【読者プレ】婚活の現実を描いた衝撃作を実写映画化! 『美人が婚活してみたら』黒川芽以&監督インタビュー

公開日 : 2019年03月21日
最終更新 :
映画『美人が婚活して みたら』
映画『美人が婚活して みたら』

『勝手にふるえてろ』の大九明⼦監督最新作。婚活美女が、非モテ系・婚活男子とイケメン歯科医とマッチング…!?不毛な恋の末に、ドン底を邁進する、30代独身OLのリアルな婚活狂騒劇!タブーなしの婚活⼥性の本⾳を、 実在の登場人物のリアルなエピソードを基に曝け出し、読者を“感動”と“衝撃”で粉砕した、号泣必至の禁断のコミックの映画化。『美人が婚活して みたら』が2019年3月23日(土)より、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか、全国公開が決定。これを記念して、特別企画として主演女優の黒川芽以さん、大九明子監督に直撃インタビュー!

『美人が婚活してみたら』ストーリー

『美人が婚活してみたら』ストーリー
死ぬ気で婚活することを決意
婚活サイトに登録してみるのだが…。
婚活サイトに登録してみるのだが…。

【ストーリー】
「あぁ、死にたい・・・」。休日の公園で一人ぼーっと過ごしていたタカコは、ふとつぶやいた。仕事にも容姿にも恵まれていた32歳、 WEBデザイナーのタカコ(⿊川芽以)は、20代から選ぶ男がなぜか既婚者ばかり。不倫ばかりの不⽑な恋を重ねているう ちに、すっかり三⼗路を超えてしまったタカコは「私、結婚したい・・・」と、死ぬ気で婚活することを決意。⾃分を変えるため、そして 安泰な⼈⽣をゲットするために⼀念発起したタカコは、親友ケイコ(⾅⽥あさ美)の勧めで婚活サイトに登録してみるのだが…。

というストーリーです。

⻑く続いた不倫の終焉をきっかけに32歳にして本気で婚活をはじめる、⿊川芽以演じる主⼈公・タカコと、彼⼥と婚 活で出会う男たち、中村倫也演じる⾼学歴だけど恋愛偏差値の低い“⾮モテ系・婚活男”の園⽊、田中圭演じる結 婚願望のないイケメン“バツイチ・⻭科医”の⽮⽥部。

さらに、臼田あさ美演じるタカコの婚活を⾒守る親友・ケイコ。圧倒的共感を呼んだ、「婚活の現実」を描いた衝撃コミックを 『勝手にふるえてろ』の大九明子監督×脚本じろう(シソンヌ)の 異色タッグ&豪華キャストで、待望の実写映画化となりました。

公開情報

公開情報
公開情報

■『美人が婚活してみたら』
公開:2019年3月23日(土)、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか、全国公開
URL:http://bijikon.official-movie.com/
監督:大九明子(おおく あきこ) 原作:とあるアラ⼦「美⼈が婚活してみたら」(連載:まんがアプリVコミ、刊⾏:⼩学館クリエイティブ)
脚本:じろう(シソンヌ)
出演:⿊川芽以 臼田あさ美 中村倫也 / 田中圭 村杉蝉之介 レイザーラモンRG 市川しんぺー ⽮部太郎(カラテカ) 平田敦子 / 成河
製作:吉本興業 制作:よしもとクリエイティブ・エージェンシー、テレビ朝日
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント
配給:KATSU-do
宣伝:ブロードメディア・スタジオ

黒川芽以さん&大九明子監督インタビュー

黒川芽以さん&大九明子監督インタビュー
主演女優の黒川芽以さんと大九明子監督

『美人が婚活してみたら』で、恋に結婚に悩む主人公タカコを演じる黒川芽以さんと、 『勝手にふるえてろ』の大九明子監督、ガールズトークのようなインタビューの模様をレポート。本作を観た記者から、新宿の”LOVE”など、特徴的なロケーションをどのように決めたか?という問いに、大九監督は「これまで都内の映画はたくさん撮ってきたんだけど、渋谷のスクランブル交差点のようなベタな場所では撮りたくなくて、都内の自分が生きている目線の中で見えるチャーミングな…、いっぱい手あかがついていて、薄汚れているんだけど、うっすら光り輝くような場所が好きなんです」とコメント。「なので、新宿の”LOVE”はこれまで選択肢にもなかったんですけど、スタッフから写真がきたときに、”これだ!”って思っちゃったんですよね(笑)」と続けました。

