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利便性が飛躍的にアップ!トロント市街とピアソン空港を結ぶUPX

2016年01月19日

地球の上空には四六時中、夥しい数の飛行機が行き交っています。どのように時間を切りとっても、地球上から機体の姿が消えることはないでしょう。空の交通を支えるのは各地の空港ですが、用地や騒音の面から市街地に設けられることは極めてまれです。かつては首都圏唯一の国際空港であった成田も都心から離れているため、徐々に羽田に世界の玄関の役割を譲りつつあります。カナダのトロント・ピアソン空港は、エア・カナダが主要空港として世界各国へのフライトの起点としています。五大湖の一つオンタリオ湖の北面に開けたトロントには、ダウンタウンから北西約30kmに空港が建設されました。

エア・カナダの主力空港、トロント・ピアソン空港
ピアソン空港の到着ロビー
空港からダウンタウンに向かうアクセス手段は数通りあるのですが、2015年6月に飛躍的な改善が図られました。それまでは、空港からはエアポート・ロケットと呼ばれる192番の路線バスを利用してキップリング駅に行き、地下鉄に乗り換えてダウンタウンに向かう方法が一般的でした。時間的にも経済的にもベストなのですが、乗換えに手間をとることもあったのです。


トロント・ピアソン空港の正面
ターミナル1のR出口先の中州にある路線バスの停留所

この煩雑さをUPXと略されるユニオン・ピアソン・エクスプレスが一気に解消してしまいました。ダウンタウンの中心にあるユニオン駅と空港を直通で繋ぐシャトル・トレインが走り始めたのです。しかも、15分刻みで往復しているため、時刻表を眺めながら長時間ホームで待たされる心配も全くありません。

エア・カナダの国際線は全てターミナル1に離着陸します。UPXのピアソン駅は、ターミナル1正面の駐車場を備えた大きな建物の脇に設置されました。到着ロビーとの連絡通路のオートウォークを使えば、重い荷物を引きずらずに駅のあるビルに移動することができます。

空港と電車の駅を繋ぐ連絡通路
ビルに入ってすぐのところは、空港ターミナルの1と3を繋ぐターミナル・リンクのホームです。このホームを超えるとUPと書かれた切符の自動販売機が目に入ります。空港からユニオン駅までの乗車料金はCAD27.5です。現金は勿論キャッシュカードも利用できますから、到着直後でキャッシュがなくてもキャッシュ・レスでダウンタウンに向かうことができます。


ターミナル・リンクのホーム
UPXのチケットの自動販売機

UPXの車両は60人乗りで、2両または3両連結で運行しています。車内には飛行機内のようなリクライニング・シートが整然と並び、どのようなサイズのスーツケースでも余裕をもって収納できるラゲージ・ラックも完備しています。窓も大きく見通しがきき、開放感に満ち溢れます。着陸前に空から眺めたトロントの市街地の光景が横に滑るように流れていきます。

UPXのピアソン駅ホーム
15分間隔で往復するUPXの車両
リクライニング・シートが整然と並ぶUPXの車内
ピアソン駅を発車し僅か25分で、トロントの中心に到着です。ユニオン駅はトロント市内観光の基点となるばかりではなく、カナダ国内に鉄道網を張るVIA鉄道の駅も併設されているため、入国直後にカナダ国内周遊の旅をスタートさせることができます。


UPXのユニオン駅
VIA鉄道のユニオン駅舎

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