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高野山の夏の風物詩!「第45回萬燈供養会 ろうそくまつり」(和歌山県高野町)

2018年08月10日

高野山(和歌山)で開催される「第45回萬燈供養会 ろうそくまつり」を紹介します。「萬燈供養会 ろうそくまつり」は、日本最大級のろうそく祭りとも呼ばれ、高野山の「奥の院」までの参道2キロメートルを、参拝者が100,000本のろうそくで彩ります。夏の夜を飾る幻想的な高野山へ、出かけてみてはいかがでしょうか。

「第45回萬燈供養会 ろうそくまつり」とは!?

高野山の夏の風物詩「萬燈供養会 ろうそくまつり」

日本最大級のろうそく祭り「第45回萬燈供養会 ろうそくまつり」が、2018年8月13日(月)の19:00から開催されます。本祭りは、本年で45回目を迎え、毎年全国から数多くの参拝者が訪れます。

「萬燈供養会 ろうそくまつり」は、弘法大師・空海が今も祈りを捧げる「奥の院」へと通じる参道を舞台に催されます。約2キロメートルにもなる参道に、100,000本のろうそくが並べられ、荘厳な空気を感じるなか、先祖をはじめ奥の院に眠る総ての御霊(みたま)への供養と祈りが捧げられます。

漆黒の闇にきらめく幻想的なろうそくの灯りは、高野山の夏の風物詩となっています。一様に先祖や縁の方々、200,000基におよぶ墓石を前に、「奥の院」に眠る総ての御霊への供養が行われます。

参道約2キロメートルに渡って並ぶろうそく

ろうそくの火は1,000年灯り続く祈りの火

1,000年灯り続く「お照の一燈」の火

「第45回萬燈供養会 ろうそくまつり」で使用する火は、1,000年灯り続く「お照の一燈」の火です。「お照の一燈」から分火させ、100,000本のろうそくへと火を移していきます。貧しい暮らしのなかで養父母の菩提を弔うために自らの黒髪を売り、「奥の院」の燈籠堂に献じた「お照の一燈」です。畏敬の念と感謝の心が生み出す平和を願うその思いが、1,000年の時を超えて受け継がれ、お参りをした皆の心に広がっていくことを願っているといいます。

ろうそくを並べる際は浴衣の袖口に引火の恐れがあるので充分に気を付けましょう

無料配布される100,000本のろうそく

参道に設けられたポイントで配られるろうそく

明かりを灯すろうそくは、参道に設けられた各ポイントで無料にて配られます。ろうそく100,000本を沿道に並べ、明かりを灯すと、そこには幻想的な世界が広がります。参拝者はその灯りのなかに先祖を思い浮かべ、お盆の送り火とするのです。また、優しく揺れるろうそくが作る光の道に、誰もが安寧を覚えることでしょう。

荘厳な雰囲気に包まれる「祈心灯」と「置燈籠」

夜道を照らす「置燈籠」

「第45回萬燈供養会 ろうそくまつり」には、ろうそくのほかにも、祈りを込めて灯りをともす「祈心灯」と、静けさのなかにしっかりと夜道を照らす「置燈籠」が並びます。「祈心灯」と「置燈籠」によって、参道は荘厳な雰囲気に包まれます。

願い事が書けるようになっている「祈心灯」は、ふたつで500円です。「奥の院」参道入口は2ヵ所あり、その両方で購入することができます。家内安全や商売繁盛、学業成就など、さまざまな願いを込めて明かりを灯し、所定の場所に運んだ後に献灯します。

毎年、「祈心灯」を用いて「今年の一文字」が作られます。今の日本にとって必要なものは何か。少し大げさですが、そのようなテーマで実行委員長が考える一文字です。過去には「和」「祈」「愛」「灯」などがあり、今年は希望の「希」です。縁取りをスタッフが行うそうなので、その枠内に参加者の手で「祈心灯」を並べていきます。

枠内に「祈心灯」を並べていきます
完成した「今年の一文字」

かつては町内の人のお祭りだった「ろうそくまつり」

45年前に始めた「高野山ろうそくまつり」が元祖

現在の高野山は、人口約3,000人、そのうち僧侶が1,000人という宗教都市。毎年約1,800,000人の方が訪れる町でありながら、人口流出が後を絶たず、消滅可能都市に含まれるほどだったといいます。

町外に出ていった若者がお盆に帰ってきたときに、何か高野山を感じられるものはないか、みんなが高野山らしく楽しめることはないかとの思いから、45年前に始めたのが「高野山ろうそくまつり」だそうです。今では多くの観光客、参拝客の楽しみとなり、高野山を代表するお祭りのひとつとなっています。

高野山へのアクセス方法

「奥の院」御廟手前、無明の橋より奥は撮影禁止です

電車で高野山へ行くには、南海鉄道を利用すると便利です。大阪府大阪市にある南海本線難波駅から南海高野線にて直通です。高野山の最寄りとなる駅は、高野山ケーブル高野山駅です。難波駅からの所要時間は、ケーブルカーを含めて約1時間40分です(天候、交通事情による)。

自動車で高野山へ行くには、阪和自動車道・和歌山インターチェンジ、または南阪奈道路・羽曳野インターチェンジを利用すると便利です。しかし、高野山内の駐車スペース、特に「奥の院」周辺は大変混雑し、駐車可能台数も少ないことから、電車などの公共交通機関を利用した方がよいでしょう。

■第45回萬燈供養会 ろうそくまつり
・開催場所:高野山「奥の院」参道全域
・開催日:2018年8月13日(月)
・最寄駅:高野山ケーブル高野山駅

いかがでしたか。高野山(和歌山)で開催される「第45回萬燈供養会 ろうそくまつり」を紹介しました。参拝者が100,000本のろうそくで彩る幻想的な高野山へ、出かけてみてはいかがでしょうか。

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