると、カメラを抱えて、この絶景を写真に収めようとする人も多く集まります。
ここでは、人と自然の営みが一体となり、絶景を作り出していることにも思いを馳せることができます。タイミングを見計らって、心を癒しに来てみてはいかがでしょうか。
■東後田の棚田
・住所: 〒759-4711 山口県長門市油谷後畑410-1
・URL: https://nanavi.jp/sightseeing/tanada/
塩は精神性が宿る〜百姓庵「四季の塩」で太古に想いを馳せる
向津具半島で、栄養分豊かな油谷湾の海水を使い、伝統的な「立体的塩田」で製塩業を営んでいるユニークな事業者がいます。百姓庵です。油谷湾の自然と対話をしながら、職人的な技で製塩を行なっているのです。
海水は、季節によって栄養分が異なっています。塩にも「四季」があるのだとか。それぞれの春夏秋冬で味が異なり、多彩な塩の奥深さを感じることができるでしょう。
ところで、油谷湾・向津具半島の自然を知りつくし、 百姓庵を営む井上夫妻は、「自然との共生」を基本的な考えとして、15年に渡る自給自足のライフスタイルを送っているのだといいます。そのスタイルが、多くの若者をひきつけています。
「四季の塩」として販売された百姓庵の塩は、地場の食材との相性がぴったりです。また、日本経済新聞のNIKKEIプラス1「何でもランキング おにぎり決め手の塩」第2位に選出され、専門家からも高い支持を得ています。全国にファンも多数存在するのだとか。百姓庵の塩を使った派生商品も多数販売されていますので、味比べをしてみてもいいかもしれません。
■百姓庵
・住所: 〒759-4623 山口県長門市油谷向津具下1098-1
・URL: http://hyakusho-an.com/
「元乃隅神社」〜パワースポットで、きっと力をもらえる
元乃隅神社(もとのすみじんじゃ)は、無数の鳥居が並び、海の青と木々の緑とのコントラストが美しい絶景スポットです。
神社と自然とが織りなす光の三原色が織りなす絶景。そんなコントラストを眺めながら、普段見ることのない、感じることのないパワーを充電することができるのではないでしょうか。
米・CNN「日本の最も美しい場所31選」にノミネートされ、「インスタ映え」する場所として知名度が上昇しています。国内外から多くの観光客が訪れている注目スポットです。
■元乃隅神社
・住所: 〒759-4712 山口県長門市油谷津黄498
・URL: https://nanavi.jp/sightseeing/motonosumiinarijinja/
油谷湾・向津具半島の大地の力がきっと日常を豊かにするから
油谷地域の高台に位置する「千畳敷」。眼下に海を望む絶景を気軽に楽しめる憩いの場です。
ここで靴と靴下の脱いで、大地に寝転んでみましょう。大地と自分の身体を一体化し、何も考えずにボーっとしたら、15分でもマインドフルネスの効果があると実感できるかも。昼は、青空と雲を眺め、夜は天然のプラネタリウムにも。油谷の大地がきっと力を与えてくれる、気持ちを落ち着かせることができるスポットです。
■千畳敷
・住所: 〒759-4402 山口県長門市日置中1138-1
・URL: https://nanavi.jp/sightseeing/senjoujiki/
日本では珍しい「水上サイクリング」体験。陸上でサイクリングするのと要領と同じです。海上で、ペダルを漕ぎ、水上を散歩することができるプログラムなのです。
海上で、自由に道なき道を行くことができ、気持ちが爽快になることうけあい。アクティブ派には、日々の力になるはずです。ドローンで漕いでいる様子を撮影してくれ、その場で動画素材がもらえるのもうれしいところ。友達に動画をシェアすれば、反響があること間違いなしです。
「水上サイクリング」について、とてもハードルが高いように思えますが、ほぼ濡れることもなく(スーツでもできました)、安全面でも親切なスタッフが見ていてくれているので安心です。夏は、(運が良ければ)野生のイルカに会うこともできるかもしれません。
■渚の交番
・住所: 〒〒759-5331 山口県下関市豊北町大字神田3587-2
・URL: https://www.kaikousha.org/
長門市油谷地域(油谷湾温泉ホテル楊貴館)へのアクセス方法
魅力的なスポットなどが満載の山口県長門市油谷地域へのアクセス方法です。
山口県長門市油谷地域は、国道191号線が通っていて、周辺への観光地へのアクセスなどを踏まえるとレンタカーなどの自動車でのアクセスがオススメです。鉄道の場合は、JR山陰本線伊上駅が最寄駅です。この記事で紹介した「ホテル楊貴館」へ宿泊すれば、伊上駅への送迎があります。
長門・萩・下関の観光地へ30分から1時間圏内にあり、福岡や北九州からは日帰りも可能なエリアとのこと。詳しいアクセス情報は、「ホテル楊貴館」のホームページを確認しましょう。
ココロとカラダにパワーチャージすべく、山口県長門市油谷地域へ出かけてみませんか。
■油谷湾温泉 ホテル楊貴館
・URL: http://www.hotelyokikan.jp/
筆者
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