「グルメ旅」にピッタリな旅先10選!?
「地球の歩き方ホームページ」でもオンライン予約が可能な世界最大のオンライン宿泊予約サイト「ブッキング・ドットコム」は、5万人以上の旅行者を対象に、食べ物と旅先を絡めた「グルメ旅」に関する調査結果を発表しました。調査では、世界の34%、日本人の30%が「2018年にグルメ旅へ出かける予定である」と回答したとのこと。ブッキング・ドットコムのユーザーの声をもとに「食品名=国・エリア」を連想させる知名度が高いところだけではなく、あまり知られていない知る人ぞ知る「グルメ旅」に最適な旅行先もピックアップされています。旅先選びの参考にしてみてはいかがでしょうか。
イギリス: アフタヌーンティーで優雅な昼下がりを過ごす
イギリスのアフタヌーンティーは、ジョージ王の治世であった1840年代に誕生し現代でも愛されています。ブッキング・ドットコムのユーザーおススメの街は、イングランド南西部にあるバースとのこと。クリームやジャムを添えたスコーンにフィンガーサンドイッチ、ケーキなどからなるアフタヌーンティーを楽しむのに最適なのが「ポンプ・ルーム」と呼ばれるバースの街の社交場です。2世紀以上にも渡って上流階級の社交界の中心として君臨し続けており、ジェーン・オースティンの小説にも度々登場する由緒正しき場として知られています。
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ハンガリー: ワイン片手にくつろぎのひとときが楽しめる
ワインといえば、フランスやイタリア、アメリカ・カリフォルニアのナパ・ヴァレーなどが有名ですが、ブッキング・ドットコムのユーザーのイチ押しはハンガリーのセクサールドとのこと。
セクサールドは、トルナ県の県都で、ハンガリー最古の赤ワインの産地として知られています。重厚感のあるスパイシーな赤ワインの産地として、国内外のワイン品評会で数々の賞を受賞した極上ワインを味わえます。
中国: ご当地ビールで乾杯を!
青島は、高層ビルや公園、ビーチが見どころの海辺の街です。1903年にドイツ人移民によって青島ビールが設立された「ビールの街」でもあります。例年8月に実施される「青島国際ビールフェスティバル」は、その規模感と陽気な雰囲気がドイツのオクトーバーフェストに似ていると言われるイベントです。
ポーランド: 潮風を感じながらワッフルを堪能
ミエジズドロイエは、ポーランド北西部のバルト海に浮かぶヴォリン島にある海辺のリゾート地です。ポーランドでは、14世紀からワッフルは夏の味として親しまれているそうで、ミエジズドロイエでは至るところでさまざまなワッフルが売られています。
和歌山県: 精進料理で身も心も清める
日本の高野山もピックアップされました。世界遺産にも登録され、真言宗における主要な巡礼地のひとつです。
高野山のグルメといえば、精進料理です。特に、名物の「胡麻豆腐」は食べておきたいところ。奥の院や壇上伽藍などの見どころまでは、大阪・なんば駅から南海電鉄とケーブルカー、路線バスを使って約2時間ほどでアクセス可能です。
インドネシア: サーフィンの疲れはヘルシーな食事で癒す
チャングーは、バリ島のリゾート地・スミニャックから車で北へ約20分のところにある注目のリゾート地です。10㎞にもおよぶビーチなどが圧巻の光景と人気を集めています。また、サーファーたちの聖地しても有名です。素朴でヘルシーなインドネシア料理を提供する地元のレストランには、サーファーなども訪れるといいます。
南アフリカ: 料理とワインのマリアージュを楽しむ
フランシュホークは、数多くのフランス系移民が移住した南アフリカ共和国のケープ・ワインランドに位置し、グルメの中心として知られています。
フランシュホークを訪れる国内外の観光客のお目当ては、ワイン畑や有名レストランを訪れること。旅行者の23%が『ミシュラン』掲載のレストランを訪問することを旅行の目的として挙げているといいます。有名シェフが創り出す美食を味わいましょう。
アメリカ: 広大なチーズ工場を見学
ティラムックは、オレゴン州にあります。オレゴンの美しい湾岸地帯にある「ティラムック・チーズ・ファクトリー」は、100年以上に渡って高品質な乳製品を生み出しているとのこと。牧場で飼育されている動物たちや実際に稼働している工場の様子を見学したり、色々な製品を味わうことができます。
■Tillamook Cheese Factory
・URL: https://www.tillamook.com/
ウクライナ: チョコレートで幸せいっぱい
リヴィウは、ウクライナ西部最大の都市で、リヴィウの歴史地区には街のチョコレートの歴史を称えた博物館があります。この街でのチョコレート製造の歴史を学べるだけではなく、好みの菓子を試食することも可能なのだとか。2018年10月には、ウクライナ全土からスイーツブランドや手作りチョコレートの会社などが集まる「ナショナル・チョコレート・フェスティバル」が開催されます。
また、世界遺産でもある「リヴィウ歴史地区」は、石畳の道とバロック様式の教会が建ち並ぶ美しい街並みが見られるとして「ヨーロッパの真珠」とも言われる見どころの多い街でもあります。
台湾: フレッシュなシーフードを堪能!
東港鎮(とうこうちん)は、台湾西岸部の台湾海峡に面する台湾最大規模の漁港のある街です。新鮮な魚介類を楽しめるレストランで賑わっているといいます。
華僑市場では、魚介類から干物、刺身まで、海の幸などが揃います。台湾海峡へとつながる川を眺めながら海鮮料理を楽しむ穴場的スポットです。
筆者
地球の歩き方ウェブ運営チーム
1979年創刊の国内外ガイドブック『地球の歩き方』のメディアサイト『地球の歩き方web』を運営しているチームです。世界約50の国と地域、160人以上の国内外の都市のスペシャリスト・特派員が発信する旅の最新情報をお届けします。
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