ジョン・ウー監督、福山雅治ほか豪華キャスト陣勢ぞろい!映画『マンハント』舞台挨拶レポート

公開日 : 2018年02月01日
最終更新 :
1/30(火)にTOHOシネマズ六本木でおこなわれた舞台挨拶
1/30(火)にTOHOシネマズ六本木でおこなわれた舞台挨拶

2018年1月30日(火)、東京六本木ヒルズにあるTOHOシネマズで、アクション映画の巨匠ジョン・ウー監督の最新作 映画『マンハント』の一般試写会と、そして舞台挨拶がおこなわれました。ご登壇されたのは、ジョン・ウー監督、主演の福山雅治さん、國村隼さん、倉田保昭さん、斎藤工さん、桜庭ななみさん、池内博之さん、 TAOさん、そして殺し屋役であり、監督の娘でもあるアンジェルス・ウーさん。
いよいよ2月9日(金)に公開が迫った映画『マンハント』、舞台挨拶で明らかになったその見どころ、舞台裏をレポートします。
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2月9日(金)公開 映画『マンハント』とは

2月9日(金)公開 映画『マンハント』とは
チャン・ハンユー、福山雅治のW主演

日本映画への愛に溢れるジョン・ウー監督が、2016年に大阪や岡山などを中心に日本でのオールロケを敢行し、高倉健主演でも映画化された原作「君よ憤怒の河を渉れ」の再映画化に挑んだ作品です。世界中のアクション映画ファンを熱狂させたジョン・ウー監督独自のアクション流儀はそのままに、チャン・ハンユー、福山雅治他、アジアや日本を代表するキャストがスクリーン上で躍動します。無実の罪を着せられ逃亡する弁護士ドゥ・チウをチャン・ハンユーが演じ、彼を追いながら事件の真相に迫る刑事矢村聡を福山雅治が演じます。ジョン・ウー監督久々の激しいアクション作品にベネチア国際映画祭やトロント国際映画祭など、世界各国の映画祭をはじめ、2017年11月に公開された製作本国中国でも大きな話題をさらいました。
地球の歩き方ニュース:大阪を舞台にジョン・ウーアクションが映える!チャン・ハンユー、福山雅治W主演『マンハント』('17/12/22公開)も要チェック!

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「出ていいの?」驚きのオファーに応じた福山雅治さん

「出ていいの?」驚きのオファーに応じた福山雅治さん
トーク内容まで楽しい福山雅治さんの現場説明

「監督からお声がかかって、驚きとともに、出ちゃだめなんじゃないか、という不安な気持ちのほうが最初は大きかったです」

憧れの監督の映画にお声がかかる機会は一生ないと思ったので飛び込んだ、という胸中を語る福山雅治さん。作中はハードなアクションシーンが満載で、不安もあったと語られましたが、W主演のチャン・ハンユーさんとともに織りなす刑事矢村の姿は、まさにジョン・ウーアクションの映画そのもの。見ごたえアリ、です。

「撮影現場はほんとに穏やかでした。ジョン・ウー監督も怒ったりはしないです。どうぞみなさん演じてみてください、という感じで役者がクリエイティブしようとすることに対しての敬意があるんです。求心力もあり、現場は映画、そして”ジョン・ウー”という共通言語のもとに一丸となって撮影に臨めました」

MCの撮影現場の雰囲気は?の質問に答える福山雅治さん。巨匠の映画撮影、という一般人には到底わからないハードそうな世界ですが、作品が織りなすドハデなアクションとは裏腹に、現場は穏やかだそうです。ジョン・ウー監督といえば、伝説、伝統的ともいうべき鳩のシーン。福山雅治さんにとっても念願だったそうで…。

「ついに実現できました(笑)あのシーンを撮影して、チェックしている画面を思わず写メしてしまいました、すみません!ここは撮らせて頂きます!って感じです(笑)」

予告編にちょこっと登場しますが、実際のシーンは劇場でご覧ください!

