スイス・チューリッヒのクリスマスマーケット、必見のスワロフスキーツリーにおすすめ伝統菓子もご紹介!
ヨーロッパの冬といえば、グリューワインの香り漂うクリスマスマーケット。スイス最大の都市チューリッヒでは、「クリストキンドリ・マルクト」や「ヴァイナハツマルクト・ドルフリ」、「ヴァイナハツ・アム・べレヴュー」と、さまざまな場所でクリスマスマーケットが開催されます。各マーケットではスイス産のハンドメイド商品からチューリッヒの伝統菓子、多国籍料理も楽しめます。今回は、そんな楽しい時間が過ごせるチューリッヒのクリスマスマーケットを一挙ご紹介いたします。
1. クリストキンドリ・マルクト
クリストキンド・マーケット(Christkindlimarkt Zürich)は、チューリッヒ中央駅に位置する、欧州でも最大級の屋内クリスマスマーケット。
150軒もの屋台やマーケットが並び、チューリッヒ駅構内にはシナモンやスパイスたっぷりのグリューワインの匂いが漂います。
最大の見どころは、高さ15mに7,000個ものスワロフスキーのクリスタルオーナメントが飾られた豪華絢爛なツリー。
夜には、クリスタルの輝きがさらに美しく光るライトショーも開催されます。
夜空に輝くクリスマスツリーのようで、とてもゴージャスな光景がみられますよ。
■クリストキンド・マーケット(Christkindlimarkt Zürich HB)
・URL: https://christkindlimarkt.ch
2. ヴァイナハツマルクト・ドルフリ
ヴァイナハツマルクト・ドルフリ(Weihnachtsmarkt Dörfli)は、チューリッヒでもっとも古い歴史があるクリスマスマーケット。
旧市街地のニーダードルフ(Niederdorf)は、パブやレストランが連なり、アーティステックな人々にも人気のエリアです。
石畳に広がる温かい光に包まれた光景と屋台、風情ある最古のクリスマスマーケットに足を運んでみてはいかがでしょうか。
■ヴァイナハツマルクト・ドルフリ(Weihnachtsmarkt Dörfli)
・URL: https://weihnachtsmarkt-doerfli.ch/der-markt
もうひとつの見どころは、子供やコーラスグループが歌声を披露する「シンギングツリー」。
インターナショナルなチューリッヒならでは、歌う曲もさまざまな言語が聞こえてきます。赤い帽子にマフラーをかぶる子供たちのクリスマスツリーは、とってもかわいらしいですよ。
平日は17時30分、18時30分にコーラスが始まるので、バーンホフ通りまできたら足を運んでみてはいかがでしょうか。
■シンギング・クリスマスツリー(Singing Christmas Tree)
・URL: https://www.singingchristmastree.ch/home
3. ヴァイナハツ・アム・べレヴュー
ヴァイナハツ・アム・べレヴュー(Zürcher Wienachtsdorf am Bellevue)は、オペラハウスの目の前に位置する、クリスマスマーケット。
マーケットの中心部にはクリスマスツリーがあり、それを囲むように多国籍の屋台が立ち並びます。
ポルトガルのおいしいデザート「エッグタルト」や英国のスナックフード「フィッシュ&チップス」、アフガニスタン料理、日本のソールフード「ラーメン」などの屋台が立ち並び、多国籍料理が楽しめます。
冷えた身体には、温かいグリューワインもおすすめ。食べ歩きを楽しんでみましょう。
最後に、マーケット内のおすすめお土産をご紹介!
創業1840年の伝統薄焼き菓子「Suter Triggel」は、チューリッヒ州・シェーネンベルク(Schönenberg)に製造店があります。
この時期はチューリッヒの各クリスマスマーケットにも出店しているので、立ち寄ってみましょう。
原材料は、ハチミツやしょうが、アニスなどクリスマスの時期にぴったりな味です。ハチミツの香りが豊かなおいしい一品ですよ。
繊細な絵柄がプリントされた焼き菓子は少し硬めの仕上がりですが、持ち運び時では崩れにくので、お土産や旅行のお供にも最適です。
■スーター・ティルッゲル(Suter Tirggel)
・URL: https://www.tirggel.ch
いかがでしたか。チューリッヒ中央駅からクリスマスマーケット巡りを楽しむ贅沢な1日。この時期の風物詩を見に、皆さんも出かけてみてはいかがでしょうか。
筆者
スイス特派員
田山 貴子
欧州移住を目指して日本から求職し、2000年よりベルン在住。スイスの会社に10年間勤めた後、日本とスイスの架け橋になるべく起業。
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