新時代の幕開けに、これかい!20万人以上を動員した愛すべき「へんないきもの展3」が3/20から開催!

公開日 : 2019年03月20日
最終更新 :
「へんないきもの展3」が3/20から開始!
「へんないきもの展3」が3/20から開始!

過去に約20万人以上を動員した、池袋が誇るおかしな展覧会。平成が終わり、新しい時代を迎える今、サンシャイン水族館×早川いくをがプロデュースする、愛すべき”へんないきもの”の大祭典「へんないきもの展3」が、2019年3月20日(水)より、サンシャイン水族館(東京:池袋)にて開催します。

「へんないきもの展3」とは

「へんないきもの展3」とは
「へんないきもの展3」とは

見た目がへん!生き様がへん!など、「どうして、こうなった?」と我々人間から見ると首をかしげたくなる、“へんないきもの”たち。しかしそこには不思議な魅力がいっぱいです。本特別展は、早川いくを氏とサンシャイン水族館の飼育スタッフが選び抜いた、愛すべき“へんないきもの”たち、約20種類が集います。

■開催概要
へんないきもの展3 サンシャイン水族館×早川いくを
URL:https://sunshinecity.jp/file/aquarium/heniki3/
開催期間:2019年3月20日(水)~7月5日(金) 9:00~21:00
※各種祝日等の営業時間の詳細は公式サイトをご確認ください。
会場:サンシャイン水族館 特別展会場
料金:600円
※水族館本館ほか対象施設・イベントをご利用の方、年間パスポートをお持ちの方は400円

ふしぎで、かわいくて?おかしなへんないきものたち

ふしぎで、かわいくて?おかしなへんないきものたち
オーストラリアガマグチヨタカ
フサギンポ
フサギンポ

名前のとおりガマグチにそっくりな口を持つ「オーストラリアガマグチヨタカ」、ギョロッとした目に馬鹿でかい口がチャーミングな「フサギンポ」など、見れば見るほど愛おしく思えてきてしまう“へんないきもの”たち。動物界No.1クラスの長さを誇る生殖器を持つ「フジツボの仲間」、毒をもつイソギンチャクを両ハサミでつかんで左右に振り外敵を威嚇する姿がまるでチアリーディングのような「キンチャクガニ」など、生態や行動が“へんないきもの”が勢ぞろい。お気に入りの“へんないきもの”がきっと見つかります。

愛すべき”へんないきもの”たちのラインナップ

愛すべき”へんないきもの”たちのラインナップ
トラウツボ
ワニガメ
ワニガメ

愛すべき”へんないきもの”たちのラインナップをずらっと紹介!

〇ワニガメ(アメリカ南東部)
※淡水性カメの仲間では最大種で、大型のものでは体重が100kgをこえることもあります。舌の先にある突起物をエサの様に見せかけて獲物をおびき寄せ、捕食します。

〇ハナミノカサゴ(インド洋、太平洋)
※体やヒレの派手な色や模様は、毒をもっていることを他の生物にアピールするためといわれています。背ビレには強い毒をもち、刺されると激しい痛みに襲われます。口は大きく、一瞬にして魚を飲み込んで捕食します。

〇フジツボの仲間(全世界の海)
※蔓脚と呼ばれる期間を動かすことで海中のプランクトンを集めます。貝類の仲間に見えますが、甲殻類の仲間です。

〇ジャノメナマコ(インド洋、西太平洋)
※全長約40cmになり、体表には蛇の目模様の斑紋が散在します。刺激を与えると、肛門から粘着力の強いキュビエ器官と呼ばれる内臓の一部を放出し身を守ります。

〇ヌノサラシ(南日本、インド洋、太平洋)
※幼魚の際は縞模様ですが、成長するにつれて模様がへんかしていきます。また、危険を感じるとグラミスチンという毒を放出することで敵から身を守ります。

〇クモヒトデの仲間(全世界の海)
※世界中の海に生息し種類も多いため分類は非常に困難です。特徴である長い腕を自由自在に動かしながら、小さな隙間でも簡単に潜り込みます。

〇トラウツボ(南日本、インド洋、太平洋)
※眼の近くにある角が長く伸びることが特徴です。夜行性であるため、昼間は岩陰に身をひそめ、夜にエサを求めて活動を開始します。

アンゴラウサギ
アンゴラウサギ
アサヒガニ
アサヒガニ

〇アンゴラウサギ(トルコのアンゴラ地方原産)
※品種改良をされ、長いフワフワとした毛が特徴です。体全体を覆う長い毛は10cm以上に伸び、顔が毛でうもれることもあります。

〇ニシキミナシ(奄美以南、沖縄、、インド洋)
※口の中に返しがついた歯舌と呼ばれる毒のモリを持ち、それを使って獲物を狩ります。毒液を注入された小魚などは麻痺状態となるので、そのまま飲み込んで捕食します。

〇タガヤサンミナシ(インド洋、西太平洋)
※口の中にある歯舌を使って狩りを行います。歯舌の毒で、獲物となるか衣類を麻痺させ捕食します。夜行性のため、昼間は石の下や砂中にもぐっていることが多いです。

〇オオマルモンダコ(インド洋、西太平洋)
※全長約10cmの小さなタコで、人間を麻痺や死亡させるのに十分なほどの強力な毒を持っています。興奮した際に浮き出る青く光る模様が美しいです。

