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徹底解説! ワット・アルンを100倍楽しむ旅行術(2019年完全保存版)(タイ・バンコク)

2019年08月12日

タイ王国の首都バンコクで、おすすめの美しい観光スポット「ワット・アルン(暁の寺)」。正式名は、ワットアルンラーチャワラーラーム(タイ語表記:วัดอรุณราชวราราม、アルファベット表記:Wat Arun Ratchavararam、英語名:Temple of Dawn)。ワットは「寺」、アルンは「暁」という意味で、「暁の寺」と呼ばれることもあり、三島由紀夫の小説『暁の寺』の舞台といわれています。2013年から2017年にかけて大規模な修復工事が行われ、現在は白さを増した外観を鑑賞できるほか、船でのアクセス方法や楽しみ方にも変化が見られます。今回は、そんなタイ・バンコクの観光スポット、ワット・アルンを100倍楽しむ方法を紹介します。

ワット・アルンへの行き方

サパーンタークシン駅にある、サトーン(タークシン橋)船着場

タイ・バンコクのインフラ整備は急速に進んでおり、2019年7月29日以降、ワット・アルンの近くまで行ける電車の試運転が開始されており、MRT(地下鉄)ブルーラインの延伸区間にできたイッサラパーブ(Itsaraphap)駅から徒歩約4分で行けるようになっています。

今回は、BTS(スカイトレイン)サパーンタークシン(Saphan Taksin)駅近のサトーン船着場(Sathorn Pier)から、船「チャオプラヤー・エクスプレス・ボート(Chao Phraya Express Boat)」に乗って行く方法を説明します。

チャオプラヤー・エクスプレス・ボートのチケット売り場

BTSサパーンタークシン駅2番出口を出て、階段を降りて真っ直ぐ進むと、サトーン船着場が見えてきます。

左手に進むと、行先を聞いてくる人がいて、「ワット・アルン」と答えると、60バーツのチャオプラヤー・ツーリスト・ボート(Chao Phraya Tourist Boat)をおすすめされますが、少し奥へ進むと、チャオプラヤー・エクスプレス・ボートのチケット売り場があります。

普通船(15バーツ)、急行船(20バーツ)。ここには、時刻表はありませんので、行先を伝え、スタッフの誘導や周りの流れに合わせて、その時来ている船に乗りましょう。

■チャオプラヤー・エクスプレス・ボート
・URL:http://www.chaophrayaexpressboat.com/th/home/

■チャオプラヤー・エクスプレス・ツーリスト・ボート
・URL:https://chaophrayatouristboat.com/tourist_boat.html

サトーン船着場からの船が到着するワット・アルン船着場

約20分乗船し、ワット・アルン船着場(Wat Arun Pier)が近づいてくると、「ワットアルン」とアナウンスされますので、船を降ります。

以前、チャオプラヤー・エクスプレス・ボートは、ワット・アルン船着場には止まらず、対岸のター・ティアン船着場(ThaTien Pier)に到着し、そこから渡し船に乗って来る必要がありました。逆に、対岸のター・ティアン船着場へ行くには、渡し船(約5分、片道4バーツ)に乗る必要があります。

ワット・アルンで体験できる! タイの伝統衣装レンタル

チケット売り場近くのこちらの店舗は、1人100バーツ

ワット・アルン船着場に到着したら、ワット・アルンを背景に、タイの民族衣装とアクセサリーを着用して、記念撮影することができます。タイ民族衣装を着用できるお店はほかにもありますが、ワット・アルンではお得な料金で体験できるのでおすすめです。

ワット・アルンでタイ民族衣装をレンタルできるお店は、大きく分けて2ヵ所です。サトーン船着場からチャオプラヤー・エクスプレス・ボートで来た場合、船を降りるとすぐに、ワット・アルンのチケット売り場があります。そのすぐ左にあるお土産売り場内に複数店舗あります。相場は100~200バーツ。

タイ民族衣装をレンタルできるお店(本堂前の店舗)

もう1ヵ所は、チャオプラヤー・エクスプレス・ボートを降りて右手に進むと見えてくる本堂の前に、1店舗あります。対岸のター・ティアン船着場からの渡し船で来る場合は、こちらの店舗のほうが近くなります。

こちらの店舗でのレンタル料は200バーツ。タイの公式行事開催時に着用されるフォーマルなタイ民族衣装を取り扱っており、見た目少しカチッとした印象です。

タイの公式行事開催時に着用されるフォーマルなタイの伝統衣装

2ヵ所共に、タイ衣装を着て、ワット・アルンの有料エリア入ることはできず、店舗周辺での撮影となりますので、タイ民族衣装レンタルにあたっては、背景を何にして撮影したいかでお店を選んでもよいですね。

