海外旅行・観光情報の「地球の歩き方」TOP >ニュース&レポート >グルメ >中東 >アラブ首長国連邦 >ドバイ >前菜からデザートまで!ドバイで食べたいアラブ料理10選

お気に入り

※この記事が気に入った方はクリック

前菜からデザートまで!ドバイで食べたいアラブ料理10選

2020年01月14日

文字どおり「人種のるつぼ」のドバイには、レストラン巡りだけで世界旅行を楽しめるほど多種多様な国や地域のレストランがあります。そんななか、ドバイらしいものとはいったいどのような料理なのでしょうか? 辛い? 米? パン? 何肉? 湧き出る「?」をひとつずつ解決しながら、前菜からデザートまで紹介していきましょう。

アラブ料理ってどんな料理?

アラブ料理は前菜が豊富 ©iStock

ドバイで食べられるおもな料理は、いわゆる「アラブ料理」です。「アラブ」とひと言でいえどアラブ地域は広く、その分、料理の種類も多岐に渡ります。また、オスマン帝国に支配された歴史や多文化の影響を受けやすい陸続きの立地も相まって、周辺地域(トルコやイランなど)の料理も日常的に食べられています。

ドバイには「ドバイ(UAE)の家庭料理」がありますが、旅行者がレストランで口にするアラブ料理は、その多くがレバノン共和国由来の「レバニーズ」と呼ばれるものです。レバニーズは、豆や野菜をよく使います。サラダは、オリーブオイルとレモンでさっぱりと仕上げるものが多く健康的です。また、スパイスの塩梅が万人受けしやすく、「洗練されている」と表現されることがしばしば。ちなみに、ここでいうスパイスは「辛い」ではなく「香草を使う」という意味で、タイムやカルダモン、コリアンダー、オリーブなどが使われます。また、この上の写真にあるように、前菜の小皿がたくさん並ぶ様子もレバニーズならではの光景です。

それでは、前菜からデザートまで、レバノン風アラブ料理の数々をみていきましょう。

(1)ほくほく!ポカポカ!身体に優しい「レンチルスープ」

メニュー表のトップバッター「レンチルスープ」 ©iStock

「レンチルスープ(Lentil Soup)」は、レンズ豆に、にんじんやたまねぎなどが入ったアラブ料理の定番スープです。メニュー表のトップバッターに載ってくることが多いでしょう。レンズ豆は保存が効いて栄養価も高く、スーパーフードとしても人気のある食材です。スーパーマーケットには、各メーカーがレンチルスープの素を販売しているので、お土産に買ってもいいですね。

(2)注文必須!前菜の代表格「フムス」と「ムターバル」

あっさりしていて食べやすい「フムス」と「ムターバル」

上の写真右奥が「フムス(Hummus)」、手前が「ムターバル(Moutabal)」です。中央にオリーブオイルを浸す盛りつけ方が定番です。フムスは柔らかく煮たひよこ豆を、ムターバルは焼き茄子をペースト状にしたものです。いずれもタヒニ(Tahini)と呼ばれる胡麻ペーストを加えているため舌触りはまろやかで、日本食に通じる風味です。次に紹介するアラビックパン「フブス(Khubz)」や野菜スティックをディップするのが定番の食べ方です。

(3)香ばしいアラビックパン「フブス」

ふんわり食感に手が止まらない「フブス」

突き出しのような感覚で前菜と共に提供されるのが「フブス(Khubz)」というアラビックパンです。アラビックパンには、薄いパンからふんわりパンまで地域によって種類がさまざまありますが、フブスはレバニーズ(レバノン風)で出されるふんわりパンです。中は空洞になっていますが食感はふんわり、焼きたての小麦の風味がクセになります。子供たちにも人気です。

(4)パセリをふんだんに使ったサラダ「タブーレ」

オリーブとレモンでさっぱり仕上げた「タブーレ」 ©iStock

フムスとムターバルに並び前菜としてよく注文されるものが、パセリのサラダ「タブーレ(Tabbouleh)」です。みじん切りしたパセリをレモンやオリーブで味付けしています。アラブ地域、例えばシリアやレバノン、パレスチナなどはオリーブ栽培が盛んなため、オリーブオイルとレモンでさっぱりと仕上げたサラダが多いことはこの地域の料理の特徴のひとつです。

