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世界には見たい! 体験したい! いっしょに盛り上がりたい! 祝祭がいっぱい

2021年10月16日

地球の歩き方が新たにお届けする『旅の図鑑シリーズ』は、「奇岩」「グルメ」「巨像」「聖地」など、テーマを絞って世界の情報をお届けするシリーズです。シリーズ11冊目となる『世界の祝祭』では、行ってみたい、見てみたい、体験したい、と思う「旅心」をくすぐる祝祭を満載しています。

【はじめに】2021年10月9日現在、観光目的の海外渡航は難しい状況です。『地球の歩き方ニュース&レポート』では、昨今の世界情勢をふまえ観光地情報の発信を抑制してきました。しかし、「近い将来に旅したい場所」として、世界の観光記事の発信を2020年6月以降、再開することにいたしました。
世界各地のまだ行ったことのない、あるいは再び訪れたい旅先の詳しい情報を入手して準備をととのえ、新型コロナウイルス禍収束後は、ぜひ旅にお出かけください。安心して旅に出られる日が一日も早く来ることを、心より願っています。

世界の魅力的な「仮面祝祭」ベスト3

秋にティンプーで行われるツェチュ祭りは首都ということもあり観光客でも見学しやすい

●ツェチュ祭【ブータン】
ブータンにチベット仏教を伝えたとされるパドマサンババの生涯において、大事な出来事があったのは毎月10日(ツェチュの日)であったといわれています。そのことにちなみ、ブータン各地では毎月10日に、チベット仏教の教えを仮面舞踊(チャム)で人々にわかりやすく伝える祭りが開催されます。なかでも春のパロ、秋のティンプーのツェチュ祭りは盛大。仮面の独特さ、衣装の美しさ、踊りの豊富さなど、間違いなく世界の仮面祝祭を代表するものです。

森の精霊の衣装は30kgもあるとか……

●シルベスタークロイゼ祭り【スイス】
スイスとリヒテンシュタインの国境近く、アッペンツェル・アウサーローデン州の各村で行われる大晦日の厄払い行事。現在の西暦(グレゴリオ暦)の大晦日と、ユリウス暦の大晦日(現在の1月13日)の両日開催されます。「美」「醜悪」「自然(もしくは森)」を象徴する三精霊の仮面・仮装をした集団が、巨大なカウベルを打ち鳴らしヨーデルを歌いながら、悪霊を追い払い、福を呼び込む祭りです。

パラチコの仮面は代々家庭で受け継がれてきている

●パラチコ祭り【メキシコ】
 その昔、スペイン人の病の子を元気づけるために、仮装して踊ったところ病気が治ったという故事に由来して始まった祝祭。パラチコとは「子供のために=パラ・エル・チコス」という言葉がもとになったと言われています。仮面は無表情のひげ親父風で(一人ひとり微妙に顔が違う)、なんとなくユニーク。頭にかぶるカツラも巨大タワシのよう。祭りではチンチンと呼ばれるマスカラを鳴らしながら、大行列でパレードします。祭りが行われるチアパ・デ・コルソは、メキシコ政府観光局が「魔法のような魅力的な町」として選出したほどの愛らしさです。

世界の魅力的な「投げ合い・かけ合い祝祭」ベスト3

トマト投げの狂乱は約1時間

●ラ・トマティーナ【スペイン】
人口1万人ほどの小さな町ブニョールに、世界中から3~5万人もの人がトマトを投げあいに集まってくる、大人気祭り。1945年に、町での伝統パレードに乱入してきた若者にトマトを投げつけたのが始まりと言われています。今ではちゃんとしたルールが確立され、町の中心の広場で1時間という限られた時間で100~150トンのトマトをひたすら投げ合うことができます。ひたすら童心に返り、楽しめるお祭りです。

400トンものオレンジが飛び交う

●オレンジ投げ合戦【イタリア】
中世の頃、横暴な領主に対して怒った民衆が施しにと配られた豆を投げ返したのが祭りの始まり。今では防御ヘルメットをかぶる領主軍団と、揃いの衣装を着た民衆軍団によるオレンジ投げで、その勝負を競っています。観光客は原則見学のみ。安全に見たければ設置された金網越しで、自分もその雰囲気に浸りたい場合は、赤いフリジア帽をかぶり(見学者の印)、流れオレンジが飛び交う中で……。ちなみに使われるオレンジは、わざわざシチリアから運んでくるそうです。

びしょ濡れ必須の水かけ合戦

●ソンクラーン【タイ】
毎年4月、タイ新年(仏暦)を祝う行事がソンクラーン。
「相手に敬意を払う」意味でかけていた水が、いつしか激しくなり水かけ合戦のようになって、世界中のお祭りフリークが注目。この時期、バンコクやチェンマイはもちろん、田舎に行っても、そこら中から水鉄砲、バケツ、ホースで水が降ってきて、全身びしょ濡れ間違いなし。バイクやトゥクトゥク、さらに窓を開けたバスに向かっても水がかけられるほどです。水鉄砲やバケツを持って、参戦して、思い切り盛り上がるのがおすすめです。

世界中の魅力的な祝祭を集めた図鑑が「地球の歩き方」から登場!

『世界の祝祭』税込1760円

以上、世界各地の祝祭を満載した図鑑シリーズ最新刊『世界の祝祭』の編集者が2つのテーマで選んでみました。一応ベスト3としていますが、実際にはどれを選ぶか迷ったほどで、甲乙つけがたし。世界中には本当にたくさんの魅力的な祝祭がいっぱいです。
『世界の祝祭』は、各祝祭の起源から、今の祝祭の様子、さらに祝祭を見に行くためのアクセス情報や楽しむためのヒントなど、盛りだくさんの内容となっています。

■『地球の歩き方 旅の図鑑W11:世界の祝祭』
https://hon.gakken.jp/book/2080168700

写真:©iStock / ©Adobe Stock

TEXT:伊藤伸平(旅の図鑑シリーズ:世界の祝祭 担当)

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※当記事は、2021年10月9日現在のものです

〈地球の歩き方編集室よりお願い〉
2021年10月9日現在、上記の国々への日本からの渡航は制限されています。渡航についての最新情報、情報の詳細は下記などを参考に必ず各自でご確認ください。
◎外務省海外安全ホームページ
・URL: https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html
◎厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について
・URL: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

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地球の歩き方編集室(編)
定価:1,760円(税込)
発行年月: 2021年10月
判型/造本:A5
頁数:256
ISBN:978-4-05-801687-9

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