伊勢シーパラダイスのきらり・ひらりが「第二回カワウソゥ選挙」に立候補（三重県伊勢市）

2018年9月3日（月）から投票が始まる「いきものAZ presents 第二回カワウソゥ選挙」に、伊勢シーパラダイスのきらり・ひらりの2頭がエントリーしました。

「いきものAZ presents 第二回カワウソゥ選挙」とは、日本各地の動物園・水族館で飼育されているカワウソの人気ランキングを決めるイベントです。第一回大会は、36の動物園・水族館の参加があり、見事、伊勢シーパラダイスのブブゼラ君が人気No.1の座に輝きました。今回は、ブブゼラ君の子供であるきらり・ひらりの2頭がエントリーし、連覇を目指します。

きらり・ひらりは、昨年、伊勢シーパラダイスに誕生したツメナシカワウソです。授乳期間の初期に感染症を発症したため、国内で初めて、人工保育で育てられました。2018年4月10日、ツメナシカワウソが成獣すると言われる1歳を無事に迎えました。今では、「いきものAZ presents 第二回カワウソゥ選挙」に向け、猛特訓を重ねています。

トレーニングに積極的なきらり・ひらりは、父ブブゼラ君が得意だったお客様との握手や、選挙活動にもっとも必要な名刺の直接手渡しができるように練習中です。また、オリジナルPRグッズの制作やマニフェストの作成なども企画されているようです。

伊勢シーパラダイスは、ツメナシカワウソとコツメカワウソの2種6頭を飼育し、種の保全に向けて繁殖にもチャレンジしているそうです。

●ツメナシカワウソ
ツメナシカワウソは、南アフリカに生息している大型のカワウソで、日本では3つの動物園・水族館で、わずか7頭のみが飼育されています（2018年7月9日現在）。伊勢シーパラダイスでは、1991年からツメナシカワウソの飼育をはじめ、1993年に国内で初めての繁殖に成功してから、現在までに計3回の繁殖に成功しているそうです（国内全体では計4回）。

●コツメカワウソ
コツメカワウソは、前足の爪が小さいことが由来となったカワウソです。全国の動物園や水族館で飼育されています。自然下ではインド、中国南部、東南アジアなどの川や沼に生息しています。伊勢シーパラダイスでは、2頭のコツメカワウソが飼育されており、繁殖にチャレンジしているといいます。

伊勢シーパラダイスの最寄りとなる駅は、JR参宮線二見浦駅です。二見浦駅から伊勢シーパラダイスまでは、徒歩で約20分です（天候、交通事情による）。バスで伊勢シーパラダイスへ行く場合は、三重交通バスに乗車し、夫婦岩東口バス停で下車したらすぐです。

自動車で伊勢シーパラダイスへ行く場合は、伊勢二見鳥羽ライン・二見ジャンクションを利用すると便利です。伊勢シーパラダイスには、普通車250台分の駐車場（有料）があります。

いかがでしたか。「いきものAZ presents 第二回カワウソゥ選挙」に立候補した伊勢シーパラダイスのきらり・ひらりを紹介しました。愛らしいきらり・ひらりに合いに、伊勢シーパラダイスへ出かけてみてはいかがでしょうか。