キスせずにはいられない?!パリのロマンチックポイント(フランス)
もうすぐ春。春といえば恋の季節。それに合わせて、このほどパリ観光局が、パリを歩く恋人たち向けに、キス写真に似合うロマンチックな場所をリストアップしました。
ノートルダム寺院とパリ市庁舎
まずはパリのど真ん中。ノートルダム寺院前の石畳です。パリに来た!と実感させてくれる場所のひとつ。ノートルダム寺院を見学する観光客が列をなす時間帯をさけて訪れれば、歴史の重みを感じることもできます。そのままセーヌ川沿いの散歩コースをたどれば、更にロマンチックなデートになること請け合い。
最寄りのメトロは、4番線のCité(シテ)駅。
ノートルダム寺院のあるシテ島から右岸に渡ったところにあるのが、パリ市庁舎。役所の前がなぜロマンチック?と疑問を抱いたあなた。ロベール・ドアノーの写真を一目見れば、この選択に納得するはずです。メトロの出口を出た場所でキスする男女を捉えた1950年の作品はあまりに有名。
最寄りのメトロは、1番線と11番線のHôtel de Ville(オーテル・ド・ヴィル)駅。
サンマルタン運河とサクレクール寺院
パリ市庁舎から更に北上し、レピュブリック広場を越えたあたり、10区11区に流れるのが、サン・マルタン運河です。小さな運河ですが、ここに架かる橋、特にパスレルと呼ばれる歩行者専用の橋はどれもロマンチックな雰囲気を漂わせています。
北上ついでに少し西へ向かうと、モンマルトルの丘があります。パリには珍しく急な上り坂のある場所で、その上に聳え立つサクレ・クール寺院が、近そうで遠く感じる場所でもあります。このサクレ・クール寺院の階段も、キス写真に似合う場所として挙げられています。
最寄りのメトロは、2番線のAnvers(アンヴェール)駅か、12番線のAbbesses(アベス)駅。そこからケーブルカー(メトロのチケット一枚で乗れます)、あるいは徒歩で階段を上ってください。
オペラ・ガルニエとシャンゼリゼ
再び町中に戻り、サクレ・クール寺院からずっと南に下がった場所にある、オペラ・ガルニエも、豪奢な雰囲気が実に素晴らしい建物です。1875年に建てられたオペラ座で、建築家の名前を取り、ガルニエと呼ばれています。
最寄りのメトロは、3,7,8番線のOpéra(オペラ)駅。7、9番線のChaussée d’Antin La Fayette(ショーセ・ダンタン・ラファイエット)駅や、RER A線のAuber(オーベール)駅からも遠くありません。
オペラ座からまっすぐセーヌ川の方向へ下り、少し西に向かったところにあるのが、コンコルド広場。真ん中に聳え立つオベリスクは、19世紀にエジプトから贈られたものです。このコンコルド広場から西方にのびるのが、誰もが知るシャンゼリゼ通り。シャンゼリゼを背景にコンコルド広場で撮ったキス写真は、一生の思い出になりそうです。
最寄りのメトロは、1,8,12番線のConcorde(コンコルド)駅。
エッフェル塔とトロカデロ広場
パリのロマンチックな場所として、忘れてはならないのがエッフェル塔です。フランス革命100周年を記念して建てられたエッフェル塔ですが、建設当時は、非常な不評で、散々な言われようでした。それでも、時とともに、今ではパリになくてはならない象徴的存在となった感があります。パリ観光局のお勧めはファーストフロア。フランス風にいう1階(日本でいう2階)です。床がガラス張りなので、ドキドキ感も味わえます。
最寄りの駅はRER C線のChamp de Mars-Tour Eiffel(シャン・ド・マルス・トゥール・エッフェル)駅か、6番線のBir Hakeim(ビラケム)駅。
セーヌ川を挟んでエッフェル塔と対峙するのが、左右に翼を広げたような形のシャイヨー宮です。その翼の真ん中に位置するのがトロカデロ広場。川より高い位置にあるので、目の前に開けた景色の真ん中にエッフェル塔が望める最高の場所です。
最寄りのメトロは、6,9番線のTrocadéro(トロカデロ)駅。
思わずキスしたくなるロマンチックな場所。これら以外にも、自分たちだけのキスポイントを、ぜひ探してみてください。
パリ観光局URL:https://www.parisinfo.com/decouvrir-paris/les-grands-rendez-vous/paris-romantique/lieux-inoubliables-pour-une-declaration/les-lieux-mythiques-pour-un-baiser
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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