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【TIFF】北京・ヤンゴン・東京、旅で見つけた大切なもの。アジア三面鏡2018JOURNEYレポート

2018年10月27日

東京六本木で開催中の第31回東京国際映画祭。各国のさまざまな映画作品を鑑賞できるイベントですが、会期中に開催されるイベントも魅力のひとつ。今回は、日本を含むアジア3か国を代表する若手新進気鋭の監督が、ひとつのテーマをもとにオムニバス映画を共同制作するプロジェクト「アジア三面鏡」にフォーカスします。2018年のテーマは「JOURNEY」。旅をテーマにしたオムニバス作品に注目です。10月27日、六本木ヒルズでおこなわれた3監督によるシンポジウムの模様とともに、レポートします。

『アジア三面鏡2018:Journey』

『アジア三面鏡2018:Journey』

シリーズ第2弾となる2018年は日本、中国、インドネシアの気鋭監督3名が参加しました。『アジア三面鏡2018:Journey』では”旅”をテーマに若手監督がそれぞれの個性で感性豊かな作品を仕上げました。さまざまな国のスタッフ、キャストが集結した本作では、中国、ミャンマー、日本を旅する人々を描き出しています。また、全作品共通キャストとして、インドネシアの国民的俳優ニコラス・サプットゥラさんが出演しています。本作は東京国際映画祭会期中以外にも、2018年11月9日(金)〜11月15日(木)、新宿ピカデリーほかで限定ロードーショー。

▪️この写真の映画
・アジア三面鏡
タイトル:アジア三面鏡2018:Journey
URL:https://2018.tiff-jp.net/ja/lineup/film/31TFM01

『海』 監督:デグナー

『海』 監督:デグナー

【ストーリー】
中国・北京を出発して車で何処かへと向かう母親。電話で不動産売買について話し込み、常にせわしない母。寺院や親戚の家を訪ね目的地になかなか行こうとしない。娘は不機嫌そうに無関心な態度を示し続ける。やがてふたりは、最近亡くなった父のこと、親戚との関係をめぐり口論の末、怒りを爆発させる。そうしてたどり着いた海で二人がとった行動とは。

というストーリーです。普遍的な親子の問題、現代中国特有の人間模様が浮き彫りとなる人間ドラマ。主演は高い演技力に定評のあるベテラン女優チェン・ジンと実力派若手女優ゴン・チェ。

シンポジウムで明かされた物語の舞台(撮影地)は、中国の山東省。本作について、他2作品の監督はそれぞれ、「役者が魅力的。親子のかけあいが印象的で良いシーン」(松永監督)、「脚本の明確化、キャラクターのもつ設定、ディティールが素晴らしい作品」(エドウィン監督)とコメント。

『碧朱』 監督:松永大司

『碧朱』 監督:松永大司

【ストーリー】
旧い町並みが残る一方で民主化と経済発展が急ピッチで進むミャンマー・ヤンゴン。市内をゆったりと走る環状列車に乗り、外の風景を眺める日本人・鈴木。同じ電車に乗り合わせた男に、自分が環状線の速度を倍化する鉄道整備事業に携わっていることを話すと、なぜ速度を上げる必要があるのかと問われ・・。

というストーリーです。街の進化と喪失を背景に主人公・鈴木の心の機微を色彩豊かな映像で描き出しています。主演は今、最も勢いのある俳優、長谷川博己。ヒロインは監督が現地で発掘した現役大学生の新人、ナンダーミャッアウン。

シンポジウムでは、「自分たち(日本人)にしか見えないミャンマーを描いた。ミャンマーは撮影の許可がスムーズなので、記録メディアとしても広い(ミャンマーの)絵を撮影できたのは良かった。長谷川博己さんには、役というよりドキュメンタリー風な自然体で演じてもらいました」とコメント。

『第三の変数』 監督:エドウィン

『第三の変数』 監督:エドウィン

【ストーリー】
舞台は東京。スーツケースを転がし宿泊先へ向かうインドネシア人夫婦、セカールとエディ。彼らを迎えた民泊の主・ケンジは現代のアジア人カップルについて研究するコンサルタントを名乗り、彼らに協力を求める。戸惑う夫婦だが、いつの間にかケンジのペースに巻き込まれ・・。

というストーリーです。エドウィン監督独特のシュールなタッチで展開される不思議な物語。主演は三作品共通キャストでもあるインドネシアの国民的俳優ニコラス・サプットゥラ、同国の人気女優アグニ・プラティスタ、実力派俳優オカ・アンタラ。

シンポジウムでは、「撮影は大雪が降った日の東京の自由が丘、等々力渓谷でおこないました。作品では、現在、過去、未来の”時”を描き、進化と過去への恐れを表現しました。」とコメント。

10月27日におこなわれた3監督によるシンポジウム

10月27日におこなわれた3監督によるシンポジウム

3作品に共通するテーマは、『Journey』。「お互いがお互いの鏡になっている」とコメントするデグナー監督の言葉どおり、アジア三面鏡と銘打たれた新進気鋭の各国の監督が描き出すアジアの今を劇場でご覧ください。

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