「スイスミニアチュール」は家族で楽しめるミニチュア・テーマパーク(スイス・メリーデ)

公開日 : 2019年07月11日
最終更新 :
入ってすぐのところに池が広がります
入ってすぐのところに池が広がります

スイスミニアチュール(Swissminiatur)は、スイス南部イタリア語圏の最大都市ルガーノ(Lugano)から電車で2駅、約6分の小さな田舎街メリーデ(Melide)にあるテーマパークです。実寸の25分の1のスケールで再現されたスイスの観光名所や交通機関がなんと128個も展示されています。2019年6月6日にオープンしてから60周年を迎えた、子連れにも観光客にも人気のスイスミニアチュールを紹介します。

アクセスよし! メリーデ駅から徒歩圏内

アクセスよし! メリーデ駅から徒歩圏内
スイスミニアチュール正面入り口の看板

スイスミニアチュール(Swissminiatur)メリーデ駅からまっすぐ8分程歩くだけなので迷うことはありません。入り口でチケットを購入、園の案内パンフレットをもらって早速入場してみましょう。

ちなみに、2019年7月現在、入場料は大人19.50 フラン、6歳〜15歳12.50フランです。事前に来園する日にちが決まっている人は、お得なオンライン割引を利用するとよいでしょう。

教会、城、記念碑などのスイスの歴史的建築物

教会、城、記念碑などのスイスの歴史的建築物
池の船は実際に動きます

敷地面積約14,000平方メートルと、比較的小規模なテーマパークではありますが、精巧に作られたスイスの名所をめぐるミニチュア模型には圧倒されます。

有名どころでは、スイスで一番美しい大聖堂と言われているローザンヌ大聖堂(Cathédrale de Lausanne)、レマン湖畔に建つシヨン城(Château de Chillon)、ルツェルン観光スポットのひとつである瀕死のライオン像(Löwendenkmal)、ヨーロッパ最古の屋根付き木造橋、カペル橋(Kapellbrücke)など、ほかにもたくさん。旅本で見たことがない城や建物もあり、特に城の多さにビックリするでしょう。

スイスの交通機関も見どころ

スイスの交通機関も見どころ
中央スイス・ティトリス山のケーブルカー「ロートエアー」

ティトリス(Titlis)の360度回転するケーブルカー・ロートエアーなど、スイスを代表する山岳ロープウェイや登山列車も必見。ほかにも、グレッシャー・エクスプレス(氷河特急)などの列車、そして池には動く蒸気船やモーター船の模型など、スイスの交通機関を楽しむことができます。

総延長3,560メートルの線路に18の電車が走るジオラマ

総延長3,560メートルの線路に18の電車が走るジオラマ
子供だけでなく大人も魅了! 線路を走る模型電車

敷地内には、総延長3,560メートルという長いジオラマの線路があり、スイスを代表する列車が走ります。歴史的建造物にはあまり興味がないけど、模型列車をキラキラと目を輝かせて見ている子供達が多いです。「これ、○○で乗ったよね〜」なんて言いながら見ている大人達の姿もあります。

ベビーカーでも安心なユニバーサルデザイン

ベビーカーでも安心なユニバーサルデザイン
目の前を通過するグレッシャー・エクスプレス(氷河特急)

歩きながら順番に見ていくことになりますが、通路はベビーカーも通れますので小さなお子さま連れでも安心です。

ちなみに、入口でもらったパンフレットを見ながら、書かれてある番号と照らし合わせて進むと、効率よくまわれるでしょう。家族や友人と一緒に回る時は「○○番、これ何だ?」とクイズ方式で進むのもおもしろいかもしれません。

そして、子供達の楽しみはミニ電車。約3分半かけてテーマパークを1周します。運行時刻が決まっていますので、電車乗り場で先に発車時間を確認しておくとよいでしょう。

アクセス方法と施設情報

アクセス方法と施設情報
写真右側はヨーロッパ最高地点の鉄道駅ユングフラウヨッホ駅

<アクセス>
ルガーノ(Lugano)駅からキアッソ(Chiasso)駅方面行きに乗車、メリーデ(Melide)駅で下車。または、ルガーノ・チェントラーレ(Lugano Centrale)からモルコーテ(Morcote)行きの船を利用。メリーデで下船。

いかがでしたか。敷地内にレストランもありますので、ランチや小腹が空いた時、休憩も可能です。また、ピクニックエリアもありますので、食べ物持参もOKです。のんびりとスモールワールドを楽しんでください。

筆者

スイス特派員

田山 貴子

欧州移住を目指して日本から求職し、2000年よりベルン在住。スイスの会社に10年間勤めた後、日本とスイスの架け橋になるべく起業。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。