生き悩む8人の〝サエないおじさん″がシンクロチームを結成!映画『シンク・オア・スイムーイチかバチか俺たちの夢ー』

公開日 : 2019年05月16日
最終更新 :
映画『シンク・オア・スイム』
映画『シンク・オア・スイム』

フランスで動員400万人突破!ミドルエイジががんばる、実話を基にした、おじさんシンクロチームが巻き起こる、七転八起の生き様改革!映画『シンク・オア・スイム』は2019年7月12日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開。

『シンク・オア・スイム』ストーリー

『シンク・オア・スイム』ストーリー
『シンク・オア・スイム』ストーリー

【ストーリー】
生き悩む8人の〝サエないおじさん″がシンクロチームを結成!
狙うメダルは、プールでも金!人生でも金!?

2年前からうつ病を患い、会社を退職して引きこもりがちな生活を送っているベルトラン(マチュー・アマルリック)。子供たちからは軽蔑され、義姉夫婦からも嫌味を言われる日々をどうにかしたいと思っていたある日、地元の公営プールで「男子シンクロナイズド・スイミング※」のメンバー募集を目にする。途端に惹きつけられたベルトランはチーム入りを決意するが、そのメンバーは、妻と母親に捨てられた怒りっぽいロラン(ギョーム・カネ)、事業に失敗し自己嫌悪に陥るマルキュス(ブノワ・ポールヴールド)、内気で女性経験のないティエリー(フィリップ・カトリーヌ)、ミュージシャンになる夢を捨てられないシモン(ジャン=ユーグ・アングラード)など皆、家庭・仕事・将来になにかしらの不安を抱え、ミッドライフ・クライシス真っただ中の悩めるおじさん集団だった!

元シンクロ選手のコーチ、デルフィーヌ(ヴィルジニー・エフィラ)のもと、あらゆるトラブルに見舞われながらもトレーニングに励むおじさんたち。そして無謀にも、世界選手権で金メダルを目指すことになるのだが・・・!?


日本の男子シンクロ映画といえば、夏の風物詩でもある『ウォーターボーイズ』を思い出しますが、フランス版はまさかのミドルエイジ!がんばるミドルの雄姿をぜひご覧ください。

※2017年7月22日、国際水泳連盟が種目名を「シンクロナイズド・スイミング」から「アーティスティックスイミング」に変更すると発表。伴い、日本水泳連盟も2018年4月1日から種目名等を「アーティスティックスイミング」に一斉に変更した。

主演はマチュー・アマルリック

主演はマチュー・アマルリック
マチュー・アマルリック

今作で引きこもりのニートおじさんを演じるのは、2005年公開『ミュンヘン』や、2016年、黒沢清監督『ダゲレオタイプの女』に出演した、マチュー・アマルリック。演じたベルトランという冴えない男の魅力についてこう語ります。

「オーソドックスな夫婦の形ではなく、妻に支えられ愛されながら抗うつ剤を飲んでいる失業中の男性という僕の役のアイデアはとても美しいと思いました。また、観客は彼を通して物語を見つめることができます。作品と観客の「渡し船」のような存在でいることも気に入りました。」

8人のおじさんたちの水着姿について、誰が一番似合っていたか?という質問にマチューは、「まず、全員がそれぞれ特技を持っていました。素晴らしいダンサーであるフィリップには優雅さがあります。誰よりも居残りトレーニングをしていたギョームはものすごい努力家ですし、ポールヴールドは怠けているように見えて、実はこっそりとトレーニングをしていました。そのなかで最も水着が似合っていたのは、アングラードですね。彼は本当に美しいです!彼は熊のように毛深いフィリップの背中の毛を剃ってあげていました。僕たち全員がお互いに強い影響を受け、それもとても美しいものでした。」とコメントしました。

公開情報

公開情報
おじさんシンクロチームに世界中が熱狂した!

本国フランスで公開されるやいなや、わずか1日で16万人を動員し、興行ランキング堂々の第1位スタートをきった本作。その勢いはとどまることを知らず、公開6週目にして動員400万人を突破。本作の原題『Le grand bain』は「大浴場」の意。英題『SINK OR SWIM』は「いちかばちか」の意。この作品は、人生の折り返し地点を過ぎ、家庭、仕事、将来 etc で生き悩む8人のおじさんたちが、“大浴場(プール)”を舞台に、“いちかばちか”の再起に挑む姿を描いたヒューマン・コメディです。


■『シンク・オア・スイムーイチかバチか俺たちの夢ー』
URL:http://sinkorswim.jp/
監督:ジル・ルルーシュ
出演:マチュー・アマルリック、ギョーム・カネ、ブノワ・ポールヴールド、ジャン=ユーグ・アングラード
©2018 -Tresor Films-Chi-Fou-Mi Productions-Cool industrie-Studiocanal-Tf1 Films Production-Artemis Productions


筆者

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