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【2021年9月 ドイツ・フランクフルト 旅の最新情報】地元っ子でにぎわう蚤の市やメイン通りを在住者がレポート

2021年09月30日

世界の多くの国が「ウィズコロナ」状態となって、早くも1年半以上が経過しました。ドイツでは昨年終わり頃からワクチン接種が本格的に始まり、9月時点ではドイツの総人口の約64%がワクチン接種完了、1度はワクチン接種を済ませた割合においては全体の67%という数字が出ています。新規感染者数はワクチンの普及とともに夏の時期は冬や春に比べるとぐっと減り、筆者の住むフランクフルトでも外出制限が以前より一部緩和されています。ただし、8月に入って感染者数の増加が見られたりと、まだまだコロナが落ち着く時期がいつかは時間が経たないと分からない状況です。これまでもそうしてきたように、感染状況に応じて都度対策の調整が必要になることでしょう。今回は、そんなドイツから、今現在のフランクフルトの様子を写真とともにお届けします。

フランクフルトの蚤の市、Flohmarkt

現在蚤の市はオストエンド地区のみで開催中

フランクフルトでは通常、毎週土曜日にザクセンハウゼン地区とオストエンド地区で交互に開催するはずの蚤の市(Flohmarkt/フローマルクト)。

コロナ禍の影響で、現在はオストエンド地区、厳密に言うとLindleystraße(リントライ通り)沿いの場所でのみ2週間おきに開催しています。9月のとある土曜日の蚤の市の様子がこちら。

蚤の市への入り口の様子

今回は会場内には入場しませんでしたが、蚤の市会場入り口はご覧の通りのにぎわい。十分ににぎやかさが伝わってきます。

コロナ感染が起こった場合の感染経路などの把握のため、入場者の情報などを紙に記入するか、LunaやCorona-Warn-AppなどのアプリでQRコードで「チェックイン」し、入場したことを記録することで入場できます。

会場への入場時に連絡先や到着時刻など詳しく記録する

現在、屋外ではマスク着用は必須ではなくなりましたが、イベントなど人がたくさん集まる場では状況に応じて開催者が屋外でもマスク着用と決定することもあります。

フランクフルトの蚤の市の場合、最大1000人までの入場制限があり、出入り口は仕切りがあって入場時にチェックされる仕組み。入場時や買い物時に列になる時や、人で密集する時はマスク着用をするルールになっていました。

コロナ禍でもこのように多くの人が訪れる蚤の市。地元での人気ぶりが分かるかと思います。フランクフルトに行くことがあれば、ぜひのぞいていってみてください。

■蚤の市 Flohmarkt
・住所: Lindleystraße, Frankfurt
・最寄り駅: Ostbahnhof(U-Bahn)、Osthafenplatz(トラム)など
・URL: https://www.hfm-frankfurt.de/flohm%C3%A4rkte.html

ツァイル通り(Zeil)

相変わらずのにぎわいを見せるツァイル通り

以前の記事(【2021年7月 ドイツ・フランクフルト 旅の最新事情】町なかのショッピングストリートや屋内市場の様子を在住者がレポート)でも紹介した、フランクフルトきってのショッピングストリートであるツァイル通り(Zeil)。

モール、デパート、小売店などさまざまな店が立ち並び、歩行者天国でもあるツァイルは平日も週末もいつも地元の人でにぎわっています。この日もたくさんの人が買い物や町歩きを楽しんでいました。

ワクチン接種がしやすいように、色々な所で接種の場が設けられていますが、このツァイル通りにもコロナワクチン接種ができる即席ワクチン会場ができていました。

歩行者天国に出現したワクチン接種会場

「CORONA-IMPFUNG sofort ohne Termin」という表記がありますが、これは事前アポなしでコロナワクチン接種可能、ということ。実際、会場では結構な数の人がワクチン接種をしようと並んでいました。

