スイス・チューリッヒ旅行で必ず立ち寄りたい! フォトジェニックなスポット5選
一人旅行でも楽しめるスイス・チューリッヒ。街を歩けば、インスタ映えするスポットが盛りだくさんです。観光名所の「グロスミュンスター大聖堂」には、スイス人画家の美しいステンドガラスがあり、塔の最上階からの眺めもすばらしいです。石畳の広がる旧市街「アウグスティーナーガッセ」は、中世の雰囲気が今も残る小路。愛の橋と呼ばれる歩道橋「ミューレステク」には、南京錠で愛を誓った証がズラリ。そのほか、”インスタ映え”、”フォトジェニック”をテーマにおすすめスポットを紹介します。
ふたつの塔が目印の「グロスミュンスター大聖堂」
チューリッヒのランドマークでもある「グロスミュンスター大聖堂(Grossmünster)」は、12世紀初頭にロマネスク様式で建てられました。その後、一度火災で焼失しましたが、18世紀に再建され、現在の姿が残ります。
大聖堂に一歩入ると、スイス人画家アウグスト・ジャコメッティ(Augusto Giacometti)氏が手がけたすばらしいステンドグラスが現れます。その美しさには、目を奪われてしまうほど。大聖堂内での撮影はできませんが、必見の価値です。おみやげにはポストカードがおすすめです。
そして、もうひとつの見どころが、カールス塔(Karlsturm)からの眺め! 最上部からは、チューリッヒ市内が一望できます。快晴の日には、太陽の光を浴びて美しい街並みがキラキラと輝きます。
中世の雰囲気が残る「アウグスティーナーガッセ」
チューリッヒ市内の目抜き通り、バーンホフ通りから石畳の広がる路地に入ると、見えてくるのが「アウグスティーナーガッセ(Augustinergasse)」。ガッセ=Gasseとは、ドイツ語で「裏通りの小路」という意味。
17世紀に中世の職人たちが移り住んだこのエリア。両サイドの建物には、美しく装飾された出窓や歴史を感じさせる店の看板が今も健在し、中世の雰囲気が漂います。歩行者用となっている路地には、おしゃれなカフェやレストランが連なりますので、街歩きにもおすすめ。
カラフルな建物や装飾は、まさにフォトジェニックスポット! イベントや季節ごとに掲げられる国旗と共に撮影すれば、インスタ映えする一枚が撮影できるでしょう。
愛の証がかけられた橋「ミューレステク」
チューリッヒ中央駅から徒歩5分程の場所にあるのが、歩行者用の橋「ミューレステク(Mühlesteg)」。この橋には、多くの愛の証が形となって残っています。チューリッヒを訪れるカップルが橋の上で愛を誓い、その証に想いを込めた南京錠をかけていくのです。今では、橋の両サイドのフェンスが、カラフルな南京錠で埋め尽くされつつあり、新たな観光名所となっています。
市内の中心部を流れる、透明度の高いリマト川とのコントラストも絵になります。また、橋の中央には撮影ポイントもありますので、チューリッヒの街並みや湖の風景を楽しんでみましょう。
新緑や紅葉がきれいな「リンデンホフの丘」
地元民の憩いの場所としても人気のある「リンデンホフの丘(Lindenhof)」には、菩提樹の樹々が茂っており、夏は濃い緑色、秋は黄金色に染まり、四季折々に素敵な姿をみせてくれます。
広場内にはベンチも用意されており、天気がよい日には昼食をとる学生やビジネスマンが多く訪れます。木陰で過ごす時間は、とても気持ちがよいものです。また、小高い場所に位置する広場からは、街の中心を流れるリマト川、チューリッヒ市街、ふたつの塔が目印の「グロスミュンスター大聖堂」を一望でき、絶好の撮影ポイントでもあります。
ベンチや外壁に腰掛けて撮影すれば、とてもすてきな一枚が撮影できますよ。
おしゃれなブティックが連なる「イム・ヴィアドゥクト」
2010年に商業施設としてオープンしたのが、おしゃれな雰囲気の「イム・ヴィアドゥクト(IM VIADUKT)」。2011年にはさまざまな建築賞を受賞しており、その外観はとてもユニーク。500メートルにも連なる高架下の店には、女性ならつい足を止めてしまうような、おしゃれなブティックが建ち並びます。
ファッション以外にも地元の人が利用するジム、美容室、託児所などがあり、現地の人から観光客までもが楽しめる場所として、日々多くの人が訪れます。なかでも、マーケットホール(Malkthalle)やレストランでは、世界各国の味が楽しめ、昼食時にもなると周辺で働いているビジネスマンや学生などが訪れ、にぎわいをみせます。
いかがでしたか、”インスタ映え”、”フォトジェニック”をテーマにおすすめスポットを紹介しました。スイス・チューリッヒ旅行の際は、カメラを片手にお出かけしてみてはいかがでしょうか。
筆者
スイス特派員
田山 貴子
欧州移住を目指して日本から求職し、2000年よりベルン在住。スイスの会社に10年間勤めた後、日本とスイスの架け橋になるべく起業。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。