リヴァプールを舞台に描いた、実在した女優と若手俳優の恋を描く映画『リヴァプール、最後の恋』探訪

公開日 : 2019年03月12日
最終更新 :
映画『リヴァプール、最後の恋』
映画『リヴァプール、最後の恋』

女優として生きた、恋に生きた。実在したオスカー助演女優賞に輝いたこともある、グロリア・グレアムと若手舞台俳優の歳の差もキャリアの差も超えた恋を実話を基に描いた映画『リヴァプール、最後の恋』の、2019年3月30日(土)、新宿武蔵野館、YEBISU-GARDEN-CINEMA他ロードショーを記念した特別企画、リヴァプールへ行こう!をお届けします。

リヴァプールを舞台に描く感動のラブストーリー

リヴァプールを舞台に描く感動のラブストーリー
リヴァプールを舞台に描く感動のラブストーリー

女優として生きた、恋に生きた。オスカー助演女優賞に輝いたグロリア・グレアムと若手舞台俳優の歳の差もキャリアの差も超えた恋を実話を基に描く映画『リヴァプール、最後の恋』。

ピーター・ターナーが1987年に発表した同名の回顧録を映画化。『悪人と美女』(1952)でオスカー助演女優賞に輝いた往年の大女優グロリア・グレアム(1923-1981)。1950年代ハリウッドで活躍し、4度の結婚歴を持つ自由奔放な女優。最後まで女性として、女優として生き抜いたグロリアと駆け出しの若手舞台俳優ピーターの最後の恋を、イギリスのリヴァプールを舞台に描いた感動のラブストーリーです。

▷【関連記事】【読者プレ】女優グロリア・グレアムと若手舞台俳優の恋を実話を基に描く映画『リヴァプール、最後の恋』

パブ「ザ・クラック」(Ye Cracke)

パブ「ザ・クラック」(Ye Cracke)
パブ「ザ・クラック」(Ye Cracke)

作中で、ピーターがグロリアを自宅に連れて戻ったあと、ピーターと父親が親密に語り合うシーンには、実在するパブ「ザ・クラック」(Ye Cracke)が使われています。「あのグロリアが、リヴァプールの我が家で一緒に飯を食べてるなんて」父親が若りし頃の銀幕のスターが現れたのだから、驚くのも無理はない?

パブ「ザ・クラック」(Ye Cracke)外観
パブ「ザ・クラック」(Ye Cracke)外観

Boing! said Zebedee [Public domain], via Wikimedia Commons

■Ye Cracke
住所:13 Rice St, Liverpool L1 9BB イギリス
電話: +44 151 709 4171

「フィルハーモニック・ダイニング・ルーム」(Philharmonic Dining Rooms)

「フィルハーモニック・ダイニング・ルーム」(Philharmonic Dining Rooms)
「フィルハーモニック・ダイニング・ルーム」

こちらは、打ち解けたピーターとグロリアが親しげに飲みに行くロンドンのパブ「フィルハーモニック・ダイニング・ルーム」実際に二人が訪れたパブの代役として、この華麗な外観を持つパブが選ばれました。

「フィルハーモニック・ダイニング・ルーム」外観
「フィルハーモニック・ダイニング・ルーム」外観

Rodhullandemu [CC BY-SA 4.0], via Wikimedia Commons

■The Philharmonic Dining Rooms
住所:36 Hope St, Liverpool L1 9BX イギリス
電話: +44 151 707 2837
URL:公式サイト

「ザ・プレイハウス」(Liverpool Playhouse)

「ザ・プレイハウス」(Liverpool Playhouse)
「ザ・プレイハウス」

リヴァプールで最も重要なロケーションの一つが、有名な劇場「ザ・プレイハウス」です。ここでは、ピーターとグロリアがシェイクスピアの往年の名作「ロミオとジュリエット」の一節を読む感動的なシーンが撮影されました。

「最初にアネット(グロリア役)とリバプールを訪れた時、ザ・プレイハウスに行きました」とマクギガン監督は振り返りながら語り、「入ってすぐに、製作のバーバラが『ここで絶対に撮りましょう!』と言いました。そのシーンはほかの場所でも撮影できるけれど、ザ・プレイハウスは独特の風情があって非常に素晴らしかったので、そこで撮影することにしました。この映画でザ・プレイハウスは大きな役割を担っています」とコメントしています。

ザ・プレイハウス外観
ザ・プレイハウス外観

予告編映像にも観られる、女優と俳優らしい舞台でのシーンは必見です。 1866年に建造された歴史ある劇場、ぜひ足を運んでみてください。

■Liverpool Playhouse
住所:Williamson Square, Liverpool L1 1EL イギリス

美しいリヴァプールの街へ

美しいリヴァプールの街へ
映画と同じ場所を歩いてみよう
テート・リヴァプール
テート・リヴァプール

リヴァプールといえば、有名なロックバンド「ビートルズ」が生まれた港町として世界的にもその知名度は高いです。曲にも使われたペニーレインやストロベリー・フィールドをはじめ、ビートルズ由来の観光地もあり、その美しい景観の街そのものがユネスコ世界遺産に登録されています。(リヴァプール-海商都市)博物館、美術館など文化施設も豊富なリヴァプール、夫婦で、恋人で、ぜひ散策してみてください。

主題歌はエルビス・コステロ「You Shouldn’t Look At Me That Way」

主題歌はエルビス・コステロ「You Shouldn’t Look At Me That Way」
主題歌はエルビス・コステロ

本作のために主題歌「You Shouldn’t Look At Me That Way」を書き下ろしたコステロは、リヴァプールの出身。PVはポール・マッカートニーの娘・メアリーが監督。「脚本を読んで、魅了されたよ」と語るコステロは、「2人はこんな優しい曲がぴったりの恋に落ちるが、“そんな目で見つめないで”という歌詞が示す通り、とても切ないストーリーだよ。」と語っています。ピアノの音色とコステロの色気漂う歌声が、ロマンチックで切ない2人の恋の最後を締めくくります。本記事でも紹介している「ザ・プレイハウス」(Liverpool Playhouse)で撮影された主題歌も併せてお聴きください。

非売品プレスプレゼントのお知らせ

非売品プレスプレゼントのお知らせ
非売品プレスプレゼントのお知らせ

今回、『リヴァプール、最後の恋』2019年3月30日(土)、新宿武蔵野館、YEBISU-GARDEN-CINEMA他ロードショーを記念して、この記事をご覧いただいた方の中から抽選で3名様に、非売品のマスコミ用プレスシートをプレゼント!この記事の「お気に入り」をクリック、タップしてからご応募ください!

ご応募はこちらから。
※応募期間:2019年2月28日(木)~2019年3月17日(日)
※ご当選者の発表は賞品の発送をもって代えさせて頂きます。

■『リヴァプール、最後の恋』
URL:liverpool-movie.com
2017年/アメリカ/英語/カラー/シネマスコープ/5.1ch/105分/字幕翻訳:栗原とみ子
© 2017 DANJAQ, LLC. All Rights Reserved.
配給:キノフィルムズ/木下グループ

筆者

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