最近日本でもワクチン接種が進んでいますが、町を歩いていて思い立ったら気軽にワクチンを打てるという所まではいっていないかと思います。

このように、飛び込みでワクチン接種ができる機会を増やすことによって、ドイツではワクチン接種率を更に上げようとしていることがわかります。

ワクチン接種済みの人がすでに6割以上を超えたドイツですが、他のヨーロッパ諸国に比べると接種の進み具合が遅れているとも言われています。

現在、コロナ集中治療室にいる重症患者のうち9割がワクチン未接種の患者だそうで、秋冬に向けて十分な病床を確保するためにもワクチン接種をより強く進めていくことになりそうです。

ワクチン接種に並ぶ人々

ドイツでは、8月23日から「3Gルール(3G-Regel)」と呼ばれる対策が開始されています。

Gから始まる3つの状態(geimpfte:コロナワクチン接種者、genesene:コロナ感染からの快復者、getestete:コロナ検査実施者)のどれかに該当する人が、屋内レストランや病院訪問、イベント参加などの場面で行動が可能となるルールです。

9月に入り、この「3つのG」のうち、getestete(コロナ検査実施者)を除いた「2G」へシフトする流れがあり、ここフランクフルトがあるヘッセン州もこれまでの「3G」に加えて一部施設や公共エリアで「2G」が実施されています。

そのため、より色々な場でワクチン接種を済ませて「geimpfte」が増えやすいように、このようなタイプのワクチン接種会場が増えているのでしょう。

フランクフルトに来た時には、ぜひみなさんにZeilでの町歩きを楽しんでみてほしいところです。

■ツァイル Zeil
・住所: Zeil, 60313 Frankfurt
・最寄り駅: Hauptwache駅
・URL: https://www.frankfurt-tourismus.de/Media/Attraktionen/Zeil#/article/c5e1c657-aee7-44e5-89a3-5367d65bc796

フレスガス(Freßgass)

通称「食いしん坊横丁」フレスガス

上述のツァイル通りを西方向に歩いて行くとグローセ・ボッケンハイマー通り (Große Bockenheimer Straße)という名前の通りになり、ツァイルとはまた少しちがう雰囲気に。

ここは別名フレスガス(Freßgass)という通称で呼ばれていて、むさぼり食べるという意味のfressenと、路地・横丁という意味のGasseから由来する名前で、いわゆる『食い倒れ横丁』『食いしん坊通り』といった意味になります。

第一次世界大戦後、この通りには八百屋やデリカテッセンなど食に関する店が多かったことがこの名前がついた由来だそう。

アップルストアが目立ちがちですが、MeyerやEbertといったドイツらしいデリカテッセン(Feinkost)があり、「Freßgass」の名残を感じます。

フレスガスで楽しくおしゃべりする人々

こちらもご覧の通り、かなりのにぎわい具合。一部のマスク姿の人を除けば、一見コロナ禍前のフランクフルトに見えるほどの活気がありました。

この風景が見られる平穏な日々が続いていくことを願うばかりです。

■フレスガス Freßgass
・住所: Grosse Bockenheimer Strasse / Kalbaecher Gasse, Frankfurt am Main
・最寄り駅: Hauptwache駅、Alte Oper駅
・URL: https://www.frankfurt-tourismus.de/Media/Attraktionen/Shopping/Fressgass#/article/72005a3e-e316-47f9-93b7-d79008594131

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■地球の歩き方 ガイドブック A14 ドイツ 2021年~2022年版
URL: https://hon.gakken.jp/book/2080127900

※当記事は、2021年9月18日時点の情報に基づきます

〈地球の歩き方編集室よりお願い〉
2021年9月18日現在、観光目的の海外渡航は難しい状況です。『地球の歩き方 ニュース&レポート』では、近い将来に旅したい場所として世界の観光記事を発信しています。渡航についての最新情報は下記などを参考に必ず各自でご確認ください。
◎外務省海外安全ホームページ
・URL: https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html
◎厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について
・URL: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
旅したい場所の情報を入手して準備をととのえ、新型コロナウイルス収束後はぜひお出かけください。安心して旅に出られる日が一日も早く来ることを心より願っています。

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