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「前から注目していた」福山雅治さんを抜擢した監督

「前から注目していた」福山雅治さんを抜擢した監督

「子どもの時から日本映画が大好きで、影響を受けていて、兼ねてから日本で撮影してみたいと思っていました」

チョウ・ユンファの主演で話題になった映画『男たちの挽歌』(1986年 監督:ジョン・ウー)も日本映画の影響を受けていると語るジョン・ウー監督。この作品は冒頭にも触れた、高倉健主演で映画化もされた原作「君よ憤怒の河を渉れ」の再映画化という位置付けです。同作、日本映画へのオマージュとして撮影されたそうです。

「福山雅治さんは以前から注目していました。人情もあり、正義感に満ちています。考えていた矢村象にぴったりでした。古い友人でもある國村隼さんと素晴らしいチームを結成できてよかったです。長年の夢が叶いました」

本作は、身分や国境を超えた、男の”強く熱い絆”が芽生えた2人はついに手をとり、ともに事件の真相を究明する疾走感溢れる日中友情ストーリー。役柄だけではなく、監督と役者による育まれた友情があっての実現だったのかもしれません。

「映画好きな少年が現場にきてしまった」斉藤工が語る現場の裏話

「映画好きな少年が現場にきてしまった」斉藤工が語る現場の裏話
こだわりの監督作品を楽しそうに語る斉藤工さん

「映画好きな少年が現場に来てしまった(笑)という感じです。実は、監督のDVDを現場に持ち込みました、サインをもらおうと思って(笑)選んだ作品は、本当はジョン・ウー監督の一作目”カラテ愚連隊”(1973年)にしたかったが、手に入らなかったため、二作目の”ザ・ハンド・オブ・デス”、日本では”ジャッキー・チェンの秘龍拳”(1976年)という名前のDVDをこっそり持ちこみました。SPにとめられるようなことをしてしまいましたが、監督は仏のような笑顔で接してくれました」

その選択した作品の濃さが、ジョン・ウー作品愛を彷彿とさせるエピソードです。『マンハント』では序盤に登場して、福山雅治さん演じる矢村刑事とバトルシーンを繰り広げる斉藤工さんの活躍にも、世の女性ファンのみならず、ジョン・ウー作品ファンの男性諸君も注目です!

エキストラから市街地まで大阪全面協力!

エキストラから市街地まで大阪全面協力!
豪華キャスト陣が勢ぞろい!

「楽屋に福山さんがいらっしゃって、何度でも失敗してもいいからね、と言ってくれて楽になりました」

中国語を勉強しているという桜庭ななみさんが、またも全国の福山ファンが増大するエピソードを語り、「ななみちゃんが失敗してくれたら俺も(失敗を)しやすいなって(笑)」と返す、作中の相棒役にとどまらない信頼関係を垣間見た瞬間でした。

ジャパンプレミアには、残念ながらもう一人の主演俳優、チャン・ハンユーさんは来られませんでしたが、二人の呼吸のあった演技に、作品のテーマでもある友情、絆を感じたと監督はいいます。大阪全面協力のもと、地元の方々もエキストラボランティアとして参加したとのことで、人情味溢れる様子は映画にも反映されている、注目の映画『マンハント』(ギャガ配給作品)は、2018年2月9日(金)にTOHOシネマズ新宿他、全国公開!
連休中の映画はこれに決まりです!

映画『マンハント』
公式サイトはこちら
主演:チャン・ハンユー、福山雅治、チー・ウェイ、ハ・ジウォン 友情出演:國村隼 特別出演:竹中直人、倉田保昭、斎藤工 共演:アンジェルス・ウー、桜庭ななみ、池内博之、TAO、トクナガクニハル、矢島健一、田中圭、ジョーナカムラ、吉沢悠 監督:ジョン・ウー 撮影監督:石坂拓郎『るろうに剣心』、美術監督:種田陽平『三度目の殺人』、音楽:岩代太郎『レッドクリフ』、アクション振付:園村健介『GANTZ』、衣装デザイン:小川久美子『キル・ビル』 原作:西村寿行『君よ憤怒の河を渉れ』/徳間書店刊 および 株式会社KADOKAWAの同名映画 © 2017 Media Asia Film Production Limited All Rights Reserved.

筆者

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