新宿アイランドタワーのシンボル的モニュメント「LOVE」
新宿アイランドタワーのシンボル的モニュメント「LOVE」

「後にも先にもこの作品でしかこの場所は使わないぐらいの相性を感じて、ベタだけども使いました。実際に行ってみたら、今まで軽視していてゴメンナサイ!というぐらいステキな場所。くぐれますし(笑)」と新宿のシンボルについての認識をあらためたエピソードを披露。

1995年に設置された、新宿のシンボル的モニュメント”LOVE”は、ニューヨーク6番街にある世界的にも有名な”LOVE”と同じ、アメリカの美術家、ポップアート作家のロバート・インディアナ作。右へ傾いた”O”も特徴のひとつ。本作『美人が婚活してみたら』でも、黒川芽以さん演じるタカコが、待ち合わせ場所として使っています。

「駅の改札」にロマンを感じる、と話す黒川芽以さん
「駅の改札」にロマンを感じる、と話す黒川芽以さん
改札の外と中ではそれぞれロマンが…
改札の外と中ではそれぞれロマンが…

記者からの、ロマンを感じる待ち合わせ場所は?という質問に対し、黒川芽以さんは「わたしは駅の改札!ほどよく人が集まるところに、(相手が)来る感じがステキだなと思う。(仕事が)終わってすぐ!というイメージもあって、この電車かな、次の電車かなっていうドキドキ感がたまらないです」と回答。作中のタカコと園木(中村倫也)も上野駅界隈をよく待ち合わせに使うシーンが見られましたので、作品を越えて、素の黒川芽以さんも駅を選びました。

これを受けて、大九監督も「駅っていわれてハッと思い出しましたが、昔まだ携帯とかもない時代は、駅の伝言板を使っていたんです。大学が明治だったので、お茶の水とか飯田橋とかよく使ってました」と、恋人との待ち合わせに伝言板を使っていた思い出を披露。女性ならではの視点で語られる、”駅”の知られざる魅力に興味が尽きません。

モン・サン=ミシェル
モン・サン=ミシェル

地球の歩き方らしく、黒川芽以さんと大九明子監督が今イチバン行きたい場所を質問。「モン・サン=ミシェル!」と迷いなく答える黒川芽以さん「フランスというか、モン・サン=ミシェルに行きたいです!ずっと憧れている場所です」と回答。女優という仕事柄、まとまった休みを取りにくいという黒川さんは老後に思いを馳せながら「昔、吉祥寺を歩いていたときに、ロマンスグレーのおじいさんおばあさんがいたんです。スーツケースを引いてロングコートを着て、おじいさんのほうはハットを被って、雰囲気ある二人が前から歩いてきたときに、すごくかっこいいなって。それを見て以来、“老後は夫婦で旅行”に憧れてます」と将来の計画まで教えてくれました。

ガールズトークのように盛り上がる二人
ガールズトークのように盛り上がる二人
マドリードのプエルタ・デル・ソル広場
マドリードのプエルタ・デル・ソル広場

同じ質問に対し大九監督「実は30歳になる前ぐらいに、海外一人旅をしたことがあるんです。ヨーロッパ方面を、地球の歩き方をもって。そのときに、イタリアに行きそびれたけど、昨年、映画祭で機会があっていってみたら、自分に合う場所ということがわかったんです。食べ物も合うし、動物にも好かれるし(笑)当時、スペインも性に合うと感じていたんですが、海外慣れしていなくて、ゆっくり見たかったので、もう一度訪れたいですね。マドリードかな」と、いいながらも、毎晩フラメンコを観に行っていたという大九監督からのコメントでした。

読者プレゼントのお知らせ

読者プレゼントのお知らせ
サインの位置もこだわりました!

