世界中のチョコレート好きがフランス・パリに集まる!「サロン・デュ・ショコラ2018」の見どころ

公開日 : 2018年10月28日
最終更新 :
会場を盛りあげるチョコレート色のドレス
会場を盛りあげるチョコレート色のドレス

チョコレートラバーにとって待ちに待ったイベント「サロン・デュ・ショコラ2018(Salon du chocolat)」が近づいてきました。フランス・パリでの開催期間は、2018年10月31日(水)から11月4日(日)(※10月30日は前夜祭)まで。世界五大陸から集まったさまざまなチョコレートが一堂に会し、有名パティシエ・ショコラティエ、食関係者、メディア、食いしん坊の来場者が集まります。今回は、甘~い香りが漂う「サロン・デュ・ショコラ2018」の見どころを紹介します。

ワールドチョコレートマスターズ決勝をサロン内で開催

ワールドチョコレートマスターズ決勝をサロン内で開催
会場はチョコレート一色になる

「サロン・デュ・ショコラ2018」は、ワールドチョコレートマスターズのワールドファイナルのホスト会場になります。ワールドチョコレートマスターズとは、世界各国の予選を勝ち抜いたチョコレート職人がテーマごとにチョコレートを作り、世界一を決める世界大会です。決勝では20人のファイナリストが揃います。

まず、10月30日(火)のラウンド1、および11月1日(木)のラウンド2には、20人のファイナリストが参加します。そして2日間のラウンドを通して上位10人が選ばれ、11月2日(金)のラウンド3で、もっとも高得点を獲得した人がワールドチョコレートマスターズの勝者に輝きます。

ガストロノミーで輝く女性に焦点を当てる

ガストロノミーで輝く女性に焦点を当てる
ステージ上では多くの催しが

「サロン・デュ・ショコラ2018」では、情熱を持ってビジネスでサクセスストーリーを進む女性にスポットライトが当てられています。

「Elles(エル)」と名付けられたエリアでは、新しい女性パティスリーが集うほか、ロランス・アレマンノさん(Chocolatitudes)、アンヌ・フランソワーズ・ブノワさん(Benoît Chocolat)、アリックス・ボルノンさん(Les Belles Envies)などをはじめとして、多くの有名パティシエール・ショコラティエールが、各スタンドやイベントスペースに登場します。

「ジャポニスム2018」としての「日本」も充実

「ジャポニスム2018」としての「日本」も充実
多くの有名パティシエが来場する

2018年は日仏友好160年。これを記念してパリを中心にフランス各地では、「ジャポニスム 2018:響きあう魂」と題して、日本イベントが多く行われています。「サロン・デュ・ショコラ2018」でも日本により重点が置かれています。

今回は約20の日本の出展者が参加し、「サロン・デュ・ショコラ2018」が選んだ日本のガストロノミーを代表する著名なキープレーヤーたちが、各イベントを彩ります。サロン内の日本エリアでは、一般来場者およびメディア向けのマスタークラス、日本の食材とチョコレートのペアリングについてのワークショップも開かれます。

サロン内は子ども向けイベントが充実

サロン内は子ども向けイベントが充実
親子でチョコレートを楽しめる

「サロン・デュ・ショコラ」は、大人だけのイベントではありません。2018年に限らず「サロン・デュ・ショコラ」では、イベント期間中を通して子供向けの、楽しくてためになるおいしい無料のワークショップが用意されています。有名シェフを交えて、チョコレートの秘密やパティシエ技術の基本などが学べます。2017年は40,000人の子供が両親と一緒に「サロン・デュ・ショコラ」を訪れました。

一般来場に先駆けて特別体験できる前夜祭

一般来場に先駆けて特別体験できる前夜祭
華やかなオープニングイベントを体験

10月31日(水)の開催初日がどうしても待ちきれない(!?)という人は、3,000枚限定で販売される開催前夜(19:00〜)のオープニングイベントのチケットを押さえましょう。前夜祭のチケットの値段は35ユーロと一般日程の14ユーロより高いですが、心臓病の子どもたちのために寄付されます。

前夜祭にはガストロノミー関係者が多く来場するほか、2018年はフランスのエレクトロポップデュオのKIZも参加。オープニングイベントに華を添えます。一般日程とは一味違った体験ができます。

いかがでしたか。チョコレート好きには堪らないイベント「サロン・デュ・ショコラ2018(Salon du chocolat)」を紹介しました。イベント期間中にフランス・パリを旅行中の人はぜひ立ち寄ってみてください。

筆者

フランス特派員

守隨 亨延

パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。

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