ワット・アルンの見どころ

修復工事後、2019年7月に撮影したワット・アルン

ワット・アルンで大変特徴的なのは仏塔の形でしょう。高さ約75メートルの大仏塔とそれを囲む4つの小塔は、仏教が誕生した古代インドにおける世界観の中心である須弥山(しゅみせん)をイメージしたものなのだそう。

修復工事後に撮影

有料エリアに入ると、その仏塔の途中まで登ることができ、仏塔を飾るカラフルな陶製のタイルや、両手で仏塔を持ち上げる石像等をじっくり鑑賞することができます。また、チャオプラヤー川や周辺風景を見渡すこともできます。

本堂前の鬼(ヤック)

仏塔の北側には、120体の仏像が並ぶ回廊で囲まれた本堂があります。本堂の壁には、釈迦の生涯が描かれています。その本堂の入口には、高さ約2メートルの鬼(タイ語:ヤック)の石像があり、これらもワット・アルン観光にあたって見ておきたい所です。

ワット・アルンはかつてワット・ジェーンという名前だった時代があり、当時の鬼に関連する言い伝えがあります。ワット・ジェーンの門番をしていた鬼と対岸にあるワット・ポーの門番をしていた鬼は大変仲がよかったそうです。

ある日、ワット・ポーの鬼がワット・ジェーンの鬼にお金を借りに来たそうです。しかし、返済すると約束した日になっても、催促しても、お金は返されず、2人は乱闘します。その結果、周辺の動植物は荒れ果て、何もない平地となってしまいます。そのことに怒った神様が罰として2人の鬼を石にして、本堂前に置いたのだそう。

この言い伝えは、「好きな人にお金を貸してはいけない。貸してしまうとその関係が崩れてしまう」ということを教えさとすための話のようです。

ワット・アルンや夜景が鑑賞できる食堂&レストラン7選

ター・ティアン船着場行の渡し船のあるワット・アルン船着場

ワット・アルンから渡し船で対岸ター・ティアン船着場へ渡ると、ワット・アルンを対岸から鑑賞できます。

はじめに、渡し船を降りてすぐ右手に見えるローカル食堂「Riverside Cafe-Ling Nam」にて、ワット・アルンを鑑賞できます。

ター・ティアン船着場とローカル食堂(営業時間は18時頃迄)

そして、船着場を出て真っ直ぐ進み、交差点を右手に行くと、たくさんのレストランが建ち並んでいます。さらに、右方向に見えてくる細い道を進んでいくと、チャオプラヤー川沿いに建つレストランやホテルに行くことができ、そこからワット・アルンを鑑賞することができます。

ワット・アルンは、その名の通り、朝日にきらめく姿が美しく、午前中に散策するのもおすすめですが、夕焼けの空を背景に見るワット・アルンや、ライトアップされるワット・アルンは絶景です。そして、美しい風景を鑑賞しながらの食事はドラマチックなひと時になると思います。

ワット・アルン及びター・ティエン船着場周辺地図

今回紹介するレストランはすべて、ター・ティエン船着場から徒歩約5分以内で到着できます。また、以下でご紹介しているレストラン併設のホテルでは、ワット・アルンを鑑賞できる部屋もあり、船の最終便の時間を気にすることなく、朝から深夜まで、思い存分ワットアルンを鑑賞できます。

これまで実際に訪問して、ワット・アルンを綺麗に鑑賞できたレストラン(ホテル含)を挙げておきますので、参考にしてください。特に、夜、食事で訪問される方は、早めの予約をおすすめします。

The Roofから見たワット・アルン(修復工事中に撮影)

(1)
■レストラン「イート・サイト・ストーリー(Eat Sight Story Deck)」
・URL:http://www.eatsightstorydeck.com

(2)
■レストラン「イータリー・アンド・バー(Eatery and Bar)」
・URL:https://www.salahospitality.com/rattanakosin/dine/eatery-and-bar/
※ホテル「サラ・ラタナコーシン・バンコク(sala rattanakosin Bangkok)」内

(3)
■ルーフトップバー「ザ・ルーフ(The Roof)」
・URL:https://www.salahospitality.com/rattanakosin/dine/rooftopbar/
※ホテル「サラ・ラタナコーシン・バンコク(sala rattanakosin Bangkok)」内

Eagle Nest rooftop barでの眺め

(4)
■レストラン「ビター・デッキ(Bitter Deck)」
・URL:http://www.salaarun.com/dining-experience/
※ホテル「サラ・アルン(Sala Arun)」内