(5)歯ごたえと塩味がクセになる「ハルミチーズ」

食感が面白い「ハルミチーズ」 ©iStock

キプロス原産で、アラブ地域でも広く食される「ハルミチーズ(Halloumi)」は、日本ではなかなかお目にかかれない一品です。ヤギと羊の乳から作られるハルミチーズは、キシキシ(キュッキュッ? )という食感が特徴です。私も最初はその食感に驚いたものですが、その歯ごたえと塩味はだんだんとクセになり、近頃はフライパンでさっと焼いて食卓に上がるほど身近なチーズとなりました。ぜひお試しください。

(6)アラブ版コロッケ「ファラフェル」

片手で食べられるスナック「ファラフェル」 ©iStock

「ファラフェル(Falafel)」は、つぶしたひよこ豆やそら豆を揚げたコロッケです。そら豆も使うため中は少し緑ががっています。少しスパイスが効いているため、日本のじゃがいものコロッケとは似て非なるものですが、カリッと揚げた食感はコロッケを思い出さずにはいられません。

(7)苦手といわずに試してほしい!ジューシーな「ラムチョップ」

炭焼きの香ばしさとジューシーさがクセになる「ラムチョップ」 ©iStock

アラブ料理で食べられる肉といえば、子羊の肉「ラム肉(Lamb)」を想像する方が多いのではないでしょうか。食べたことがないけれど「苦手だな……」と思う人もいるかもしれませんが、ここに来たらぜひ挑戦してみてほしい一品です! ここで食べるラム肉は臭みが少なく、炭焼きの香ばしさとジューシー感に、これまでのラム肉への見方が変わるかもしれません。中東やトルコで食べる肉料理といえば串刺しスタイルの「ケバブ(kebab)」が有名ですが、ケバブはスパイスがかかることが多いので、そのまま炭焼きにする「ラムチョップ(Lamb chop)」でお試しください! 

(8)手軽に食べられるB級グルメ「シャワルマ」

食べ比べしたくなるラップサンド「シャワルマ」

何を食べよう? そんな時は「シャワルマ(Shawarma)」はいかがですか? シャワルマは、鶏肉や牛肉、子羊などの肉に、野菜やピクルスを加えて薄いアラビックパンで巻いたラップサンドです。レバニーズに限らず、アラブ系やトルコ系のレストランなら、だいたいメニューにあります。また、旧市街へ行けば店頭に置いている串刺しのかたまり肉をその場で削いでサンドイッチにしてくれるカフェテリアがたくさんあります。昼食をサクッと済ませたい時にもってこいの一品です。店によりスパイスの具合が異なるため、食べ比べしてみるのもまた一興でしょう。

(9)家庭的なおやつ「ルゲマート」

ひと口サイズでつい食べ過ぎてしまう「ルゲマート」 ©iStock

とにかく甘いアラビックスイーツ……。今回はそのなかから、日本人にも評判の高いと感じるふた品を紹介します。まずひとつ目は、アラビア湾岸地域の家庭でよく作られる伝統的なスイーツ「ルゲマート(Luqaimat)」です。カリカリに揚げたひと口サイズのドーナツにデーツシロップをかけたものです。カルダモンやサフランが隠し味として入っているため、プレーンのドーナツよりも黒糖ドーナツの方が近いようで近くないようで……。やはりアラブ地域独特の風味ですが、ほかのスイーツに比べると馴染みやすい一品でしょう。「ラマダンのイフタール(断食明け最初の食事)」の会場や「ナショナルデー(建国記念日)イベント」の会場では、伝統衣装に身を包んだアラブ女性が大鍋で大量のルゲーマートを揚げている姿をよく見かけます。

(10)ハマる人続出スイーツ「クナファ」

チーズがとろ〜りと伸びるのが美味しさの秘訣「クナファ」 ©iStock

ふたつ目のアラビックスイーツは、アラブ地域の広い範囲で親しまれているデザート「クナファ(Kanafeh」です。小麦粉を原料としたパリパリの細麺とチーズでできたスイーツで、フォークをさすとチーズがとろ〜りと伸びるくらい熱い状態でいただくのがおいしさの秘訣です。バターや砂糖がふんだんに使われているため甘そうですが、パリパリ×とろ〜りな食感とチーズのおいしさに気をとられ、甘みを忘れてハマる人が多いアラブスイーツのひとつです。レストランではもちろんのこと、スーパーマーケットでも量り売りされています。気軽に出合えるので是非一度試してみてください。

いかがでしたか。知らない味に出合えることも旅の醍醐味。日本では馴染みのないアラブ料理の数々かと思いますが、ドバイで新しい食に出合ってみてはいかがでしょうか。

お気に入り

※この記事が気に入った方はクリック

この記事のスポット

この記事のカテゴリ

PC版で表示

運営会社と個人情報保護について