絶景写真ポイント モレーンレイクとテンピークスを見逃すな!

公開日 : 2015年08月24日
最終更新 :
この景色を撮影しに世界中から写真愛好家が集まってくる
この景色を撮影しに世界中から写真愛好家が集まってくる

ターコイズブルーの湖とその奥に見える10の峰。この景色の写真を見たことがある人は意外と多いかもしれません。そう、1970年から1993年まで20年以上にわたってカナダの20ドル札の裏面に描かれていたのでカナダ人には本当になじみ深い景色なのです。

バンフ国立公園の観光シーズンは4月中旬から10月中旬までの半年間ですが、モレーンレイクは標高1884mの位置にあり、途中の山道の雪解けが周辺の観光地より遅いため、6月ごろまで閉鎖されている年も多いのです。ちなみに近郊のレイクルイーズは標高1536mです。

日本からの団体ツアーでは近郊のレイクルイーズはほぼ100%ツアーコースに入っているものの、モレーンレイクに立ち寄るツアーは意外と少なく、そのため日本人にはなじみが薄いかもしれませんがこの景色を是非堪能してもらいたいです。

この湖の特徴であるターコイズブルーは、氷河が削った微細な土砂が湖に流入し、太陽光が屈折することによってそのような色に見えるということです。

この景色を見るためには駐車場から少し歩かなくてはなりません。

この標識を見てどのトレイルを行くか決めましょう
この標識を見てどのトレイルを行くか決めましょう

見出しの景色をみたいなら迷わずロックパイルトレイル(Rockpile Trail)を行きましょう。距離も約300m、高低差24mと短く体力にあまり自身のない方でも大丈夫です。


こちらがロックパイルトレイル
こちらがロックパイルトレイル

名前の通り岩が無数に積まれています。その間をぬって階段があります。この道を登って行けば10分ほどで絶景が目に入ってきます。

絶景ポイントまでの裏ルート…
絶景ポイントまでの裏ルート…

こちらは正規ルートではありません。多くの人が登っていますがあくまで自己責任でお願いします。

別の場所から見たモレーンレイク
別の場所から見たモレーンレイク

時間に余裕のある方は湖畔を歩いてみるのもいいでしょう。ちょっと違ったモレーンレイクが見えてきます。


バンフ国立公園のホテルの空室を検索

湖の向こうに氷河が!
湖の向こうに氷河が!

湖畔を歩いてみると山頂付近の氷河がはっきりと見えます。この氷河と雪解け水が湖に流れ込む際に岩肌を削ってその土砂が湖を浮遊し湖をターコイズブルーにするんですね。

【データ】
モレーンレイクに正式住所がありませんので併設されているモレーンレイクロッジ(Moraine Lake Rodge)を記載します。
住所:Morain Lake Rd, Improvement District No.9 AB T0L 1E0
Tel:Toll Free: 1-877-522-2777
   Phone: (403)522-3733
URL:http://morainelake.com/
アクセス:カルガリーから200㎞、バンフから65㎞、レイクルイーズから14㎞


【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。