〇アサヒガニ(インド洋、太平洋)
※扁平した後脚を巧みに動かすことで砂中に潜り、砂から眼のみを突出させ身を守ります。ヤドカリとカニの中間種と言われており、横ではなく前後に動くことができます。

〇アロークラブ(西部大西洋、カリブ海)
※鋭くとがった甲と非常に長い脚が特徴です。砂中にいるウミケムシと呼ばれるゴカイの仲間を好んで食べるため、水槽内のお掃除役として重宝されています。

〇キンチャクガニ(インド、西太平洋)
※イソギンチャクをハサミでつかんだまま暮らす小型のカニの仲間です。外敵に襲われそうになるとイソギンチャクを振りかざし応戦します。

アロークラブ
アロークラブ
アルマジロトカゲ
アルマジロトカゲ

〇アロークラブ(西部大西洋、カリブ海)
※鋭くとがった甲と非常に長い脚が特徴です。砂中にいるウミケムシと呼ばれるゴカイの仲間を好んで食べるため、水槽内のお掃除役として重宝されています。

〇キンチャクガニ(インド、西太平洋)
※イソギンチャクをハサミでつかんだまま暮らす小型のカニの仲間です。外敵に襲われそうになるとイソギンチャクを振りかざし応戦します。

〇タラバガニ(北海道、オホーツク海、ベーリング海)
※「カニ」という名前がついていますが、ヤドカリの仲間です。カニとヤドカリは脚の本数で区別することができ、カニは10本に対し、ヤドカリは8本となります。

〇エポーレットシャーク(西太平洋、オーストラリア北部からニューギニア)
※サンゴ礁の浅瀬やタイドプールで見られるサメの仲間です。魚ですが、ヒレを使って泳ぐことができ、胸ビレと腹ビレを使い、体をくねらせながらサンゴの間や岩の下などを歩きます。

〇オーストラリアガマグチヨタカ(オーストラリア、ニュージーランド)
※大きな口をあけたところはなまえの通りガマグチそっくりです。夜行性のため、昼間はじっとしていることあ多いです。外敵が近づくと木に擬態し、危機を回避します。

〇ウコンハネガイ(インド洋)
※オレンジ色の触手の付け根の間に約40小物目があります。流れてくるプランクトンなどを漉しとって食べています。殻の縁にあるに酸化ケイ素の球体が光に反応することにより稲妻のような発光が見られます。

〇エレファントノーズフィッシュ(中央アフリカ)
※象の鼻の様に見える長い部分は鼻ではなく、下顎です。また、尾鰭のつけ根に小さな発電器官をもっています。微弱な電流を流してレーダーのようにして使用し、濁った水の中を自在に泳ぎます。

〇フサギンポ(黄海、北部日本海、東北太平洋沿岸)
※岩礁遺棄などに生息し、岩の隙間などで隠れてじっとしていることが多いです。頭部や背ビレにふさ状の皮弁があることから名づけられました。

〇アルマジロトカゲ(南アフリカ共和国)
※南アフリカ共和国の固有種で、岩が多い荒れ地に生息しています。危険を感じると岩の隙間に逃げ込みますが、逃げ場のないところでは、尾をくわえて体を丸める防御行動をとることがあります。

〇ドラキュラ族の仲間(モンキー・オーキッド)(南米アンデス山脈、中米)
※「モンキー・オーキッド」と言われているドラキュラ族シミアを含むこの属は、湿度の高い雲霧林に自生する養生蘭です。

へんないきものオリジナルフード

へんないきものオリジナルフード
アルマジロトカゲパン
ガマグチヨタカとフサギンポのフーセンガム
ガマグチヨタカとフサギンポのフーセンガム

サンシャイン水族館の中にあるショップ アクアポケットでは、“へんないきもの”をモチーフにした限定フードやアイテムを販売するほか、サンシャインシティ内には“へんないきもの”と一緒に自分も“へんないきもの”になれるフォトスポットも登場します。

平成という時代が終わり、新たな時代の幕開けを迎える今、サンシャイン水族館が自身をもってお届けする“へんないきものの大祭典”をご期待ください。


・アルマジロトカゲパン(432)
・オリジナルアルマジロトカゲキャンディー(270)
・ガマグチヨタカとフサギンポのフーセンガム(各324)
・アロークラブのへんなカーサイン(648)
・ジャノメナマコのポケットティッシュケース(540)
※他にもへんないきものをモチーフにしたフードやお土産がたくさん!

サンシャイン水族館の本館でも愛すべき“へんないきもの”を発見!?

サンシャイン水族館の本館でも愛すべき“へんないきもの”を発見!?
ゾウギンザメ

サンシャイン水族館本館でも愛すべき“へんないきもの”が展示されています。3月15日(金)からは生きた化石と言われるシーラカンスよりも進化速度が極めて遅い脊椎動物「ゾウギンザメ」を公開。現在、国内で「ゾウギンザメ」の展示を行っているのは同館のみとなります。

2014年のワシントン大学医学部の研究発表によると、ゾウギンザメのDNA解析を行い他の脊椎動物ゲノムとの比較した結果、ゾウギンザメのゲノム進化速度が既知の脊椎動物の中でも極めて遅いことが判明。これは4億年近く姿を変えていないとされるシーラカンスよりも進化速度が遅いこととなります。更なる研究が続く、まだまだ謎の多い生物であるゾウギンザメにもご注目ください。

筆者

地球の歩き方ウェブ運営チーム

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