荘厳な世界遺産・英国国教会の総本山「カンタベリー大聖堂」
前回の記事でご紹介した貴婦人の城とも呼ばれる「リーズ城」に行った時は、ドーヴァーとカンタベリーも見て回れる日帰り観光バス・ツアーを利用しました。
彼方はフランスというドーヴァー海峡に面した、白い岸壁が美しいドーヴァーも訪れて良かった場所の一つですが、カンタベリー大聖堂は更に圧巻でした!
カンタベリー大聖堂とは?
ここには7世紀からアングロサクソン式の聖堂があったものの、後にノルマン朝を治めた「征服王」ウィリアム一世によってロマネスク様式で再建築。更に1379年以降にゴシック様式で建てられたものも追加されて、現在に至ります。
1170年に政教分離で対立したヘンリー2世によって暗殺された大司教トーマス・ベケットを祀る廟もあり、今でも巡礼者の聖地。14世紀にジェフリー・チョーサーが著した「カンタベリー物語」も、この大聖堂への巡礼者たちのお話です。
私たちが行った時は、偶然にも奥の祭壇では結婚式が行われていました。でも広大なスペースを有するので、その間も観光者や礼拝者が自由に出入りしていましたよ。
日本語で書かれたパンフレット
聖堂の入り口付近にはインフォメーション・デスクやお土産コーナーもあり、また各国語に訳されたパンフレットも置いてあって・・・日本語版もあるのが、ちょっと嬉しかったです。
さて、そろそろ大聖堂の見学を終えて、カンタベリーの街を散策しましょうか?という前に、お土産ショップにも寄り道してみます。
お土産ショップ
大聖堂の周辺は、その昔から巡礼者を中心に宿屋やパブなどで栄えてきた場所。そんな風情たっぷりの街並みも鑑賞しながら、ゆっくり散策をどうぞ。
【データ】
カンタベリー大聖堂 (Canterbury Cathedral)
住所:Cathedral House, 11 The Precincts, Canterbury CT1 2EH
Tel:01227-762-862
URL:http://www.canterbury-cathedral.org/
筆者
イギリス特派員
小野雅子
在英30年を過ぎました。初めてイギリスへいらっしゃる方にも分かりやすいロンドン観光&文化情報を中心に、イギリス各地やヨーロッパの情報もご案内いたします!
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