今回、『美人が婚活してみたら』2019年3月23日(土)、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか、全国公開を記念して、主演のタカコ役を演じる黒川芽以さん、大九明子監督の直筆サイン入り非売品のマスコミ用プレスを、この記事をご覧いただいた方の中から抽選で3名様にプレゼント!この記事の「お気に入り」をクリック、タップしてからご応募ください!

ご応募はこちらから。
※応募期間:2019年3月21日(木)~4月14日(日)
※ご当選者の発表は賞品の発送をもって代えさせて頂きます。

タカコとケイコの”女子会”居酒屋

タカコとケイコの”女子会”居酒屋

『美人が婚活してみたら』作中で、タカコとケイコが悩み相談や時にはケンカなどもする密度の濃い”女子会”を何度も開催している、間接照明具合が心にやすらぎを与える、いい感じの居酒屋。実は存在しています。新宿三丁目の甲州街道沿いにある「浪曼房」さん。昭和61年(1986年)にオープンした同店は、タカコやケイコと同じ時代を過ごしている、趣あるお店。本作を観て、二人の気分で訪れてみるのも楽しいかも!?

■浪曼房 (ろうまんぼう)
URL:http://www.chirinbou.com/
住所:東京都新宿区新宿3-35-3 君嶋ビル B1F
電話:03-3352-1991
営業時間:火~金 17:30~02:00(L.O.01:00)
土・日・祝 16:30~02:00(L.O.01:00)
※日曜営業 ※月曜定休

初日舞台挨拶レポート

初日舞台挨拶レポート
初日舞台挨拶レポート

公開初日を迎えた3月23日(土)、都内某所でおこなわれた初日舞台挨拶。
主演の婚活美人を演じた、黒川芽以さんをはじめ、親友役の臼田あさ美さん、
お相手役の園木を演じた中村倫也さん、田中圭さん、そしてメガホンをとった
大九明子監督、脚本を担当したじろうさん(シソンヌ)が登壇しました。

脚本家デビューとなるじろうさん
脚本家デビューとなるじろうさん

美人の登場にざわめく会場は、「美人の黒川です」という、黒川芽以さんの渾身の挨拶からトークショーがはじまりました。

本作について、大九監督は、「タイトなスケジュールの中で、この映画を撮る、ということになったときに、信頼のおける馴染みの俳優、ずっとご一緒してみたかった俳優、密かにファンだった臼田あさ美さんというゴールデンメンバーで撮ることができました」とコメント。

本作で脚本家デビューとなるじろうさん(シソンヌ)は、「自分にとって運命的な作品」と語り、脚本を書く上でのこだわりについて聞かれると、「コントでの自分がどうボケるかなーってイメージして園木(中村倫也)を書いていたんですが、ルックスが良い分、僕よりもおもしろいしかわいくなっていて悔しかったです(笑)」とコメントしました。

奥手で冴えない感じの園木を演じる中村倫也さんと、女慣れしているモテ男、矢田部を演じた田中圭さんには男性役のこだわりについて問われると、「園木は女性にとっては、物足りないかもしれないけど、こういう人に恋をしてほしいなと、世の中の女性のみなさんに思いを込めて…」とコメントし、田中圭さんのほうを見ながら「だめですからね、あーゆー男は!」と続けました。やり玉に挙げられた矢田部(田中圭)からも「だめですよー!ほんとに!(笑)」と警笛を鳴らすシーンも。

婚活を通して女性が成長していく物語
婚活を通して女性が成長していく物語

最後に黒川芽以さんから、「タイトルはキャッチーですけど、婚活を通して女性が成長していく物語で、未婚の方も既婚の方もいろいろささることがあったら嬉しいなと思います。この映画を通して、婚活のイメージがポジティブなものだと感じました。なので世間的にもポジティブととらえてくれればいいなと思います」と締めくくり、大盛況の初日舞台挨拶を終えました。

筆者

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