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手塚治虫の禁断の問題作が日本、ドイツ、イギリスの国際共同製作で初映画化。話題の『ばるぼら』とは。

2018年11月28日

禁断の愛とミステリー、芸術とエロス、スキャンダル、オカルティズムなど、様々なタブーに挑戦した、漫画の神様「手塚治虫」の描いた問題作。そ の独特な世界感から”映画化不可能”と言われた本作が、とうとう手塚治虫生誕90周年を記念し初映像化します。2018年11月、都内某所にておこなわれた制作発表の様子をレポートします。

日本、ドイツ、イギリスの共同制作

本作は、日本、ドイツ、イギリスの製作者が集結し、実現しました。監督は手塚治虫の実子であり『白痴』(ヴェネチア国際映画祭、デジタルアワード受賞)『ブラックキス』(東京国際映画祭)など独特の映画美学により国際的に評価される手塚眞監督。撮影監督にはウォン・カーウァイ監督作品等の映像美で知られる 鬼才・クリストファー・ドイル。稲垣吾郎さんが異常性欲に悩まされている売れっ子耽美派小説家”美倉洋介”を、自堕落な 性格のフーテン女”ばるぼら”を二階堂ふみさんが演じます。

手塚眞監督

11月20日、都内某所でおこなわれた制作発表で、なぜ『ばるぼら』を選んだのか?という記者の問いかけに対し手塚監督は、「子どもの頃から読んでいた”大人の漫画”で、思い入れがある作品です。自分が今まで表現してきたことと、父親(手塚治虫)との接点を感じました」とコメントしました。

美倉洋介を演じる稲垣吾郎さん

『ばるぼら』の作中、キーマンとなる小説家の主人公”美倉洋介”を演じるのは、稲垣吾郎さん。会見では、「(手塚治虫作品は)子どもの頃から拝見しています。昔、舞台で「七色インコ」を演じたこともあり、ずっと身近に感じていた手塚作品で育ってきたので、光栄です」とコメント。マネキンや犬が人間の女性に見えてしまうなどの異常性欲に悩む美倉を演じるにあたり、「自分にとって新しい挑戦だと思います。今のタイミングでなきゃ演じられない役」と、本作における意欲をみせ、「愛がむき出しになった僕を楽しんでいただけるんじゃないかと思います(笑)」と笑顔をのぞかせました。

主人公ばるぼらを演じるのは、二階堂ふみさん

稲垣吾郎さん演じる”美倉洋介”と、新宿駅の片隅で運命的で衝撃的な出会いをするヒロインの”ばるぼら”を演じるのは、二階堂ふみさん。手塚作品について「幼少期の頃に父がすごく好きで、家には火の鳥とかアトムなどがありました」と語り、「アトムのようなワクワクするストーリーを読んで、手塚治虫先生はこういう方なんだろうなっていうイメージがあったけど、火の鳥とかばるぼらを読むと難しく、怖い。どっちの手塚先生が本当なのか、謎めいている感覚ですね」と続けました。

『ばるぼら』ストーリー

『ばるぼら』ポスタービジュアル

【ストーリー】
人気小説家美倉洋介は、新宿駅の片隅でホームレスのような酔払った少女ばるぼらに出会い、ついに家に連れて帰る。大酒飲みでだらしないばるぼらだが、美倉はなぜか奇妙な魅力を感じて追い出すことができなかった。彼女を手元に置いておくと不思議と美倉の手は動きだし、新たな小説を創造する意欲がわき起こるのだ。ばるぼらはあたかも芸術家を守るミューズのようだった。

というストーリーです。

『都会が何千万という人間を飲み込んで消化し…たれ流した排泄物のような女…それが、ばるぼらだった』

興味が尽きない、ヒロインの紹介と思えないようなミステリアスな『ばるぼら』。主人公”美倉洋介”も、ヒロイン”ばるぼら”も、なかなかお目にかかれないような異色なキャラクター。原作は70年代が舞台ですが、本作は現代版として制作することが、この日、手塚監督から発表されています。お二人が演じる『ばるぼら』は2019年冬、全国にて公開予定。

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