(5)
■ルーフトップバー「イーグル・ネスト(Eagle Nest rooftop bar)」
・URL:http://www.salaarun.com/photo_gallery/
※ホテル「サラ・アルン(Sala Arun)」内

(6)
■レストラン「ザ・デッキ・レストラン(The Deck Restaurant)」
・URL:http://www.arunresidence.com/dinning-experience/
※ホテル「アルン・レジデンス(Arun Residence)」内

(7)
■レストラン「スパンニガー・イーティングルーム(SUPANNINGA EATING ROOM BY KHUNYAI)、ターティアン(Tha Tien)店」
・URL:http://www.supannigaeatingroom.com

ワット・アルンの基本情報と訪問時の注意事項

スパンニガー・イーティングルームの2階から見たワット・アルン

■ワット・アルン(暁の寺)
・住所:158 Thanon Wang Doem, Khwaeng Wat Arun, Khet Bangkok Yai, Bangkok, 10600, Thailand.
・開場時間:8:00~18:00(入場は17:40分まで)
・ライトアップ:18:30頃~21:00頃
・休場日:無休
・入場料:50バーツ
・トイレ:有(ゴミ箱有。トイレットペーパー持参をおすすめします)
・URL:http://www.watarun.net/

注意書きの看板

<注意事項>
・ワット・アルンはラーマ2世の菩提寺で、ラーマ2世の遺骨も安置されている神聖な場所です。よって、ノースリーブ、ショートパンツやミニスカート等肌の露出の激しい服装では入場できません。その場合、有料で羽織りものをレンタルする必要がありますので、服装には気を付けましょう。

・ワット・アルンの仏塔の階段は大変急勾配な造りになっていますので、動きやすい服装と靴で訪問し、慎重に上り下りすることをおすすめします。

ワット・アルンで見られる時刻表(2019年7月時点)

ワット・アルン船着場―サトーン船着場間は、チャオプラヤー・エクスプレス・ボートで往来できますが、帰りは最終便に乗り遅れないよう気を付ける必要があります。2019年7月時点で、ワット・アルン船着場からサトーン船着場行の最終便は18:26発ですが、時間は変更になる場合がありますので、最新情報は、現地で確認するようにしましょう。

また、試運転が開始されているMRT(地下鉄)ブルーラインの延伸区間にできたイッサラパーブ駅からフアランポーン(Hua Lamphong)駅へ電車での移動も可能ですが、毎日10:00~16:00のみの運行、8月13日~(正式運行の始まる9月29日まで)は7:00~21:00に拡大しての運行(約8分間隔)となっていますので、お気をつけください。

サトーン船着場行の船が出るワット・アルン船着場(Pier1)

・対岸のター・ティアン船着場に渡った場合、現在、ター・ティアン船着場からはサトーン船着場へ戻る船はありません。再度、ワット・アルン船着場へ戻ってサトーン船着場へ戻るか、ター・ティアン船着場から徒歩約10分歩いたター・チャーン船着場(2019年7月時点での最終便は18:22発)からワット・アルンを経由する形でサトーン船着場へ戻ることになります。今後のインフラ整備によって、乗り場もまた変更になることがあるかもしれませんので、行先を伝えて乗り場や乗車する船が正しいか確認するようにしましょう。

・船の最終便に近づくにつれて、大変混み合いますので、時間に余裕をもって行動するようにしましょう。帰りは、ター・ティアン船着場周辺(ワット・ポーの近く)等に停車しているタクシーやトゥクトゥクで帰ることもできるほか、ワット・ポーから徒歩約5分の所に、MRT(地下鉄)ブルーラインの延伸区間にできたサナームチャイ駅(Sanam Chai)駅から、フアランポーン(Hua Lamphong)駅へ電車での移動も可能です。

ただし、2019年7月29日から開始している試運転では毎日10:00~16:00のみの運行、8月13日から(正式運行の始まる9月29日まで)は7:00~21:00に拡大しての運行(約8分間隔)となっていますので、お気をつけください。

バンコク観光の際はワット・アルンへ

ワット・アルンが描かれた10バーツ硬貨

いかがでしたか。ワット・アルンを100倍楽しむ方法を紹介しました。異国情緒あふれるワット・アルンとチャオプラヤー川の風景は、仏教国タイ王国の首都バンコクを代表する風景として、長年、10バーツ硬貨にも使用されていたほどです。タイ・バンコク観光の際は、ぜひ立ち寄ってみてください。

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